2009年3月31日火曜日

ヘタレリール TICA TEAM ST16 復活なるか?

昨年9月に買ったST16という30ポンドクラスの両軸リールがある。→参照 : 新兵器購入TICA TEAM ST16
前回のサトゥン遠征で、サワラのファーストランを受け止めきれず、謎の故障(スプールがロック)をしてしまった。
思えば、ヘタレた釣暦のリールだ。上記以外にも下記のようなバラシが…
昨年11月、サメサンでメートル級のプラーチョンタレーを掛け、目の前まで浮かしながらラインカットでバイバ~イ。
今年2月、タルタオ島でメートル級のサワラを掛けながら、船頭のギャフ入れがしょぼいうちにフックアウトでバイバ~イ。
良型の魚と出会う所までは上々なのに、悉く取れないという、アンラッキー・へタレ。
DSCN3144
今回のスプールロックの故障、分解してみて驚いたね。心配してたメインギアやドラグはピンピンしてる。
何と、塩水侵入防止のガスケット(パッキンみたいなやつ)が、スプールと本体の間に挟まってロックしたのだ。
画像の右下側、スプールと本体との間から、黒いゴムがニョロニョロと見えるでしょ。これがガスケットの残骸。
サワラのファーストランで、この輪状のゴムが遠心力で膨張、本体に接触し、摩擦で引っ張られて
あらぬ場所に食い込んでしまった、というのが実情だろう。そもそも高速可動部にガスケットなんて設計ミスだな。
こんなガスケット要らん。塩水の飛沫がいくら入ろうとも、毎回綺麗に中まで掃除してやるからな。
よし、直ったぞ。今までのヘタレの汚名を、次回釣行で一気に払拭しておくれ、待ってるぜST16。

2009年3月27日金曜日

サトゥン弾丸ツアー ③旅程編

僕が一緒に行こうと呼びかけても、応えてくれる人は殆どいない。
しかし、ここの記事を見て、仲間内でタイ南部に行ってみたいと思う人は多いはず。
そういった方々のために、今回の弾丸ツアーの旅程表を載せておこう。海は僕だけのものじゃないしね。
ご覧の通り、結構余裕を持ちながら土日だけで行けるんだ。
今迄の失敗と学びを一杯注入して組んだ旅程だから、ちょとは参考になると思うぞ。
弾丸と言わず、長めの日程でたっぷり楽しんで、デカいのを釣ってきてほしいな。

21 Mar (Sat) 弾丸初日 22 Mar (Sun) 弾丸2日目
自宅発 3:50 Sriracha 起床 4:20  
空港着集合 5:10 Svannabhumi空港 宿チェックアウト 4:40  
チェックイン 5:20   パクバラ出港 5:45 干潮で出港遅延
離陸 6:50 FD3131 クラン島着・竿出 8:35  
着陸 8:15 Hat Yai空港 fishing time 7.5時間 タルタオ島への移動含む
ハジャイピックアップ 8:30 タクシー 納竿 16:00  
パクバラ着 10:10   パクバラ帰港 17:00  
宿手配・昼食・積込み     パクバラ発 17:30 おばちゃんソンテウ
パクバラ出港 11:00 C.Yebのロングテール 空港着チェックイン 19:30 Hat Yai空港
ブロン島着・竿出 12:00   夕食   空港2階
fishing time 6時間   離陸 21:05 FD3136
納竿 18:00   着陸 22:25 Svannabhumi空港
パクバラ帰港 19:20   空港ピックアップ 23:00  
夕食   Sita Office 自宅着 0:30 Sriracha
就寝 22:00 Best House 片付け完了 2:00  

そして、気になる費用はいかに?
今回はmomoさんと2人旅だったので、旅程のかなりの部分で費用をシェアしている。
その結果、飛行機・タクシー・宿泊・船チャーター代・飲食代・各種チップの全て込みで、バンコク基点の1泊2日、一人10,000バーツ丁度。
日本円にして一人27,000円。これだけ!これだけで、格別の非日常がガガーッと展開されるんだ。
どう?少しは行ってみたい気になった?
業者さんの営業妨害はしたくないが、これが現実なのよ。信じなさ~い。
費用をケチって釣れないのではなく、今は安さと貧果がたまたま同居してるだけだからね。今はね。お間違え無きよう!(爆)

2009年3月26日木曜日

サメサン 激流に沈黙

2009.3.28のfishingのお話。
サメサンのキャプテン・オンの船で6:00に出港。tokuhainさん、ミーさん、小泣爺さん、Mさん、リュージョンの5名だ。
キャプテン・オンは、出る前から「潮が速い、イカがでかすぎる…」とブツブツ。
さて、行きがけに、サメサンにもサワラが居るだろうと、マグナムラパラを2本曳いた。小泣爺さんもタコベイトをヒコーキで曳いた。
だめじゃ~。アタリ一回も無く、コ・サンチャラーム(鱶鰭島)に着いてしまった。
さあ、餌釣り。小泣爺さんと僕が艫で、tokuhainさんが右舷で大物仕掛を出す。ミーさんとMさんは小物専任、tokuhainさんは両刀だ。
ところが、ものすごい潮流。仕掛が着底しないじゃん。お祭りが多発するし。
チョンガームやプラーチョンタレーといった主要対象魚は一切出ず、バラクーダに仕掛をぐちゃぐちゃにされたり切られたりするだけ。
その後、4箇所回って、小物釣り部隊はコロダイやハタで何とか数を伸ばし、各自の用意したクーラーをほぼ埋めた。

DSCN3140 黄色がキャプテン・オン
しかし、大物仕掛は、唯一小泣爺さんがヨコスジフエダイの40cmオーバーを釣っただけ。
最後のマタプット沖のチョンガームポイントで小泣爺さんの竿に一発来た。
横に居た僕がそりゃーっと合わせたがスッポ抜け。小泣爺さん、申し訳ない。端っこ咥えてただけで、飲み込めなかったのかな。
キャプテン・オンは言った。「今日は月令3日の大潮。潮が速いのは分かってた。潮のゆるい時においで」と。
Kさんご一行を乗せた僚船キャプテン・ルアンのほうも、チョンガーム1匹とコロダイ程度だったそうだ。
ああ、これで湾口釣行2回連続丸ボース食らってしまった。辛いねえ。
最初のトローリングが駄目で、餌の第一投が激流で飛んでいった時点で挫けちゃった一日だった。
同行していただいた皆さん、一日中釣り難くてごめんなさいね。
次から大潮の日は予約しないと誓った。
place : Samaesan ~ Sattahip

2009年3月25日水曜日

サトゥン弾丸ツアー ②クラン島・タルタオ島編

2009.3.22のfishingのお話。
まだ真っ暗な朝5時、momoさんと僕はムスリム民家の前に居た。イェブ船頭の家だ。
約束の出船時間なのに、起きてくる気配もない。お~い、客は早起きして夜道を徒歩で来たんだぞ~。
そのうち町中にコーランの放送が。うゎ、お経が長いのは世の常で…、と思ったらラジオ体操並に短かった。
やっと家に通されたのだが、今は干潮で船が着底していて出せないだと。待つこと暫し、5:45に出船だ。
この日は遠出してクラン島を目指すよう、前日に話をつけてあった。
この島はタルタオ島の先、アダン島の手前、パクバラから47km沖にある。
前回釣行で多数のバイトを得ながら、クイーンとメッキしか掛からなかったので、居ることを確信しての再訪だ。
キャプテン・イェブのロングテールボートはヤンマーの24馬力で進む。海面スレスレなので速く感じるが、実はとろい。
momoさんは助手のダーと釣り談義。飯食ったり寝たりしてるうち、ようやく8:40に到着。即座に投げ始める。
クラン島の北岸を東から攻めていく。momoさんのビッグポッパーに2羽の鷲が何度も降下して爆笑だ。君、魚じゃねーだろ!
この日は全くアタリがない。東側の島はノーバイトで終了。西側の島に移った。ここよ、前回良かったのは。
と思ったら、何の前触れもなく、momoさんのポッパーが吹き飛んだ。
でもmomoさんバス竿やん、それ。魚が走る走る。momoさん「GTかも!バレる前に証拠写真を~!」
だってこの船、ネットもギャフもなくて、尻尾掴んでハンドランディングなんだもん。そりゃ不安よね。
しかし浮いてきたのは、前日と同じくクイーンフィッシュ。85cmと立派な体つきだ。
momoさん「海の魚は良く引く~」と言いながらも、GTじゃなくてやや残念そう。


 
期待のクラン島がGT不発につき、助手ダーは東へ大きく戻るよう勧めた。
そこで、移動中に仕掛けたのがマグナム・ラパラ14cmのトローリング。
このルアー、見た目は悪いが、タイではどこの店でも必ず売っている。momoさん曰く「釣れるからですよ。」
そしたら大魚信ガーン、突っ走りギューン。
本当だ。前回に続いてのヒット。マグナム・ラパラは魚を呼び寄せる魔力を持っているな。
ところが初めの一ノシの時に操作を誤ったのか、TICAのリールが巻き取り不能になってしまった。ヘタレがっ。
よっしゃ、こうなったら手釣りじゃ。手袋ごと海に突っ込んで濡らしておき、50ポンドナイロン道糸をぐいぐい手繰る。
来た来た~っ。浮かせた魚の尻尾をダーが掴んでフィニッシュ。プラー・インシー(ヨコシマサワラ)の95cm。
P1053124i DSCN3057i
トローリングはこれでおしまいにして、ヒン・ポというポイントでキャステイングだ。
ここはタルタオ島西沖にぽつんと浮かぶ小さな磯。いかにも魚が付きそうな雰囲気だ。随分ここで粘った。
だが食わない。ベイトフィッシュはうじゃうじゃ居るが、全く緊張感なくダラダラ泳いでいる。今は大物お留守と見た。
ここからタルタオ島沿いに北上していく途中、最後の釣りをどうするか、ダーが尋ねた。
僕は、「最後4時までタルタオの断崖の際を攻めたい」と言ってそこを指差すと、大きな水しぶきがバンバン上がっている。
「プラー・モン(GT)だ!」とダーが一言、船を静かに断崖に接近させた。
重いGTロッドに軽いポッパーは全く不釣合いだが、構わずブン投げる。
ジャーク。バスッ!「今見えました?」「来ましたね、まだ居る!」
セカンドアクション。バシャ!また出た。また掛からん。くそ~。
サードアクション。ガボッ!よっしゃー乗った!momoさんと僕は一部始終並んでこの魚のバイトを見ていた。面白いね。
道具がパワー仕立なので、あっという間に寄せてハンドランディング。プラー・モンの63cm。
小さいながらもGT風の肌の色・面構えになってるじゃないの。メッキというよりエバだな、これは。
これが釣れたのが3時50分。納竿10分前ね。型はともかく、良しとせねばな。
DSCN3066 DSCN3074m
今回のこの弾丸ツアー2日間を振り返ると、一体どうだったのか?
外から見れば、「相変わらずしょぼいな」と思う人も居るだろう。「よくやるよ、お馬鹿が全く」と思う人も居るだろう。分かってるよ。
行った本人としては、バイトが少なく忍耐の釣りだったな。でも土日だけで結構たっぷり釣って帰って来られることは実証したぞ。
このタイランドで、ルアーで、自力で、10kg以上のGTを目指していくステップとしては、相応の成果を挙げたのではないかな?
そういうプロセスの前進感、そして初対面の大御所momoさんを巻き込んでのハイリスク企画が無事完遂したこと。
この二つで今は何かちょっと幸せ。
momoさんからは次のステップへの大きな力をいただいた。お礼の言葉もありませんっ!
place : Klang Island, Tarutao Island / Satun
fish : Wahoo, Giant Trevally

2009年3月24日火曜日

サトゥン弾丸ツアー ①ブロン島編

2009.3.21のfishingのお話。
この日の昼12時、僕とmomoさんはブロン・マイパイ島の前で第一投をブチ放った。
これに先立ち僕は、土日の両日だけで国内遠征が十分成立することを立証しようとしていた。
単独で弾丸ツアーを敢行、これがうまくいけば今後同志を募っていこうと考えていたのだ。
この極秘弾丸ツアー計画を、野獣のような嗅覚で察知した人がいた。タイ釣りブログの大御所momoさんだ。
momoさんの小さなストライク、僕のストレートな誘い、そして完っ全っなフッキングで、冒頭の第一投に繋がったのだ。
世界60億人を呼んでも殆ど反応の無いこのタイランド小魚信の歴史の中で、画期的な出来事だよこれは。
DSCN3037 DSCN3039
さて、話を海上に戻そう。往路やや不安のあった北西風と波も収まり、曇り空で快適な状態となった。
この日は小さなロングテールボート。キャプテン・イェブ&弟のダーの操船はルアーキャスティングの何たるかを理解している。
風と潮を読んでの停船、近からず遠からず、見切りすぎず粘りすぎず。いいねえ。
momoさんはPE8号で大きなGTポッパーをブン投げる。程なくしてmomoさん、道具のごっつさに、「大変だこりゃ!」と大ぼやき。
僕はまずメッキ(GTのちっちゃいの)を出さねばと、初めからPE6号で小型ポッパー&ペンシルだ。
次のポイントは、ヒン8。紀伊長島の八の瀬という磯と同じ名前だな。
昨年12月の初回サトゥン探査釣行で、よねさんが大型にブチ切られたまさにその場所でのこと。
ライトタックルに持ち替えていたmomoさんのポッパーに何かが急襲。仏指斑魚=クィーンフィッシュの63cmだった。
GTではないが、よし。魚がトップに出たということでmomoさんと僕の気合が持続する。まずまずだ。

 DSCN3042
次はブロン・レ島の西側の磯との水道。おおっと唾を飲み込むようないい雰囲気。あちこちでベイトフィッシュが水面を乱す。
僕のポッパーの数投目、平たい魚体がガバーっとアタックしたが掛からず。それも2回連続。惜しい。痛恨。今日イチだったのに…
あとはラナ島、キノ島と回ったが小物しか掛からず、18時納竿とした。
帰途は、星が映るほどの滑らかな海面。この上を滑るように進んでパクバラに着いた。
船頭兄弟には、明日は一杯釣るから氷一杯仕入れといてね、朝5時に来るからね、と頼んで宿に移動してチェックイン。
夜はスタートの店で食事をしながら情報収集だ。彼は言う。
「5月20日頃からモンスーンの時期は一発大物だ。来ればでかいぞ~!沖からGTも寄ってくるぞ~!ボーズも連発ぅ~!」
「ソンクランは、タイ人い~っぱいだから予約無理ね。」
「4月の初めは30隻対抗のサトゥン釣り大会だ。俺の船は去年は悪天候で散々だったけど、今年はやるぜ。」
何かあんまり当てにならないのだが、船が空いてる日だけ聞いて、次回釣行予約は後で連絡することにした。
僕は全然釣れなかったけど、momoさんをお迎えしてトラブルレスでココまで来たことに一安心だ。
クーラーの効いた部屋でぐっすり眠った。すごいと脅されたmomoさんのいびきすら聞こえない、深い眠りだった。
place : Bulon Islands / Satun
fish : Queenfish

2009年3月16日月曜日

Ocean / Led Zeppelin

zep
アルバム名: Houses of the Holy
海が好きだ。
だがこの曲の「海」とは、ステージ上から見た大観客のことらしい。
ポリリズムのイントロ、切れのあるメロディ。
格好良く決めてるのになぜかドゥワップでおちゃめに終わる。
僕はこの歌をよく歌っている。海で。

2009年3月15日日曜日

ガンピーノ一発 Noriさんタイトル返上

2009.3.15のfishingのお話。
今日の釣行は、不況のあおりで今週日本に帰るNoriさんの強い希望で実現した。
バンサレーからキャプテン・ユンの船で出漁。Nishi、Nori、リュージョンの3名だ。
Noriさん対リュージョンの死闘は、サメサン、シーチャンでの豊漁ドローを経て、本日のバンサレー沖「さいごのたたかい」でついに決着をみた。
DSCN3016n「ぬお~っ!」 DSCN3021n「どうじゃ~!」
Noriさんのフィニッシュ・ブローは、ガンピーノ(ウマヅラアジ)85cmだ。
チョンガームに似るが、おでこが凹む。底棲生物食いで、巨大な咽頭歯を持っている。
Penn99のクリックがけたたましく鳴り、Noriさんががっちりフッキング。
魚はなかなか弱らず、4度ほどの鋭い締め込みを見せ突っ走る。
Noriさんは古豪99を巧みに操り、キャッチ一言、「もう思い残すことは無い!」
この瞬間、タイランドで小物にまみれ続けた磯師Noriさんの腰に巻かれていた「小魚信」タイトルが、
この日大物竿2本を並べてボーズのリュージョンに返還されたのである。Noriさんおめでとう!
Nishiさんは、ヒラメ仕掛を使い、一旦は穴に潜られたスジハタ44cmを引きずり出した。
「チョンガーム70cm級の価値がある」と嬉しそう。
DSCN3008h [刺身で食うぞ~」
今日はトラブルもあったな。
朝飯も昼飯も出ないのよ。船頭と助手だけ自分達で作って食ってやがる。
以前は、必殺ブロッコリー炒め出してくれたじゃん!もう腹へって腹へって寝ちゃったよ。
それから、北風が強くてバンサレーに帰れなくなり、サタヒップに戻ることになったこと。
おまけに、僕のドライバーの携帯が壊れてて連絡不能、全くいつもいつも厄介なドラ…。
結局250バーツのタクシーでバンサレーの桟橋まで行くはめに。
まぁ、ボーズだのトラブルなど痛い一日のはずなのだが、
同行者の満足気な顔を見ると、全てが吹き飛ぶ爽快な気持ちだな。
もっと嫉妬深くガツガツしないと釣れないって?そうかもね。
place : Bang Sare ~ Sattahip
fish : Diamond Trevally (Indian Threadfin)

2009年3月7日土曜日

マブタシマアジの引きを楽しもう

2009.3.7の釣りのお話。
シラチャ沖にはマブタシマアジという、身が薄くて尾の長いアジが多く居る。
食べると、血合いが多いし、脂が無くてパサパサで、ちょっとがっかりな魚。
しかし、その長い尾でスピードと力に溢れ、ナブラを作ってルアーにも反応するから、釣って楽しい。
普通は胴突仕掛を底まで降ろして他魚と一緒に釣るのだが、選択的に狙おうとすればもっと海面寄りを狙うということだ。
そうすれば、結構上のほうを群れで泳ぐマブタシマアジに餌がミートするし、底に居るナカリンやコトヒキに邪魔されることがない。
第一、待ちの方法。これは宙を釣ること。底まで降ろさず、水深3~5mぐらいで仕掛を止めて待つ。
第二、攻めの方法は。これはオモリ無し、または0.5号ぐらいまでの軽いオモリにして、潮に乗せて流すフカセ釣り。
これは胴突仕掛(ダウンショット)のままでも、中オモリ(テキサス)の2本針に切り替えてもよい。
DSCN3002n ←Nori&AkeDSCN3004s
カタクチイワシの餌が潤沢にあれば、チャミングを併用すると効果的。群れごと寄って来る。去るのも早いけど。
周りの誰かが連れたら、自分にも来るぞ来るぞ~、そりゃっ来た~っ!て感じ。
今日はNoriさん、Akeさんと3人で、シーチャン島北端、その後カームノイ島の前で釣った。
マブタシマアジ40cm超がぼつぼつ釣れた。ひったくるような魚信と2回の突っ走りが爽快。
ところがこの魚、少し南のパタヤ・バンサレー・サメサンなどではぐっと数が少ない。不思議な魚だな。
つまり、狙って釣るならシラチャだ。一緒に行こうよ。
place : Ko Sichang
fish : Small Mouth Scad, Yellowtail Scad, Barracuda

2009年3月1日日曜日

サメサン沖 久しぶりのイトヒキアジ豊漁

2009.2.28の釣りのお話。
ジグ師YOSHI~さん(ヨッシーと読むらしい)、磯師Noriさんとサメサンに行った。募集したけど希望者皆無だった例の企画だ。
GATAさんとそのお客さんご一行6名様も一緒に、キャプテン・ルアンの1号船で6:30出港。
ほどなく船は、比較的近場、バン・チャン沖数kmの何の変哲も無い砂底の場所にアンカーした。
GATAさんご一行は船の前部で小物狙い、YOSHI~・Nori・リュージョンの3人は艫で大物狙いと分かれて開始した。
潮はサタヒップ方向から来てラヨーン方向に流れ、「今日は食うぞ~!」とキャプテン・ルアンが気合を入れる。
3人分のイカ泳がせ仕掛を並べ、小物釣りをしながら待つこと暫し。
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チョンガーム(イトヒキアジ)のお出ましだ。
ガツンガツン、というイカを飲み込むアタリ。それっと竿に飛びつく。合わせが決まるとギューンと走る。
これを耐えると、海底から円を描いて銀色の魚体が浮いてくる。いいね~!
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これを3人交代でやるのだが、「俺に巻かせろ~!」と竿を奪い取るYOSHI~さんには爆笑。
釣れたチョンガームは51cm~63cm。うち60cm台は3匹。大型は姿を見せなかったものの、午前中はアタリが途切れず、結構忙しい。
タイランドでの釣りが初めてのYOSHI~さん、「いや~、釣れるんだね~、楽しいねえ!」を連発だ。
少し仕掛を変えて、プラー・インシー(サワラ)やプラー・チョーン・タレー(スギ)も狙ったが、バラシ3発(ToT)。
DSCN2986y DSCN2992s DSCN2993s
午後は潮が止まって殆ど食わず、お土産のハタやフエダイを追加で釣って、14:45に納竿とした。
写ってないのも入れて、3人でイトヒキアジ11匹、バラクーダ2匹。ぷは~っ、久々に釣って、クーラーメチャ重っ。
GATAさんグループは、午後になると子供さん達が飽きちゃったみたいだけど、楽しんでもらえたかな?
ともかく皆様、遠方よりお疲れ様!
place : Samaesan~Sattahip
fish : African Pompano, Barracuda