初日の昼前から午後に掛けて、今回のメインターゲットであるカンパチの食いがたった。
下はJ2さんが3連発したうちの2匹。72cmと82cm。「入れたらすぐ釣れる」とご機嫌なJ2さん。
船はカンパチの魚影を捜して長時間の移動も辞さなかった。GPSとソナーでパヤオ・根回り・窪みを丁寧に拾っていく。
どこも水深90m。潮が速く、ラインは1回目で110mは出てしまう。以降どんどん斜めから水平に近くなり回収・再投入。
ジグがあまり斜めになると、垂直に上げて緩めてスライドさせながら落とすという本来の動きができない。食わない。
潮が速いから皆重いジグを使っており、回収時は腕が疲れて大変だ。
←73cm、68cm
カンパチは日本人にとってはハイエンドの魚。でも国際的には刺身で食わないので評価は低い。タイでの市場価格もね。
カンパチが食う泳層は底近く。あまり上ずってこないようだ。
そのかわり、これぐらいの型だと群れているようで、1匹釣れたら周囲に居るのがまた食う確率が高い。
誰かが釣ったら、休んでおらずに自分もすぐ投入するのが基本かな。
←ともに72cm
現在仲間内のレコードはコウジさんの89cm。彼の名乗るカンパチ大王の王位を襲うべく皆でシャクりまくった。
しかし70cm前後が殆どの中、コウチャンさんの87cmが最大という状況で王座奪取に失敗、コウジさんは防衛。
でもカンパチが全員に釣れて言うことなし。なかなかこういう機会には恵まれないものだが、船頭に感謝だな。
刺身を取ったあとのアラは翌朝のカオトム(お茶漬けのような煮込みご飯)の具になった。濃いコクが出て非常に旨かった。
place : Similan Islands, Thailand
fish : Amberjack
2012年2月16日木曜日
シミランジギング ③カンパチの部屋
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写真で改めてみると、名前の由来のカンパチの頭の線がくっきりでてていいカンジですね。
返信削除で、スロースターターはまだ登場してませんが何をしてたんですかね?
これだけカンパチが釣れるなんて日本では垂涎ものでしょう。
返信削除このポイントには、30kgとか40kgなんてカンパチもいるのでしょうかね。
食い渋く、大物狙いの巻きをすると釣れない。。。
返信削除J2さんが隣でどんどん掛けるので焦りました。
カンパチの頭のカオトムは旨かった。
最後に残った中骨は中乗りが屋上で干物にしてました。
あっ、よく見るといました。並み(73)のサイズだったので気が付かなかったんですね。
返信削除実は・・・皆さんカンパチでテンション上がって居ましたが、理由が良く分かってないんです。。。
返信削除もちろんカンパチが釣れた時も嬉しかったんですが、私にとっては他の魚も初めての魚ばかりだったので同じように喜んでました。
出来れば皆さんがカンパチがメインターゲットだという所以を教えて頂きたいんです。
訳の判らんうちに釣ってしまった私は幸運なのか不運なのか…?
環八はいいね!!デカイのが今一出ん!!もっとデカイのを!!
返信削除今度はデカイ半身を持って帰りたいな!
次何時行きましょう??
カンパチ大王さん、カンパチのフェイスラインは、プロレスのヒールのメイクみたいですな。
返信削除tokuhainさん、大きいのは水深200mの場所にタマカイと居るらしいです。
返信削除TAIYOさん、いつも生臭いバラクーダのカオトムでしたから、今回のは感激でしたね。
返信削除J2さん、それは釣って引きが強く、食べておいしく、見た目が美しく、あまり簡単に釣れず、買って高いからですな。日本基準で。
返信削除コウチャンさん、うんこの話かと思いました。いつもの。
返信削除次は5月初旬にイチかバチかで予約しましょう。
今回は大王の座を守らせていただき、ありがとうございました。
返信削除でも、皆で記録を更新したいですね。で、最後に一番でかいのを釣ります!!