2013年10月10日木曜日

日本海ジギング&エギング

KAZさんに頼んで、お仲間の釣行に参加させてもらった。
午前11:00に居組港から博文丸で出た。居組は兵庫県の北西端、鳥取県境にある漁村だ。
山陰海岸の荒磯がみるみる遠ざかり、3km程沖に出ただろうか。
本来企画は白イカ(剣先)だったが絶不調、釣り物は青物ジギング・アオリイカエギングの二本立てに変更となっていた。
沖は水深60m~80mの平坦な砂底、所々に根がある。6人一斉にジグを落としてシャクるが反応が無い。
船頭は「逆潮がきつい」とずっとぼやいている。普段東へ流れる潮が、西向きに。こうなると駄目なのかな?
ようやく14時近くなってKAZさんとOさんが50cm超のハマチを上げた。しかし続かず。
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船は東浜沖に移動して何度か「いい反応でてるよ!」という場所でシャクった。底近くでグィーン、懐かしいアタリだ。
STAY160gを咥えて上がったのはハマチ54cm。ようやくボウズを脱出したが、あとは小さなカサゴを追加しただけ。
隣の船も2人4匹と不調。16時、北西の波風でジギング撤収。皆棺桶のような巨大クーラーを持ってきたのにガックシ。
港内に避難してエギングをすることになった。
しゃあないなという気分で沈み磯に向かって投げると何とアオリイカが即乗ってきた。へへっ。
各自3杯ずつ程度釣った頃、日も落ちて暗くなり、風も止んだ。船頭が「30mの場所行くか!」とすぐ沖の沈礁へ。
船頭はここでアンカーして集魚灯を点けた。すごい明るさ!
初めのうちはエギを苦労してカウントダウンしたり、鉛スッテ付けたりと、水深30mの底を狙うが反応が無い。
暫くするとKAZさんが表層でアオリイカを掛けた。灯火の照らす範囲の外側や船べりの陰に浮いてきているようだ。
僕の前はダツばかりで全然駄目だったが、左舷のKAZさんは快調にアオリイカを上げる。
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ようやく僕の前にもアオリイカが大量に現れた。見えるやつはエギを追わない。遠投や船べりの陰にいるやつが抱いてくる。
今日イチのデカいイカは残念ながら足元でボテっと落としてしまった。あとに漂う大量の墨。く~っ!
次はサゴシ(サワラの若魚)の大軍団だ。50cmぐらいのペンペンなので誰も狙わないが、エギを噛み切っていく。閉口。
エギを2つサゴシ・ロストしたところでアオリイカは諦め。サゴシの下にサワラがいるかもとジグを落とした。
数回目、底でガツンと食った。サゴシ君達、ラインに噛み付かないでよ、と祈りながら上げる。サワラ?タイ?
浮いてきたのは茶色い魚体、何と予想外のカンパチ。小型だが嬉し~!ジグはボロボロのメタルフリッカー100g。
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船頭は21時過ぎまでみっちり釣らせた。アットホームで素敵な船だね。あまりの釣り時間の長さに帰りの運転ヘロヘロ(笑)
釣果は翌日から食卓へ。まずは刺身。脂コッテリのハマチ。くせが無くてコクがあるカンパチ、甘くてブリブリのアオリ。
さらにアラ炊き、ブリ大根、イカトマトソース、ゲソ塩バターと全部自家消費に大活躍。味わい尽くしたね。家族からも高得点。
ジギングが好調な時にまた行きたいな、居組。