2011年8月29日月曜日

サトゥン遠征の扉

南西から吹きまくるモンスーンの荒波が収まれば、アンダマン海の釣りのシーズンが始まる。
ロングテールボートを駆って磯周りやリーフエッジをルアー・キャスティングで攻めよう。
海鷲が舞い鬱蒼とした森が穏やかな海に映る入り江、インクブルーの潮が渦巻く沖磯、ナブラざわめく岬周り。
魅惑のポイントを自在に回り、入魂のキャストを放てば、南海の猛魚がトップ・ウォーターに躍り出る。
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そろそろ9月から12月の週末の計画を立てたい。
去年までは、1ヶ月に1回ほど僕が行く日を決めた後、メンバーを募っていた。
しかし、海況の外れ週を引いて好天の週を逃してしまったり、1回定員3人なので同行できない人がいたり…
そこで今年は、全ての週末(笑)にサトゥン遠征メンバーを組んで、交代で毎週出漁するという試みを提案したい。
ご希望の方はラベル「釣りサトゥン」の過去記事をご覧の上、釣行可能な週をメールされたし。
前半:rjnws17、後半:@gmail.comをくっつけたのが僕のメールアドレス。僕が遠征隊を編成してみよう。
行けない理由が色々あるのは重々承知の上。それでも一歩前へ。扉は開かれた。
その一歩で、ありふれた週末がいつまでも心に刻まれる週末になるかもしれない。

2011年8月27日土曜日

バンサレー タイラバ潮悪し

前回の単独釣行の時のような活性を期待して、タイラバとキャスティングで攻めることにした。
メンバーはJ2さん、コウジさん、ミーさん、僕の4人。
水道の南部を流しながら始めると、僕の竿を使ってキャプテンがいきなりハタを釣り、好調の予感が。
艫ではJ2さんがコロダイを釣る。初めてだと喜んでいる。
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僕もモヨウハタを1匹。しかしこの時までだったような。上げ潮に変わると魚は口を使わなくなった。
餌釣りをしたミーさんの釣果が良い指標のはずが、ハタやプラー・デーンは少なく、ナッカリン猛攻で気合萎え。
いつも見られるナブラも一切なし。後半は冷麺とバナナ食べて寝てたような。
だって、前夜楽しみで楽しみであれこれ時間を掛けて準備するのでね。釣りはいつも睡眠不足(笑)
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まあタイラバをまじめにやれば、普段はハタがこの3倍+大物1匹位釣れるらしい。
この日のような状況では来る価値無し、というか朝からイカを泳がせて餌釣りした方が良かったかなと。
キャプテンと中乗りのAkeが、タイラバが欲しくて欲しくて身悶えしてたのにはワロタ。
11月からのハイシーズンになれば、ここでもルアー系で燃える釣りができると思うぞ。主にボトムだけど。
place : Bang Sare
fish : Painted Sweetlips, Spotted Cod

2011年8月25日木曜日

ロンピンのセイル2011 ③無魚の世界

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3日目、結果から言うと我々3人ともボウズだった。僚船3艇でみても、11人全員セイルフィッシュボウズだった。
皆、地元客ではない。タイ、ジンバブエ、オーストラリアから大枚叩いてやってきたサラリーマンばかり。
日本チームのコウジさん、3日連続セイルフィッシュボウズ。こういうのを大惨事という。
この日は僕がキャスティング、コウジさんとLeoさんがライブベイトと分かれた。
朝一番、我々のボートは他の船と全く別のパヤオに単騎駆けし抜け出しを狙ったが、失敗だった。
他船の軍団に合流するも駄目な様子。大海原に無魚の世界が広がっているのだ。
ナブラや鳥山はあるが、プラー・トゥー(グルクン)がカタクチイワシを追っているだけで、セイルとは無関係の模様。
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僕のキャスティングには大きなサワラが2回バイトしたが掛け損なった。
ライブベイトの方はセイルもサワラも魚信皆無。餌魚さえ釣れないんだから異常だったね。
他船が1匹釣ったのを見たのと、食い気の無いセイルが悠々と我々の前を泳いでいったのがロンピンの微かなしるし。
最後に水深15m程の珊瑚礁が広がる場所に行ったが、ダツの猛攻を受けただけで終わった。
キャプテンは日本語で「ごめんなさい」と謝るし、ガイドは2011年最低の日だと言うし、こっちも萎えるだけ。
ガイドのアンソニーの話では2011年は異常だと。例年低調の3月が今年は爆釣、連日1艇2桁だったと。
だんだん釣れなくなって今が底ではないかと。そんなん言われても半年以上前に予約する我々にはどうしようもない。
思ったのは、それならソンクラン休暇にロンピン遠征がありだな、ということ。GTやらないならね。
失意のコウジさん、マイペンライ。またリベンジの機会があるって。3人でロンピンに行った事、忘れない。
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2011年8月22日月曜日

ロンピンのセイル2011 ②餌だけど、何か?

2日目、8時過ぎにロンピン川を出発、9:30には釣り場に到着した。セイルフィッシュの姿は見えないが。
僚船2艇はオーストラリアチームとジンバブエチームだ。我等日本チーム、頑張るしかない。
前日と同じくLeoさんがキャスティング、コウジさんと僕がライブベイトという布陣だ。
餌魚釣りは快調にスタート。大サバかと思えるようなのも混じってプラー・トゥーがどんどん釣れる。
サビキは自作のハリス6号胴突3本針×ワーム。欲張って錘の代わりにジグを付けるため、幹糸は60lbと極太だ。
コウジさんのサビキに強いアタリと引き。そして頭だけのプラー・トゥーが上がってくる。
僕の仕掛けにもガツーン。2人で3連発。サワラが居るようだ。
するとコウジさんのセイル竿がゴンゴンと曲がって糸が飛び出した。ヒット!
キャプテン・アウエィはニコニコして「サワラ、サワラ」と。
うまく口角にハリ掛りしたようで、コウジさんは楽しみながら取り込んだ。1mの良型ヨコシマサワラだ。
僕のセイル仕掛けにも同じアタリ!しかしこれはリーダーを噛み切られてしまった。RIMG1345 DSCF7990
餌魚釣りに戻ると、時々イカが抱いてきては外れる。ガイドのアレクが餌木を落とすと一発でアオリイカが上がってきた。
コウジさんもLeoさんも餌木で遊び始めた。アオリイカとケンサキイカ、ともにでかいのが入れ食い。
何だか今まで別の場所で一生懸命やってたのイカ釣りがあほくさくなるぐらい簡単に釣れる。
アウェイは釣れたイカをボートの外で腸抜きして、常にボートを綺麗に保っている。どんどん釣るからアウェイ大忙し。
「イカ~」の声がするたびに苦笑して走り回っていた。まあ、セイルが全然食わなかったということもあるが。
活き餌が潤沢になったところで、僕は天秤仕掛けにして底で泳がせをした。
イカに齧られてばかりだったが、昼食中にやっとハタが釣れた。やったね。
そのハタの写真をコウジさんに撮ってもらっている時、コウジさんのセイル仕掛けがビューッと走った。
来た~!本日初のセイルだ。コウジさんが竿を持つと大きなセイルの巨大な半身が躍り上が海から躍り上がった。
その状態からブンブンッと首振り一発でフックアウト。何という別れよ。愛情が無いの~。釣らせてくれんの~。
午後は潮が止まり、そこでアレクがウンコを放ったものだから、それががいつまでも僕の仕掛けに絡みついて嫌すぎ(怒)。
潮が動かないならこっちが動く。ゆっくり魚を引っ張ったまま場所探しをした。
これならLeoさんもキャスティングを続けられる。朝から全然ルアーにはバイト無くてブウブウ言ってるけどね。
次は大移動。鳥が舞い他船が集結している場所に着いた。あちこちにプラー・トゥーがイワシを追うナブラが立っている。
アレクが「ここは魚が浮いてきている」と宣言した。勝負タイムか。
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艫左から流した僕のセイル仕掛けを見ていると、ゆっくり流れていた風船が水を切って走り出し、竿先が突っ込んだ。
すぐにフリーにして糸をくれてやる。セイルが餌を飲み込んだ頃まで待って、テンションを掛けフッキング。
餌は口角まで引き出されてラウンドフック(ねむり鈎)がそこに掛かる。乗った~。
セイルはボートのすぐ近くまでゆっくり泳いできた。そして半身を白い興奮食にして、自分が釣られていることに気づく。
ここからが勝負所だ。来た~っ、伝説の時速70kmの100mラン。僕のリールからは水煙を上げてラインが出て行く。
ツインパワーのゆるゆるのドラグは聞いたことも無いような高い音を出し続ける。ランが止まると大ジャンプの繰り返し。
おおっ、遠目ながら実に壮観だ。セイル釣りの真髄は、この高速ロングランとハイジャンプにあると断言して間違いない。
ばれるなよ~と胸バクバクだ。「ドラグ締めてよし」とキャプテンの指示。次はトルクのある引きに変わった。沖へ沖へ。
結構な力だ。ボートがセイルの引きで、今迄と逆の風上に向けて引っ張られていく。ロッドは弧を描いたまま耐え続ける。
次はセイルが急転し、ボート方向に走った。何度もテンションが抜けるが、巻きまくって追いつく。
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よーし、外れてないぞ。これでかなりラインが回収できたのでラッキーだった。
左舷50m沖まで来たセイルを、ポンピングにボートの幅を一杯に使ったバックステップを合わせて寄せて御用だ。
ガイドとキャプテンの目測では35~40kg。尻尾までズ太い胴回り、長く柔らかな体。
去年釣ったセイルフィッシュより明らかにでかいな。ううむ、いい型だ。満足満足。
この後は、僕の竿にサワラが食って切られた外はさっぱりだった。
Leoさんは反応の無いキャスティングにすっかりくじけて、「ねえねえ、餌釣りしたいんすけど…」と。
コウジさんは、「だめ。俺が釣ってから!」と返し、「竿ちゃんと見といて。釣れたら俺のだから」と言って舳先でキャスティング。
追い出されたLeoさんはイカ釣りで遊んで、またキャプテンを何度も苦笑させていた。
そして17時納竿。僚船3艇・11人で1日粘って釣れたセイルは僕の1匹だけだった。状況は前日よりさらに悪化していたのだ。
place : Kuala Rompin / Malaysia
fish : Sailfish
tackle : rod=Daiko Hemingway HBGC-77BD, reel=Shimano Twinpower SW 12000, line=Power Pro 80lb, leader=Varivas nylon 130lb, hook=Owner Mutu Circle 5/0

2011年8月18日木曜日

ロンピンのセイル2011 ①真剣白刃取り

今年もお盆のマレーシア・クアラロンピンへのセイルフィッシュ遠征が実行された。
メンバーは2回目のリュージョン、初めてのLeoさんとコウジさん。半年以上前からの先行予約だ。
僕は去年の経験からルアーは無理、餌釣り主体と決めていた。余裕あったらキャストしてもいいかなぐらい。
しかし初めての2人はネットやら本やらで超耳年増状態(笑)。持ち込んだルアー系資材も半端ではない。
前夜、ガイドのアンソニーから「非常に厳しい」と状況を伝えられたが、我々に選択の余地は全く無い。出撃あるのみ。
キャプテン・アウエィのボートは一路東沖に90分ひた走り、やっと釣りを始めたのは10時だった。
僕とコウジさんはまず餌確保のサビキ釣り。水深23mフラット砂底から生贄達がガンガン釣れてくる。
モモイトヨリ(プラー・デーン)、マテアジ(トゥーロン)、グルクン(プラー・トゥー)、ホソヒラアジ(カンルアン)。
シャム湾と続いた海域なので魚種は一緒だが、やたらにサイズがでかくてキャアキャア言ってしまうがいかんいかん。
そしてこれらのライブベイトをラウンドフックに背掛けにして艫から沖へ流す。道糸の途中に風船を縛って目印にする。
リールから出る糸はフリーにしておき、これも風船で竿のグリップに縛り、力が掛かるとスルスル出るようにセットする。
そして待つ。ひたすら待つ。一気に風船が走り、ラインが高速で引き出されるアタリにはハッとさせられる。
しかしヨコシマサワラ(プラー・インシー)ばかり。潜る泳ぎですぐに分かり、ず太いリーダーが無残にカットされて終わる。
前のデッキでは炎天下Leoさんが休まずにキャスティングしている。
360度水平線で何の目標も無い、バイトの気配も無い中でのキャストは気力の持続が試される。
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アンソニーが大移動を提案、船団を離れて南へ走った。14:30、何度目かの移動先でセイルとファイト中の船を目撃。
その船の潮上を流し始める。挫けかけてたLeoさんも気合を再注入でキャストだ。
小ぶりなルアーだな。タックルハウスのソルティア?にゴルディックのタコベイト付アキフック背中合わせ。
船べりから5mまで巻いてくると、突然3匹のセイルが下から現れ1匹が食った。
Leoさん「出たーッ」と叫んで3回合わせ。魚は状況が分かっておらず静止していたが、一気に沖に向かって走り出した。
こうなったらPE3号で止められるものではない。Leoさんデッキに座って竿を曲げたままラインが止まるのを待つだけ。
その後は船の流れを利用して魚を寄せ、右舷に黒い背中のセイルフィッシュが横たわった。
キャプテン・アウエィがニコニコしながらゆっくり手袋をはめている。
ブンブン首を振るセイルからルアーが今にも外れそうで、Leoさん半泣きでアウエィをせかす。
アウエィはしっかりビルを掴むと、Leoさんにベルトを外して座るよう指示し、魚を引き上げてLeoさんに抱かせた。
何とフックは口ではなくビルの細いところのど真ん中を貫いていた。
よくもまあ360度の水平線何も魚が居ないような場所で、メインターゲットのあの細いビルの真芯に掛けたね。
この奇跡的なフッキングはまさに真剣白刃取り。絶賛ものだね。
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大きさは、ガイドの目測で22~23kgだと。リリース後、元気に大海に消えていった。
次は餌釣りのコウジさんにもセイルが掛かった。合わせも決まって竿が曲がった。が、次の瞬間バレた。
仕掛けを見ると5/0のラウンドフックが折れていた。アンソニーが「こんなの初めてだ」と。残念!
最後は餌魚をつけたまま微速前進トローリングで広く探ったが、僕の竿に来た大魚は一瞬で餌だけ食って逃げてしまった。
これで初日は終了。予想だにしなかったこの厳しい状況。Leoさん以外、セイルフィッシュの姿どころか鳥さえ見えない。
我々の僚船3艇で釣れたセイルフィッシュは4匹だけ。うちルアーはLeoさんだけ。
まあ最低より悪くなることはないだろうと思い直して帰港し、あと2日の豊漁を祈った。
place : Kuala Rompin / Malaysia
fish : Sailfish

2011年8月16日火曜日

8/27(土) バンサレー釣行メンバー募集

バンサレー朝6:00発のキャプテン・トーの船を予約済み。サパン・ダオ発着、帰港は16:00。
場所は本土とクラム島との間の水道。流してのジギング&アンカーしての餌釣り。
集合と釣りが自分でできる方、2名様まで募集。
過去記事ご参照のうえ、ご希望の方は下記宛mailまたは当記事にコメント投稿されたし。
メールアドレス: 前半 rjnws 、 後半 @hotmail.co.jp 、これをくっつけてどうぞ。
または: 前半 rjnws17 、 後半 @gmail.com 、これでも可。

2011年8月10日水曜日

Juju / Marcus Miller

マーカス・ミラー。ベーシストとしてこれ以上無い賞賛を集めながら、一般の人は知らずに通り過ぎる。
彼の炎のようなプレイは別途真剣に正座して聞いてもらうとして、僕のお勧めはこの曲"Juju"。

マーカスのベースは、イントロの後は引っ込んで奥でバキバキ鳴っているだけであまり目立たない。
アルトとテナーの2本のサックスによるユニゾンで奏でられるメインテーマ。これが超いかす。ポップでファンキーこの上なし。
ソロに入ればサックスが縦横無尽に駆け回り、肝心の(笑)ベースソロはちょびっとだけ。トータルバランス重視だな。
この曲を含む名盤"The Sun Don't Lie"は物凄いベースの奔流でできているから、この曲は息抜きサービスかもしれない。
それにしてもこの曲のグルーヴとクゥオリティ、とてつもないよな。世界最高峰のベーシストの横顔がここにある。
みんな、人生一回きりだ。本物を聴こう。え?K-POPしか聴かないって?(笑)

2011年8月8日月曜日

中国の白酒を独りで飲む

白酒(パイチュウ)は中国の蒸留酒。アルコール度数は50度を超える。
中国での宴会で悪名高き「乾杯!」に使われ、相手をブッ倒しゲロさせるために使う兵器でもある。
しかしビジネスでは、この儀式を経ると相互の信頼感が確固たるものになるのだという。
何が悲しゅうてビジネスでゲロらなあかんねんとは思うが、白酒は中国の「国酒」であり、超高級品まである。
さて、僕の部屋に中国の取引先から貰う白酒がいつもある。偽物が横行しているが貰うのは間違いなく本物。
画像は貴州茅台酒と四川の五粮液。ともに度数52度、500mlで1万円ぐらいする高級品だ。
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人数多めの宴会に持ち出すのだが、常に「クサい」「きつい」と顔をしかめて言われ、すこぶる評判が悪い。
この度数にしてストレートで飲まなければいけないっていうのが、まずハードル高いよね。
でもそんなにマズければそもそもこんな値段で売れないし、SVIP接待にも使えないだろう。実は旨いはずだ。
宴会で何杯か飲む貴州茅台酒、僕は嫌じゃないしね。ちょっと腰を落ち着けて飲んでみるかと独りで毎日飲むことにした。
開けたのは画像右側の五粮液。高粱、とうもろこし、もち米、うるち米、小麦の五穀でできているらしい。
一口飲む。ブハッ!何じゃコルアッ!脳天まで突き抜ける香りというかこの匂い!飲んだ時と後味の二段階で総攻撃だ。
あかんわ、こりゃ到底一瓶飲みきれんなと思いながらチェーサーで流し込む。
で、ネットしながらチョビチョビ飲んでは水。するとね…、なんか旨いんではないかコレ?という疑問が…
2日目、3日目と飲み続けるにつれ、悪臭は芳香に感じられるようになり、量も次第に増えて…いかんいかん。
今日の日曜日なんか、一日中ちょっと(ホントちょっとね)ずつ飲んでは、「えぇな~コレ」、と。
これでは中国人の思う壺ではないか。尖閣を狙い、事故新幹線を埋めるやつらの……でもやっぱし旨いわ、降参!
宴会でゲロるまで飲むのは勘弁だが、高級酒として嗜むには申し分ない。中国四千年畏るべし。
シラチャ華麗会に持ち込もうとしたが断固拒否に遭った。君達、未だ分かってないのね(笑)

2011年8月4日木曜日

募集!シラチャ華麗会

日時: 8/6(土) 19:00~
場所: Sriracha Indian Restaurant
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議題: 釣り
シラチャ華麗会って…釣りクラブの名前ではなく、当日の小宴の名前ね。
カレーでも食べながら、池やら遠征やら道具やら、釣りのお話をしませんか?ってこと。
下のコメント欄に一言入れてからお越しください。

2011年8月3日水曜日

立ち位置③ 大誤解

釣り人なら薄々気づいているが、殆どの一般人が分かってない釣りの事実、それは…
・天然魚を狙っている釣り時間の90%は、対象魚が居ない場所に釣鈎がある。
・残り9%は近くに魚がいても、条件が揃ってなくて、魚に食う気が無い。
・最後の1%の中で、我々釣人は魚を釣っている。
これ、本当。下の概念図はピンクが釣れた領域、無色がボウズの領域ね。
つり
道具だの腕だのは、魚がそこにいて、かつ条件がまだマシな5%程度の中での上下左右に過ぎない。
だから、いい道具を揃えて、釣れるポジティブ側を拡大しようという試みは、意外に効き目が薄い。
それよりも圧倒的に釣果に影響するのは、魚の居ない所で釣りの真似事をしている90%の時間を圧縮すること。
こうやって釣れないネガティブ側を潰して、釣れる可能性のある部分の比率を相対的に上げるのだ。
道具も変えてないのに、急に確実に釣果が伴うようになった経験あるでしょ?きっとこれができたんだ。
具体的には、釣りに行き倒して自分の経験値を上げるとか、近道としてはその場所に精通した人に同行することになる。
船釣り釣果の9割は船頭次第というのも、まさにこれに類すること。
この小魚信ブログや他のインターネット情報で得た知識なんて、屁の突っ張りにもならな…ちょっとはなるかも(笑)。
現地現物で、無魚の90%部分を圧縮していくプロセス、実はこれが釣りという遊びの殆どを占めるのではないかな?
少なくとも僕はそうだな。わかんね~だろうな。
わかんなくてもいい。家に引きこもってる時間があったら、自分なりに何か考えて、まず出かけようよ。
とか言って、一泊でチャンタブリまで行きながら台風に吹きまくられて竿も出さずに帰ってくる馬鹿も居るが…。