2016年8月8日月曜日

シャリービーチ ジギング効いたがサメか…

シェリービーチのRiptideに土曜日の空席を見つけ、前夜予約して発進。微風・凪・適度な潮の流れで絶好の条件。但し朝のマグロは全然ダメだった。底釣りは水深78mで開始した。良型イングリッシュマンと2種類のハタが期待できる深さだ。客が多い今日はジギングはオマツリの原因となるので自重して餌釣りとしよう。スロージギングのロッド・リールセットに12号ハリスの3本バリ胴突仕掛けで落とす。いきなり良い引きでイングリッシュマン、続いてブロンズブリーム53cm・47cmのダブルアップ(一荷)。さらにこれはデカいやつかと思ったらオオヒメ54cmとブロンズ59cmのダブルアップ。餌釣り快調!この後もボツボツ追加した。
艫には別のボートAlbatrossの船頭と息子が乗っており、他客を圧倒して釣っているのだが、7kgまでのハタが何匹か上がった。こっちにもハタよ来いと思っていたら、イワシを付けた僕の仕掛けにグーンと来た。こりゃいい型だ。7kg級もらったねと竿先を下に向けてウインチで上げていると突然暴力的な引きに変わって切れた。サメか…。

滅茶苦茶残念だが、お土産は既にたっぷりあるし、船酔い客の分だけ絡むリスクが減ったので、あと2時間ジギングをすることにした。shoutクレイドル200g行け~!他でハタとオオヒメがぼつぼつ上がる中、辛抱のスローピッチ。ようやく30分後に49cmのオオヒメが釣れてほっとした。そしてついに良型ハタと思われる強烈な魚信にがっちりフッキングした。以前釣った16.5kgの黄腹ハタと同じぐらいの引きと重量感だ。やり取りに勝って慎重なリフト。その途中であれっ?上げてみると60lbリーダーが斜めにスパッと切られていた。サメか…。

この後数人がオマツリしてひどいことになり、船頭がほどいていると、絡んだままの数本の糸が一気に海中に突っ込んだ。僕も指が糸に巻き込まれて危なかった。「サメだ!」と叫んで船頭が掛かってるらしき竿以外の糸を切っていく。何だかんだしてると魚が浮いてきて、上がったのは7kgのマグロ。なんだ君は底にいたのか、トローリングで掛からないはずだと皆で笑った。
最後、5kg超と思われる良型を掛けたが、底から20mぐらいでバレてしまった。まだジグは付いてるのでサメではない。そのままフォールすると、ラッキー、もう一回食った。今度は上げるぞ~。しかし魚の引きは途中でバンバン首を振る巨魚の引きに変わった。抵抗虚しく全損。サメか…。
2釣行続けてサメによる大被害を蒙った。シェリービーチには暫く間を置いて行くことにしよう。ジギングが効くいい魚が沢山居るんだけどな。

place : Shelly Beach, KZN, RSA
fish : Pink Salmon, Bronze Bream

2016年8月2日火曜日

シェリービーチ サメぶっちぶち

記録的干ばつ続く当地南アフリカKZN州にこれまた記録的な豪雨が襲い、各地洪水の被害に見舞われ、山は大雪。しかし5月から続く夜間断水は解除されない。あぁ不便。
その荒れ模様の天気のせいで11日間船止めだったRiptideが久々に日曜日に船を出すというので行ってみた。天気は穏やかだが、荒天の名残のうねりは3mを超え、時々壁のような奴が来て怖いなぁ。あちこちでクジラがジャンプしたり潮を吹いたりしてる。水温は25度で悪くないが、潮色がマグロ類の食わない緑系。曳いてもアタリ皆無でトローリングは早めに切り上げた。

底釣りは65mラインから始める。強烈に上下するので底が取りにくいし立てない(笑)のでジギングは無理か。餌釣りに専念しよう。デカいイカの頭を付けた仕掛けにドーンと来た。何とか底を切ってリフトリフト。明らかに5kg~10kgの良型だ。半ばまで巻いてまだ抵抗されてるところにギューン、ぷっちん。サメに食われた(泣)。他の客も巻くのに時間がかかる良型はことごとくサメに食われていた。場所を変えても一緒。どうなってるの?さらに、2人の船酔い客が僕の釣り座に来て寝てるので釣りにくくてしゃあない。僕は結局4回全損、サメに食われた良型は総計10~15kgと思われる。全部取ってたら爆釣!唯一の目立った釣果は当地でピンクサーモンとかピンキーと呼ばれて人気のオオヒメダイ51cm。初めて釣って嬉しかった。友人のグレンは良型のイングリッシュマンやウメイロ、中型のハタを上げていたが、サメ被害で釣果控えめだったね。

持ち帰ったオオヒメダイとメイチダイを刺身で食べたけど、両方とも極上で震えた。近くにいれば皆さんにお配りしたのにごめんね!
fish : Slinger, Ping Salmon, Marble Bream
place : Shelly Beach, KZN, RSA