2008年5月31日土曜日

サメサンで金魚入れ食い

2008.5.25の釣りのお話。
キャプテン・タンのマイボートでサメサンから出漁してきた。
メンバーは磯師noriさん、Basserよっちゃん(初登場)と僕。
大物竿(活きイカ)2本、小物竿3本で6:30に戦闘開始したのだが…。結果から言おう。15:30までやって惨敗。金魚入れパク。ハリに鈴なり。
 ↑金魚とは、尻尾の黄色いフエダイの幼魚under10cm。写真は次回。
ポイポイ放流してたらキャプテンが「持ってかえって食うからキープねっ」だと。
旨くないだろう、というと、10匹ぐらいをササっと三枚に卸し、刺身を出してきた。
金魚の刺身かいっ!ワサビ醤油じゃなくてニンニク唐辛子ライムナンプラーかいっ!
noriさんと僕は一口食べて「微妙ですね…」「要らないよね…」。残りはよっちゃんがパクパク一掃。
今まで泳いでいたイカの刺身も出してくれた。これは最強!タイ風タレでもばっちり。幸せ~。
さて、目立った釣果ははキャプテンが46cmと40cmのコロダイ、よっちゃんも40弱のコロダイ。これだけ。
30cm弱のハタや20cm級のいろんな魚はいーっぱい釣れたどね。
DSCN1905←餌です。
よっちゃんは小物仕掛で2度大型にぐいぐい持って行かれて、ともに5号のハリス切れ。残念だな~。
Basserのよっちゃん、海の魚の強い引きと雑魚の多さに、アメイジング・タイランドだった。
noriさんも歯のある魚にズバッと切られていた。僕はと言えば、かすりもしなかった。悲しいっす。
この日びっくりしたのはキャプテン・タンの釣りの上手さ。僕があげた仕掛でフエフキやフエダイを釣るのだが、
明らかに僕やnoriさんの10倍は釣る。倍じゃなく10倍。信じられないだろうけどこれ本当。
いやー何と言うか、海から滝のように魚が上がってくるんだよな、ちゃんとハリに掛かって。
落としで食わす、たるませて食わす、最初の誘いで食わす、自由自在。
もうね、海の中が見えてるんじゃないかと。神かと。うらやましいよ。
そのキャプテンの腕を以ってしても、イカ一匹掛け大物仕掛は終始沈黙。あまりの魚信の無さにずっと置き竿状態。
同じメンバー・同じ場所・同じ船で一週間後に来るぞ、という復讐の叫びが烏賊臭に満ちたサメサン港に響くのだった。
place : Samae San ~ Sattahip
fish : Painted Sweetlips

2008年5月20日火曜日

蘇州でケツギョを食う

2008.5/15~5/18の日程で中国に出張してきた。
仕事は16日までで、17日は延泊して蘇州・上海観光をさせてもらった。
蘇州は東洋のベニスと呼ばれているらしい。そこの寒山寺に連れて行ってくれるというではないか。
行く前に、僕が紙に「月落烏啼霜満天…」と張継の漢詩をすらすら書いたら、
中国人が「おお~っ、なぜ知っテルアルカ」と驚いた。
だって中学のとき習ったもん。テストに出るから勉強したもん。
本物の寒山寺は小ぶりな境内にぎっしりと新築の伽藍が並ぶ禅寺。団体さんいーっぱい。
鎌倉仏教はこういう所から伝わったのかと。日本の禅寺とあまりに違うので面白かった。
次は世界遺産の留園に連れて行ってくれた。
僕の頭に「リンリンランラン留園、〃、留園行って幸せ食べよう~♪」の歌がリフレインしたのは言うまでもない。
奇怪な形の石をふんだんに配した庭、意匠を凝らした飾り窓が連なる回廊。団体さんいーっぱい。
次は本物が一つも置いて無いCD・DVD屋さん。おお~日本のコピーが1枚5~20元。(75~300円)。
おのれがっ、いっぱい買ってしまったではないか、この無法者!
そして老舗料亭「松鶴楼」に行って、蘇州名物「松鼠桂魚」をいただいた。
桂魚は中国を代表する淡水フィッシュイーター、ケツギョのことだ。日本のオヤニラミと同じ科。カッコイイ!
背びれ付近を切り落とさずに三枚に卸し、賽の目を入れて揚げ、甘酢あんをかけるとこうなる。
一匹が138元(2,100円)。味は、タイランドのハタ唐揚と一緒だが、見事な料理だった。
夕刻上海に移動して、上海雑技団鑑賞。百聞は一見にしかず。カメラを構える暇さえ許さぬ大技の連続、
あまりの現実離れした凄いものを前から3列目で見てしまって、もうクラクラ。人間ここまで出来るのか!
僕も頑張らねば…(うそ)。
翌早朝に高速で浦東空港に向かう。子供の頃に夢想した未来都市が現実に広がっている。違うのは車が飛んでないだけだ。
と思ったら電車が浮いて飛んでいる。いや、中国にはかなわんね。この先本当に怖い。
頼むから世界のマグロ食べつくしたり、海を渡って攻めてきたりしないでね。

2008年5月17日土曜日

サメサン沖に大遅刻&バラシ釣行

2008.5.11の釣りのお話し。
この日は7人でサメサン発の6,500バーツの船をチャーターした。
早朝4:30にアパートを出発……の予定が、運転手が来ない。何回電話しても出ない。代わりの運転手到着が5:15。
同行いただけるEさんご一行3名を1時間も待たせてしまい、おまけに代替運転手はサメサンへの道を知らない…大遅刻。
さて、ようやく7時にキャプテン・タンの船で出港、最悪の出足。波穏やかで日差しは弱く涼しいのが救いかな。
それでも酔う人は酔う。仙さん、磯上がりすぐのコマセよろしく、船尾からドバーっと○○。魚乱舞で入れパク、のわけないでしょ。
この日のメンバーは、Eさん夫妻、Sさん、仙さん、磯師noriさん、Oさん、僕の7人。いやー賑やかなこと。
Eさんの奥さんは、自作の短ハリスサビキでバカスカとアイゴを釣りまくり。上手!
他の人は雑魚をぼちぼち。僕のワイヤー大物仕掛はイカが齧られて死亡するだけの繰り返しだ。
昼前に僕の5号ハリス小物竿の方に強い引きの魚がヒット、2回大きくのされてドラグから糸を出され、何とか巻いてきたのにフックアウト!
くっそー、2kg~3kgの手応えだったなあ。痛恨のハリ外れ、あ~あっ。
DSCN1884DSCN1885hata
昼食は助手が作った午前中のアイゴ・フエダイの唐揚とイカのバジル炒め。山盛りのご飯とともにいただきま~す。バリ旨。
昼食後、僕の大物竿に何かがヒット!ところが僕が船首・竿が船尾で、助手に竿を取られてしまった。これがバラクーダ80cm。
他には、Sさんがコロダイ40cmとハタの一荷、仙さんとEさん奥さんが大型バラシ3回、僕がキジハタ42cmといったところ。大物不発だった。
小物竿には、ハタ、プラーデーン、ヒトスジタマガシラ、フエフキなどが飽きない程度に掛かり、お土産は十分。
船賃は割り勘で1,000バーツ、一人でチャーターするのと大違いでお得だが、こんなに釣果も下がってしまっては、残念でならない。
次回はいつかな?これからのシーズン、海は荒れてくるけど、なんとか合間を縫って出漁したいぞ、サメサン沖。
バラクーダなど
place : Samae San ~ Sattahip
fish : Barracuda, Yellow Groper

2008年5月4日日曜日

サビキを作る

今日の釣りはキャンセルになってしまった。
前日の昼にキャプテンから電話があり、波風が強いから沖に出られず釣れないよ、と。
なんとご丁寧な。11日に順延予約させてもらった。
暇なので仕掛作りなど。
タイではどこの船頭も助手も「サビキは釣れるよ!持ってるか?」と言う。
もはやサビキの威力は世界的に有名なのでは?
但し、タイで売ってるのは粗悪品が多いので、自作に限る。
今日のは短竿用の全長120cm、エダス18cm、5号ハリス3本針。コレを6セット作った。
針はハヤブサの新アジ胴打11号。コレにフラッシャー10本とピンクのウーリーを装着。
ウーリーは胴打部分のキラキラを隠さないように、チモトを中心に短く巻いた。
よっしゃ~、アミエビそのものじゃ~、僕が魚なら一発でリアクションバイトじゃ~。
餌をつけるもよし、餌無しでショットガンもよし。来週が楽しみ!
(オイオイ、活きイカ1匹掛けで頑張るんじゃなかったの?)