2010年7月30日金曜日

バンサレー 珊瑚礁にルアー届かず

バンサレーの4,000バーツの小船を予約済み。船頭の質もどんな船かも一切不明。
餌無しで小物ルアーでもやってみようかと。ガチンコで。荒れたら金だけ払って退却もやむなし。
1~2人なら同行可能です。隣で餌釣りやってもらっても結構。
…という募集記事に誰の反応も無く、仙さんと出かけた2010.7.31のfishingのお話を続けて書こう。
実は僕の運転手が「親戚がバンサレーで船を持っている」と言うので予約しておいてもらったのだ。
僕からの希望は、なるべく小さい船で、屋根の無いやつ。餌も食事もいらないからと。
運転手が言うには4,000バーツだと。何だか高いなと思ったが、意外な展開があるかもと話を進めた。
さて当日の朝、運転手の案内でバンサレーのサパン・ダオに行ってみると、船頭が迎えに来ていた。
何で、キャプテン・トーやねん!船頭も笑っている。「リューかいっ!」
月初に乗って、でっかいスギを釣らせてくれたばかりの船頭。いつもの緑の船。
あのなあ、運転手よ。いつもと違う釣りをしたいから小船がいいと言ったのだぞ。
確かにキャプテン・トーの船は小ぶりだけど、普通の餌釣り船じゃん…。
僕と仙さんは朝イチからずっこけ。苦笑のまま穏やかな海に出た。
活イカが少しあったので、まずは海峡でチョンガームを狙ってみた。不発。ナッカリン猛攻。
次は、海峡の島側に鳥山が立ったので接近してみた。ナブラも出てる。小型のマブタシマアジだろう。
ジグを一生懸命投げるが、食わん。時々ガンと当たるのは多分……と思っていたら仙さんにダツ。ふうっ。
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さて、本命のクラム島北側の珊瑚礁に移動。幅広いリーフが島から張り出し、エッジの外は砂地だ。
「キャプテン、リーフの上をノーアンカーで風だけで流してくれ。珊瑚のあちこちからハタが食うから」と頼んだ。
するとキャプテンは「珊瑚の上は浅い。危ない。駄目。珊瑚の近くならok」と。
リーフエッジを流してくれたが、珊瑚に乗り上げそうになるのを嫌がって「やっぱりアンカーしていいか?」
しゃあないなあ…。だからロングテールボートとか小船に乗りたかったんだけどなあ。ここで本日終了を覚悟した。
僕は屋上からぎりぎりリーフの中に投げ込むが、ちびハタ1匹のみ。距離遠すぎ。
一回ポッパーに派手なバイトが有ったのだが、掛け損なった。いつものことだ。
同じ場所しか投げられないので見切られて食わなくなる。アンカーしたままだからもう絶望的。
足元で遊ぶとアオリイカが3杯釣れたが、いまいち気合が乗らなくてね。
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しかし仙さんとキャプテンの餌釣り班は好調。
リーフエッジは根掛かりが多いから普段誰も狙わないのだろうか。
海峡より一回り大きいハタやフエダイがパカパカ釣れている。
最後に小アジ釣りをしたいと頼むと、ジョムティエン南沖まで行ってくれた。
ショットガンで攻めると3種類のアジとサッパが入れ食い。めちゃ忙しい。
お土産十分となったので、バンサレー港に帰還した。
この日は運転手紹介なので割引料金。なんだか船頭がかわいそうだったが、次は正規料金で来るからね。
いや、次こそはロングテールボートで珊瑚礁に乗り込むつもり。ルアーだけ持って

シラチャ高速ヒゲおやじのムーサップ

僕がタイで主食としているのがムーサップ。正式にはカオ・バッガパオ・ムーサップ・カイダオドゥワイ。
訳すと、豚挽き肉ホーリーバジル炒めのせご飯・目玉焼き付。
日本の感覚でいうと「牛丼」よりもっと身近、「カレー」に該当するほどの人気メニュー。
素直に旨い、日本人の口に合うと思う。毎日食べるときっと太ると思うけど。
僕は一人の時は飲まない。皆の行く居酒屋にも行かず、半屋根のタイ飯屋か屋台で夕食をとるのが普通。
普段ムーサップを良く食べるし、初めての店では必ずこれを試す。外れのないメニューだが、個性は出る。
シラチャではラーブウボン、バーンソムタム、ティーヌンなどのムーサップが安定して旨いと思う。というか思っていた。
ところが、釣りに一緒に行ったHARUさんがスクンビット沿いの屋台のムーサップが一番だと言うではいか。
横一文字のピンクの蛍光灯が目印だってさ。行くとすぐわかった。アハーン・タムサン(炒め物系)屋台だった。
屋号はルン・ヌワッ=ヒゲおやじ。タイ人客がい~っぱい。
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ここのムーサップ、食べてビックリしたな。別モンじゃん!
他店のと比べて肉1.5倍、バジル2倍ぐらい入ってて、ツユだく。
コクと爽快感を併せ持ち、多目ながら一気に食わせるパワーがある。とてもいい。
好みは分かれるだろうが、僕はHARUさんに同意して、ルン・ヌワッのムーサップをシラチャ最高峰に推そう。
メニューは置いてない。コックはヒゲおやじ一人だから、人が多いと時間が掛かる。(混むのは19時台)
そんな時はヒゲおやじのクッキングパフォーマンスを見よう。
超高速鍋さばき。鍋から豪快に上がる炎。カイヂアオの油切りは頭上から鍋へ向って打ち下ろし7連発。
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場所はスクンビット通り(国道3号)下り車線(パタヤ方面)、歩道橋からドゥッコム寄りに少し行った場所。
トロフィー屋さんの前。航空写真の黄色線がスクンビットで、店は赤丸の場所ね(クリックで拡大可)。
メニュー豊富で持ち帰りも可。折角タイにいるんだから屋台生活もまた楽し。
洗ってんだかチックな洗い場や、虫食い穴だらけの野菜を凝視せよ。そして受け入れよ。
至福のタイの味覚は、そのハードルを越えた向こうにある。
僕のイチ推しルン・ヌワッのムーサップ、行ってみる?ハマっても知らないよ(笑)

2010年7月28日水曜日

ブログ引越し完了

以前のブログ「タイランド小魚信」から新ブログ「アイランド小魚信」への引越しがほぼ完了した。
旧ブログ閉めるって言ったら、読者の皆様から継続要望・応援を沢山いただいてね。有難いことだ。
旧ブログはWindows Live Spaceに居たのだが、あそこはエクスポート機能が無く、引越しを半ば断念していた。
300件もの過去記事を1件1件コピー&ペーストして、画像付け直してなど、とても出来ないと。
しかし、GoogleのBloggerというところにコピペしてみると、Windows(Skydrive)の画像がそのまま使え、表示される。
これなら何とかなりそうだと、少しずつ引っ越しをしてきた。
・本文を移して、別途コメントも移す。コピペまたコピペ。
・数々の空振り募集記事は移行せず廃棄。
・カウンターやアーカイブ一覧等のガジェットを設置。
・文中のリンクを貼りなおして、ミュージックはリストから本文に書き換える。
・本文中のテーブル(表)は幅が入りきらないので、収まるようにタグを打ち変え。
・投稿日が引越し日になってしまうので、1件ずつ開いて元の投稿日を入力。
ふ~っ疲れたぞ、ぜえぜえ;;。
うまくいかないのが一つある。スライドショーだ。
Windows Live Spaceには大きな画像で美しく軽いスライドショーが付けられ、読者から好評をいただいていた。
しかしBloggerには旧ブログのスライドショーが貼れない(SkydriveのフィードURLを認識しない)。困った。
仕方なくGoogle(Pisca)に写真を登録し直して、Bloggerの標準スライドショーを走らせてみた。激しくわろた。
jaco  スライドショーの大きさ比較。左:Blogger。下:Windows Live Space。
jaco
切手のようなちっこい画像でスライドショーすんなよ!肝心の魚がチリメンジャコぐらいにしか見えないではないか。
ということで、やや不満はあるものの、後継ブログとして何とか体裁が整った。
現在はまだ検索に引っかかりにくいようで、旧ブログの半分以下のアクセスしかないが、まあぼちぼち行こう。
ともあれ、まずは釣りに行かないとね。週イチぐらいは記事を書くようにするので、また遊びに来て下さい!

2010年7月24日土曜日

吹けよ風、回れよロッド

竿にガイドを固定しているスレッドとエポキシコーティング。
よく色が変わったとかクラックが入ったとか騒ぐ人が居るが、まあ落ち着いて。これは消耗品なんだ。
メーカーに対して文句を言う暇があったら自分で直そう。
RIMG0032 RIMG0033 RIMG0034 ←ヘアドライヤーでエポキシだけ剥いてみると…
上の画像は、僕が去年買ったダイコーのヘミングウェイHWC710ML。
毎回強烈な南洋の紫外線の下での酷使。その上、GTやらコビアやら使用想定外の大魚にも耐えた。
だがガイドの足元は1年でご覧のとおり。エポキシは変色し、クラックが入り、スレッドが緩んだ場所もある。
この程度茶色になるぐらいは構わないんだけど、緩みはいかん。次の大事な釣りのために総巻き替えだ。
僕にとって、巻き直したりエポキシ塗ったりするのは何でもないのだが、今迄の問題は塗装後だった。
垂れてくるエポキシを均一に固まらせるため、竿に付きっきりで少しずつ回さなければならなかった。
2度塗りなので3時間を2回。専用のモーター回転竿台を買えば済むのだけど、結構高くてばかばかしい。
それが今回の思いつきで一気に解消したのよ。もうね、気分は一休さんよ。
竿尻に風車を付け、扇風機の風で竿ごと回すってこと。こんな簡単な事をなぜ今迄やらなかったんだろう。
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まずペットボトルに切り込みを入れて風車を作る。反対側からもペットボトルの頭を差し込む。
これを竿尻に装着する。前後のキャップの穴2つで2点支持になり、ぐらつかない。
竿には片側にガイドが並んでいるので、その反対側にバランサーを付けて滑らかに回りやすくする。
下の画像で反対向きにテープで仮止めした大きなガイドがバランサー。
台は船用の竿受けを使ったが、実際は何でも良い。接触面に布を貼ってすべりを良くしておいた。
スレッドを巻き終わったら、この台の上でエポキシを塗って、扇風機を近くに置いてスイッチオン。
RIMG0038 RIMG0040
カラカラカラ~。回る回る、ああ楽チン。竿の回転は扇風機の強弱スイッチと遠近位置で調整できる。
一晩中放っておいたが異常も無く回り続けてくれた。その上、手回り品の組合せで制作費ゼロ(爆)。
これがあれば忙しい平日でもガイド交換が出来るね。
肝心のエポキシコーティングの仕上がりはどうか。冒頭の画像の竿の修理完成だけど。上々でしょ?
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2010年7月20日火曜日

疑惑のロングノーズシップ

小さい船ばかりとお思いでしょうが、そんなやつほど大きい船に乗りたがるもんでござんす。
何だこの写真は、こりゃ船じゃねぇだろ、道だろって?
そそ、道はみちでも路でござんす。大きすぎてわからんけど船でござんす。
P1040536
何に使うんでしょうねぇ?平和貢献とかそういうことらしいですが。
がまかつさんとかオーナーさんとか、いや間違えた、ハリヤーさんを一杯積んで出かけるらしいです。
日本人は乗れないだろうって?だめだめ、すぐ釣竿持ち込みますから。そそ、これタイ人さんに貰った写真ですよ。
このタイ人さん、直射日光平気なんですかね。竿も持たずに何してるんでしょうね、こんなくそ暑い場所で。
いや、聞いた話ですけどね、ここで舳先から海にカメラ落としてしょげてるらしいですよ、この馬鹿。
何でも今年2回目のNIKON落水らしいですよ。NIKONは海産まれだからいつか海に帰るよって言ったのに、お馬鹿。
落としてから着水音が聞こえるまで凄く長かったらしいですな。舳先がロングノーズで高いから。
ここからルアー投げてもそうでしょな。ヒュ~~……ポチャ。引いてきても、水に絡まないでしょうな。風も強そう。
ということで、やっぱ水面すれすれのロングテールボートがよろしいようで。

2010年7月15日木曜日

魅惑のロングテールボート

タイで広く普及しているロングテールボート。タイ語でルア・ハンヤオ。
僕はよくこれで海に出るのだが、1日の航海が100kmを超える日もある。
剥き出しの車のエンジンから長いシャフトが伸びてスクリューを回す。
エンジンとシャフトとスクリューがユニットになって船尾に載っている。
尾を振るようにユニットを操作することで、舵が無くても船の向きを左右に変えられる。
画像は左が前半分、右が後ろ半分。甲板・船室・動力操舵ユニットを付ける前の状態だ。
DSCN4223 DSCN4224
最大幅2.1m。長さは?オール木造だ。どんな種類の木なんだろう?
船体(舷側・船底)は17枚の板を美しく曲げて作られ、緻密に組まれた19本の竜骨で留めてある。
船尾には堅く分厚い台木が据付けられ、中央に穴があけられている。
この穴に動力操舵ユニットがキングピンで装着されるのだ。
推進と方向転換のすべての力がこのキングピンを通って船の動きとなって現れる。
左は船尾の台木に穴を開けているところ。右はユニットを上げた状態。シャフトの長さがよくわかる。
DSCN4225DSCF4010l
8ノット以下ぐらいでゆっくり進むと非常にソフトな乗り心地がとても良い。
同じ位の大きさのFRP船の不快な硬さとは大違いだ。
だが構造上、推進に意味の無い下向きのベクトルを常に海に伝えており、その分のロスが大きい。
また、海が荒れるとスクリューが空中に出てしまい、なかなか進まない。
価格は、新船の船体が6万バーツ、動力操舵ユニットが4万バーツ、合計10万バーツだ。27万円。
安いよね。これなら僕でも買えるぞ。タイなら係船料なんて要らないだろうしな。
非常に原始的で欠点を抱えながら、今なお作り続けられているのはなぜか?
価格だけではないだろう。メンテナンス性の良さや、タイ人の愛着もあるのではないかな?
僕はこの船が好きだ。今もあの音と揺れを思うと、風が流れ海の景色が動き出す。

2010年7月11日日曜日

復調シーチャン島でOB戦

2010.7.10のfishingのお話。
パタヤのマサトさん・日本からタケさんを迎えてシーチャン島沖に出た。
キャプテン・タン得意の南端で開始。アオコはほぼ解消し、無数のシラスが泳ぎ回っていて期待大だ。
マサトさんとタケさんはDAS、僕はKFC。異国の地でOB対抗戦っていうのもいいでしょ。
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さて、底にはびっしりフエダイの子供が居て、少し上でマブタシマアジを掛けていく釣りとなった。
タケさんにガーンと来て一発で切られた。何だろう?
それを見たマサトさん、ドラグゆるゆるで待つと、クイーンフィッシュ53cm。
僕にもガーンと2発来た。一匹はフックアウト、2匹目は大きくジャンプして5号ハリスを切っていった。
でかいクイーンフィッシュだ。ちゃんと対応できれば取れたかな?ちょっとデカ過ぎかもしれない。
殆ど毎回アタリがあるので、楽しい釣りになった。特にタケさんは毎回必ずアジ類を釣っている。
珍しいコガネシマアジも顔を見せてくれた。
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小型のアジ「カンルアン」が釣れると、キャプテンが艫から飛んでくる。「くれ。」泳がせで大型魚を狙うのだ。
キャプテンの大物仕掛けには2回食ってきて、素バリを引いていたが、3回目についに掛けた。
沖で豪快にジャンプしたのはやはりクイーンだ。手釣りでギャフ打ち。めちゃワイルドで格好いいな。
お見事86cmの良型だった。キャプテンはもう1匹81cmも釣った。クイーンが一杯いるぞと言う。
こんな日はポッパーを持ってきていたら釣れたろうに。惜しいことをしたな。
僕もタケさんも2匹ずつばらしちゃったし、キャプテンの魚を持たせてもらって写真撮っとくか。
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キャプテンの魚を貰ったら、クーラー2個パンパンになってしまったので、14時に納竿とした。
OB対抗戦はどうか。まず型の部。キャプテン圧勝で、DASマサトさんの53cm権利失効か(笑)。
数の部はタケさん爆釣でDAS。KFCは数・型とも無念、次回雪辱を期すということで。
シラチャに戻り、居酒屋で太陽の高いうちから3人でお魚宴会だ。
お二人は「こんなに釣れたのは45年前の夏合宿の牟岐大島以来」と喜んで下さったが、本当かな?
まあ、それだけ楽しかったってこと。天気もこの時期としては穏やかで、いい一日だった。
ということでシーチャン島復調、大型狙いがお勧め!
place : Ko Sichang
fish: Talang Queen Fish, Golden Trevally

2010年7月8日木曜日

バンサレーでいきなり大魚一発、重スギ!

2010.7.4のfishingのお話。バンコクからまーさん、日本から仙さんを迎え、3人でバンサレー港を6:00に出船した。
キャプテン・トーはクラム島の西側まで出て、キャプテン・モッドの大型船に横付け、活イカを沢山もらった。
そして前夜から釣ってるのであろうキャプテン・モッドの船のすぐ横にアンカーした。
まーさんと僕は艫から活イカを付けて投入。水深30m以上あるな、と思ったら、第一投からククッとアタリが来た。
長めのナイロンハリスに伊勢尼15号2本針だ。食い込め食い込めと手持ち竿で待っているとゴーンと竿が入った。
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お返しにゴーン、合わせが決まった。一気に浮かそうとしたが、予想外の強烈なファーストラン。おおっ手強いな。
耐えて巻いた分を、ガーッと全部引き出すセカンドラン。なっ、何じゃコリャー!GTより引くじゃん。
竿はDaiko Hemingway HWC710ML、リールはShimano Biomaster8000PG、PE4号に80ポンドのリーダーだ。
切られないから負けないから。それでもまだ何度も走られた。この引き半端ねえ。渾身のポンピングで朝イチから汗だく。
疲れを知らない相手に、サメかもしれないという不安がよぎった。ようやく前方海面に浮いてきたのは大きなスギだった。
タイ名プラー・チョンタレー、英名コビア、寿司名クロカンパチ(笑)。よっしゃー、この魚、これが釣りたかったんよ。
針に掛かったまま大きく旋回する魚のすぐ横を、もう一匹が一緒に泳いでいる。
これを見たキャプテン・トーが色めきたった。すぐに活イカを付けて伴走の魚の前に投入。コラコラ絡むじゃないか。
ギャフ入れは完全に僕の魚を無視、伴走の魚を狙ってガッ、ガッ。それも何回も外すし。
おーい、客の魚にギャフ入れてくれよ~。ここでバレたら洒落にならんぞ~。
伴走の魚が逃げて、やっと僕の魚にギャフを掛けてくれた。隣の船からも歓声が上がった。
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でかっ。なんか今まで見てきたスギとは別物の大きさだな。
全長136cm。重さは20kgスケールを振り切ってしまったので計測不能。
こんな近場にこんなん居るんだな~。ああ、バラさずに釣れて本当に良かった。
この後は、スミイチの法則が全船を支配し、どこへ移動しても小型魚ちょぼちょぼ。
目立ったのはキャプテンが釣った甲長28cmの大スミイカぐらい。15時納竿とした。
RIMG0010 RIMG0012
ま~さん・仙さん、僕だけラッキーでごめんなさいね。長いことやってると色々あるので、お許しを。
スギはキャプテン・トーにあげた。大きすぎて持って帰れないからね。
キャプテンはこの魚をお寺にお布施として持っていくらしい。ならば魚は完全成仏、僕も殺生戒不問だ(笑)
タイランドの近場では中々狙って釣れる大きさではないが、またいつか、これぐらいの魚を釣ってみたい。
それも第一投でね!
place : Bang Sare
fish : Cobia