2008年4月20日日曜日

仙さんとサメサン釣行、フエダイだ

2008.4.20の釣りのお話。
今日は仙さんと一緒にサメサン港からチャーター船で出漁してきた。
ドライバーのプラさんもお土産釣りに同行だ。
キャプテン・ルアンの船です。幅が結構あり、長さも15m以上でしょう。2階に休憩室もある。
さて、6時前に出船、サメサンの真南5km程の沖合いで開始。
キャプテンとクルー2人は「朝はでっかいチョンガーム(イトヒキアジ)が来るぞ~」と気合十分。
50ポンドワイヤー×2本針の仕掛を、僕が2本、クルーが4本投入した。
ところが、この大物仕掛が今日は全く駄目。チョンガームは今日がソンクラン休暇のようだ。
胴突小物を始めた仙さんは赤魚1匹であっさり船酔いダウン。プラさんだけがお土産の数を伸ばしていく。
タテフエダイ、プラーデーン、ヒトスジタマガシラ、コトヒキ、ハタ……。34cmながらコロダイまで釣るなんて。
うーん、大物釣りのあまりの不振に、たまらず僕も小物に走ってしまった。
横からコックのオンが色々料理を出してくれた。朝食がカオトム・ムック(イカ入りラーメンスープ味茶漬け)、間食がイカ刺し、
昼食がトムヤム・タレー(イカと赤魚のトムヤムスープ)&フエダイ唐揚。どれもピチピチ素材ですからなんと美味しいこと。
キャプテン・ルアンはサメサン真南→島周り→ラヨーン沖と狙いを変えるが、大物はどこにもいない。
満月の大潮だったが、潮が飛んで釣りにくかったのは海峡部だけで、他の場所は簡単に底取りができ、流されずに済んだ。でも駄目。
14時、やっと大物竿に魚信!……あかん、ウツボかいっつ泣)。そしてもう一発!またウツボかと思ったら、引くじゃん!
巨大な針を咥えて上がってきたのは、立派な尾鰭を持ったタテフエダイ51cmだった。よしよし、コレで何とか帰れるぞ。
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船酔い仙さんは復帰とダウンを繰り返し、殆ど釣果が伸びない。海は荒れてないんだけどなぁ、可愛そうに。
15:40納竿とした。大物仕掛が全くの不振で、キャプテン・ルアンが申し訳ないと言ったが、これは仕方ない。
サメサンは色々と可能性を感じさせる場所だね。船もサービス精神に溢れた良い船だし。仙さんには酔い船だったけど。
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次は5月の4日か11日に釣行予定。誰か一緒に行きませんか?
place : Samae San ~ Sattahip
fish : Red Bass, Painted Sweetlips

2008年4月15日火曜日

サメサンで鮫さん強烈

2008.4.15の釣りのお話。
前日の午後にどうしても釣りに行きたくなった。駄目もとで掛けた電話2本目で予約が取れちゃった。
タイで最長の連休にこんな状態で、遊漁船としての商売が成り立ってるんだろうか?
キャプテン・タン&助手・トンの船で6:30に出港だ。
最初の場所はサメサンの寺の真沖3kmぐらいか。ちょうど潮目で、眼下に魚がビュンビュン走っている。
活きイカ2本ハリ仕掛けで、トローリングタックルと大型スピニングタックルの2つを出した。
何と、スピニングの方に第1投ヒットだ。引く引く!61cmのチョンガーム(イトヒキアジ)をいきなりキャッチ。
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その後も53cm・42cmと連続ヒットした。こりゃ1日やれば10匹楽勝、もっとでかいのも来るぞ!と普通思うでしょ。
来ないんだな、これが。そして別のものが来ちゃうんだな。サメさん。推定だけど。
16号のフロロカーボンのハリスが2回切られた。こりゃ太刀打ちできないなとワイヤーに交換。
しかし50cmのワイヤー仕掛けを丸呑みしその上のナイロン20号の道糸が2回切られた。
トップガイドが折られた。小物胴突きも、掛かった魚ごと道糸から2回食いちぎられた。
消耗激しいっす。海は広いんだからわざわざ僕の船に近寄らないでくれよ、サメサンの鮫さん。強烈すぎ。
一人だから食事は要らないと言ったのに、助手トンは米を炊くところからやってくれた。驚いたのはアイゴの唐揚(手前)。
臭み全く無し、旨み・身の質とも極上。今日からアイゴは重点キープ対象魚に昇格だ。
写ってはいないが、活きたままのイカを刺身にしてわさび醤油で食べさせてくれた。その透明な身。甘みとコク。幸せ!
小物釣りの方は、ハタ3種(大きいので39cm)、赤魚、フエフキ、ヒトスジタマガシラ、マブタシマアジなど入れれば必ず釣れる。
快晴微風の凪で船も揺れないし、快適。こんな日に子供達とここに来られたらなあ、と海の向こうの日本を思った。
前々日のキャプテン・パージャーの船はアットホームな雰囲気。この日のキャプテン・タンの船はフレンドリーな感じ。
どちらも素晴らしい。ただ、またしても単独チャーターというのが辛いなあ。シーラチャーで仲間募集してみるか。
帰りの道はソンクラン渋滞もなく、1回だけ水を被弾しただけで帰還。魚とイカは殆どドライバーにあげた。
喜んだのなんの。(でも料理大変だぞ~)
place : African Pompano, Groper

2008年4月14日月曜日

ソンクラン休暇にサメサン単独釣行②

2008.4.13の釣りのお話、続編。
午後、イカを泳がせたままペットボトルを開けようとしたらコツコツっという小魚信が来た。
またフグか何かがイカの足を齧ってるな、と思ったらグーンと竿が入った。ヨッシャー!
リールはリョービ・フィッシングサファリ5000、デビュー戦だ。道糸PE6号。切れるわけが無い。強引に巻く。
難なく銀色の魚体が旋回しながら浮いてきた。チョンガーム(イトヒキアジ)59cm。
まだ若魚で、その名のとおり、上下の鰭の長く伸びた糸が美しい。この時はあと2・3匹コレを釣るつもりだったのだが…
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残念ながら、この後は活きイカ仕掛けは餌を取られるばかりで、チョンガームは不発だった。
最後においしいハタ1匹がイカ丸呑みで上がってきた。タイ人もハタの美味は認めており、別格に高価だ。
別途、小物胴突き仕掛でフエフキやアジをそこそこ確保して、16時納竿とした。
心配された祭りの水掛合戦の渋滞は皆無、スムーズにシーラチャーに帰還できた。
釣果は今ひとつだが、楽しかったし、とても感じのいい船だったな。港からポイントまで近いのもいい。また来る。絶対来る。
ただね、単独チャーターって高いのよね(ToT)。
船賃6,000バーツ。コレに車代1,240バーツ。その他入れて7,500バーツ=24,000円。これ僕一人で負担、くぅ~。
大名釣りなんだけど、僕はそんなに禄高が無いんよ。残り3日あるソンクラン休暇の活動意欲が、これで一気に萎え萎え~。
place : Samae San ~ Sattahip 
fish : African Pompano, Barracuda, Groper

2008年4月13日日曜日

ソンクラン休暇にサメサン単独釣行①

2008.4.13の釣りのお話、その前編。
折角のソンクラン休暇なのに、結局誰も遊んでくれないので、一人で行くしかなくなってしまった。
シーラチャーから1時間ほど南にあるサメサン漁港から、キャプテン・パージャーの船で6:30に出港した。
単独チャーターだ。キャプテン、助手、コックの3人を乗せての大名釣り。
いや、本当に、黙ってたら仕掛けから餌付けから全部やっちゃうんだから。ヒットしたら「殿、掛かってございます」って巻かせてくれる。
今日は自分で釣りたいので、キャプテンに対象漁を聞いて、ハリ結びから全部自分でやった。
餌は活きイカ。これを泳がせて主にチョンガーム(イトヒキアジ)を狙うとのこと。
ハリス16号にヒラマサ針2段付けという強力な仕掛けを、写真中央の2本の竿にセットした。右写真はサメサン漁港。
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こっちがまだ準備中に、キャプテンはもう魚を掛けているではないか。「殿、お魚が…」と言ってくれるが断って様子を見に行く。
ひどい糞竿と糞リールだが、さすが活きイカの威力、キャプテン65cmのチョンガームをいきなりゲットだ。
ウーィ、今日はこんなのがバンバン釣れるのか!と思ってはじめると……沈黙。静寂。あらら。
時々ゴツンと来てイカが半分になってるのだが、正体は不明。活きイカは100杯以上ある。潤沢に交換だ。
コックさん(おばちゃん)同船の恩恵は大きく、朝9時と昼12時半にちゃんとした食事が出てきた。
活きイカ、活きワタリガニ、を使った料理にアジの干物と揚げたの。あまりにもおいしい!左が朝食、右が昼食。
真上から照りつける太陽の下、緑の島が遠く近くに並び、いつまでもここにいたい程美しい景色だ。だが観光ではない、釣らねば!
place : Samae San

2008年4月12日土曜日

プーケット家族呼び寄せ旅行⑤

3月31日の晩はパトンの街に出て、MK_GOLDでタイスキを食べた。好評!
タイ人はコレを日本食だと思っているようだが、うちのコウキも同じとは…。
タイ料理が全然食べられないくせに、タイスキは山のように食べるんだ。
食後はコウキの強い要望により、3日連続バングラ通りのバービアでゲーム(コネクトフォー)。
コウキ13歳、「ソーダ!」「コーラ!」「もう一回!」。最後にバーのおネエさんに勝って超ご機嫌。
コネクトフォー2セット300バーツで買って帰る程の気に入りようだ。
4月1日最終日はホテルのプールやビーチでゆっくりした。
僕だけはクラゲに刺されたのが悪化して悶絶。170箇所も腫れ上がって体がクロアチアの国旗みたい。
たまらず診療所に駆け込むと「2日間よく我慢しましたね~」。いつも言われるあのせりふだ。
同じように刺されても、僕だけこうなる。アレルギー体質で、ウルシとクラゲには非常に激しく体が反応するんだ。
部屋で待って医者の往診を受け、服用とクリームのステロイド剤を処置してもらった。3,500バーツ(ToT)。
この薬で痒みはマシになったが、気を失うほど眠くなる。プールサイドで食事をしながら船漕いだ。
最後にタイ衣装で写真を撮ってもらってプーケットにお別れだ。さようならプーケット、またいつの日か!
妻は、GWにまたタイに行こうかと言ってるし。おいおい、いくら使ったと思ってるの?
コウキは、いつもの通り感想なし。それでいい。大きくなったら2人でタイ料理食べよう。
カホは、「ぜ~んぶ楽しかった!」。日本では地獄のお勉強でホントかわいそうなんだけど、またタイで人魚になれるからね!

2008年4月11日金曜日

プーケット家族呼び寄せ旅行④

2008.3.31は二手に分かれて別行動とした。
妻とカホはホテルでゆったり。僕とコウキはトローリング&フィッシングにお出かけ。
プールでカホはベルギー人家族と仲良くなり、11歳のEvyちゃんと泳いだりDSしたり。
その間に妻はホテルでエステ。高いだけあって、効果は抜群だ!(としておこう…)
トローリング&フィッシングの方は、前日コーラル島に行った帰りに、チャロンの釣り専門旅行社で申し込んだものだ。
詳しくは、このブログの2008年4月、「プーケットの観光客向け釣り①②③」をご覧あれ。
子供と釣りに行くのは何より楽しい。単身赴任で一番辛いのはコレが出来ないことかな。だからすごく意味があったな、この釣りは。
プーケットの安宿に一人で連泊して毎日トローリングに出たら、いつかは大魚信ガッツ~ンだろうけど。そういう問題ではないんだ。
コウキはあまり感想を言わない子だけど、数年後にふと作文で釣りの思い出を書いたりする。そう、何年後でもいい。
コウキはいつか自分の竿と仕掛で海に出るのかな…、この日僕と行ったこの釣りのことを思い出してくれるかな…

プーケット家族呼び寄せ旅行③

2008.3.30、この日はJTBのツアーで申し込んだコーラル島day tripだ。
パトンからチャロンまで送ってもらい、そこからスピードボートでコーラル島往復となる。
島に着いたのは10時ごろだったかな。バナナビーチという小さい方の浜だ。客は日本人と北欧人が中心だった。
快晴微風の美しい景色、澄み切った海。思わず飛び込むと、あれっ!全身がチクチク痛い。
見えない微小クラゲが充満してるのだ!耐えて少し沖に泳ぐとましになった。
珊瑚は死んでいるが魚は多い。オヤビッチャ、アイゴ、フグ、ダツ…。パンをやるといくらでも寄ってくる。
コウキはタイ人高校生とすぐに友達になってビーチサッカー三昧。
僕はクラゲに刺されただけでなく、珊瑚を蹴っ飛ばしてくるぶし流血、さらに巨大フグに咬まれて指の肉が~!
パパ一人だけが涙の満身創痍。料金同じだぞ~、なんでやねん!
他のツアーが同じ場所に行くのに一人800バーツのところ、このツアーは1,600バーツ。行けばわかりますとツアコンのヨン様(タイ人)は言うけれど…
確かに豪華な昼飯込み、スピードボートなどの利点はあるが、お値段2倍、それは無いやろうという感じだった。
ほかにも泳いでパラセーリングしてバナナボート乗ってと忙しいバカンスだった。14:30に楽しかった島を後にした。
パトンに戻るとカホはプール、コウキはまたボールを持ってビーチへ。ビーチボーイズとサッカーだ。
見ているとタイ人はリフティングがめちゃくちゃ上手。子供の頃からセパタクローで鍛えてるからなぁ。コウキ本当に楽しそう。
夜はまたイタ飯行って、デパートで買い物だ。コウキ、今度はゲームのサッカーでタイ人少年に対戦を挑み好勝負の後、笑顔で握手。
子供たちは言葉は通じないのに心と体で理解し合う。大人の世界のいがみ合いとか軽蔑とか劣等感とかは、アジアの純真で一掃だ!
大きくなったら思い出して欲しいぞ。一生懸命英語を使ってみたことを。ダメでも心が通じ合ったことを。

2008年4月10日木曜日

プーケット家族呼び寄せ旅行②

2008.3.29、この日はホテル周辺でゆっくりしようということになった。
プールでのんびりしたり、パトンビーチでパラソル借りたり泳いだり。
コウキは長いビーチを北から南まで歩いて、ビーチボーイとサッカーして戻ってきた。
タイ飯は受け付けないくせに、タイ人は好きみたい。
夕方、コウキはパラセイリングに挑戦。一緒に飛んでくれた「センセイ」はただ手足でつかまってるだけ。おいおい、意味無いじゃん、安全第一だよ~!
夜は街に出た。子供たちは外人がバーカウンターでやってるゲーム(コネクトフォー)に興味津々。
自分たちもコーラ飲みながら楽しそうにやっていた。はは、将来、タイのお姉さんとやってボロ負けするゲームだとも知らずにね。

2008年4月9日水曜日

プーケット家族呼び寄せ旅行①

3/28~4/1の5日間、僕の家族3人が春休みを利用して日本からプーケットに来た。
家族は27日の晩からパトンビーチ北のdiamond criff resortに宿泊、翌28日は、ほうぼう屋さんのツアーでラチャヤイ島体験ダイビングだ。
プーケット島から南に18kmのところにある小島の周りに先生付きっ切りで素人・ガキが潜っちゃうという無謀な初日。
一人3,600バーツと高いのだけど、お父さんはダメとは言えず送り出したわけ。結果的にはすごく良かった。
美しい海と島と魚、初めてのボンベをつけての海底散策、今回の旅で一番心に残ると思う。
娘のカホ10歳は、1歳の頃から自然に泳げる子。湯船の底で黒髪を広げて目をあけてこっちを見てたな・・・
ボンベはインストラクターのお姉さんに支えてらってたみたいだが、素潜りではどこまでもス~イスイ。
息子のコウキ13歳は、潜ること自体より魚を突いて「採ったど~」がやりたいらしい。この日は愛魚の精神でお預け。
妻の話では30分と50分の2回たっぷり潜らせてくれて、大満足とのこと。
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タイ飯の食えないコウキのために、夕食はホテルのイタリアン。
その後21時過ぎに、僕が現地合流した。再会の喜びもつかの間、食べ物ないじゃん!

2008年4月7日月曜日

シーチャン島で雷雨撤収

2008.4.6の釣りのお話。
シーラチャー沖アジ釣りにキャプテン・タンの船で行ってきた。
今日の同行者は仙台出身の仙さん。
朝8時から竿を出すも、餌の鮮度が落ちているのと高水温で全然ダメ。
職漁船に横付けして新鮮なカタクチイワシをもらい、再開したのが11時。
しかしアジの魚信は遠く、25cmを頭に2人でマテアジをやっと24匹。
珍魚アカメモドキや毒魚キハッソクなど雑魚多数。
午後になるとシーラチャー上空でバシバシ稲妻が光り、そのうちシーチャン島も雷雨突風。
たまらず納竿です。タイでの釣りが初めての仙さんには申し訳ないことをした。
魚はシーラチャーの勝ち組居酒屋「日本海」で料理してもらった。
やっぱりマテアジは旨い。刺身旨すぎ。いつもよく釣れるマブタシマアジとは段違いだね。
出張者である仙さんはソンクラン期間もタイ在留のままとのこと。ラッキー、同行者確保!
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place : Ko Sichang
fish : Sand Bass, Yellow Emperor

2008年4月4日金曜日

プーケットの観光客向け釣り③

2008.3.31の釣りのお話その③。
ボトムフィッシングが終わると、復路トローリングだ。
ラチャヤイ島を離れるあたりでばたばたっとヒット連発。
僕は50cmの本カツオを釣ることが出来た。生きたカツオは青く輝き美しい!コウキもマグロ小1匹。
しかしこの後は全くの不調だった。北風が強くて波もあり、ヒコーキの飛沫が目立たないのだろうか?
僚船14号も速度が落ちない、ということはアタリが無いのだ。
次は自分の番だとファイティングチェアで待機していたコウキは、あまりのアタリの無さに居眠り。スリーピングチェアかよ。
釣れないままチャロンまで着いてしまった。僚船14号ではイタリア人パパが70cmのオキサワラを釣っていた。いいなあ。
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夕方5時に陸に上がり、パトンのホテル迄送ってくれた。
この釣り、他の割高な浜辺のアクティビティと比べると、釣れないリスクはあるが、2,200バーツで1日遊べるっていいよね。
次回は自分の道具で釣ってみたいな。それもチャーターで!
place : Phuket ~ Ko Racha Yai
fish : Skipjack Tuna, Albacore

2008年4月3日木曜日

プーケットの観光客向け釣り②

2008.3.31の釣りのお話その②。
往路トローリングを終えた我々のボートはラチャヤイ島の近くに投錨し、ランチ&休憩。
ランチは焼き飯・鳥唐揚・カツオソテー・パイナップル。質素にして十分。米を炊くところからボート上でやるのは感心してしまう。
タイ飯がダメでトーストとスイカしか食べていない息子コウキはカツオが旨い旨いとぱくつく。さっきまで泳いでたんだから、そりゃ旨いよ。
昼食後は船の周りをスノーケリング。オヤビッチとアイゴの群れが残飯ねだりで寄ってくる。
そして僚船14号ボートとともに少し沖の40mだちに出て、イカ切り身を餌にボトムフィッシング。
フランス人達は研いでないデカ針の手釣りだから餌をとられてばかり。そんな中、コウキは竿とチヌばり仕掛けでシロダイ・イトヨリを釣る。
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観光客向けなんだから、手釣り仕掛けにもう少し工夫や愛情が欲しかったな。釣れない仕掛けは喜ばれないよ。
place : Ko Racha Yai

2008年4月2日水曜日

プーケットの観光客向け釣り①

2008.3.31の釣りのお話し。
息子のコウキと観光客向けのツアーに参加してきた。プーケットのSURASAK FISHINGというところが主催のday tripコース、1人2,200バーツ。
9時頃にフランス人4人と我々2人を乗せてチャロンの桟橋から出港、18㌔南にあるラチャ島までゆっくりトローリングだ。この船、8号船で。
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雷雲は去ったが、まだ風が結構がある。コウキ船酔い大丈夫かな?
両舷に長いアウトリガーを伸ばしてビッグルアーを2つ、船側から40mほどラインを出してヒコーキ×タコベイトのジャラジャラしたのを2つ、
船尾から20m程の所に同じタコベイト仕掛を2つ。計6本の竿を出した。くじ引きで順番を決め、魚が掛かったらくじ順にリールを巻く。
船が島陰から大海原に出る。海は青黒い海面が大きく上下し、何かにつかまらないと歩けない程のうねりだ。
この頃から魚が掛かりだした。「ヒット!ヒット!ヒューヒュー!」と助手が叫ぶとキャプテンが減速、客は渡された竿のリールを巻く。
大きな道具に小さなマグロが掛かるものだから、するするっとヒコーキが竿先まで寄ってきて、あとは助手が仕掛を手繰って魚をキャッチ。それだけ。
あはは、楽チンだね。人任せで、なんだか釣りしてる気がしないんだけど。観光客向け丸出しなんだが、一番安いコースだから仕方ないよね。
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往路はこんな感じのビンナガマグロのちっこいのとスマガツオばっかり。全員で13匹キャッチ。うち僕が3匹、息子が2匹。
コウキは酔い止めを飲んだのに、眠さで自分がマグロになっちゃったし。でも吐かずによく持ち直して釣ったよ。
1回だけフランス人にでかいのが来て、何度も糸を出され、やっと寄せたところで痛恨のハリ外れ。あらら、助手は良型マグロだって言ってた。
単独チャーターで行ったら結構忙しい釣りだったろうけど、この往路、あまりにも魚がちっこかったね。チャーターだったら元が取れてなかったね。
place : Phuket ~ Ko Racha Yai
fish : Albacore