2010年10月30日土曜日

12月シミラン釣行いかが?

12月3日(金)の夜に出発、4日と5日釣りして5日の夜に戻る。
こんな日程でパンガー県・シミラン島周辺の深場での釣りを企画済み。
種目はジギングをメインに、お駄賃でトローリング、上物がいればポッピング。
2010年3月と2009年11月の過去記事(下記リンク)をご覧のうえ、気合が乗ったなら一緒に行きましょう。
サワラ猛攻
ジギング魚種多彩
バラクーダ斬鉄
GT遠い
モドキ隊ジギングデビュー
2名様まで募集。詳細はmailにて。
前半 rjnws17
後半 @gmail.com
上記を繋げたものが僕のe-mailアドレス。お待ち申す!

2010年10月28日木曜日

タルタオ島 一周したぜ

2010.10.24のfishingのお話。
6:00にパクバラから出船し、うねりの残る海を渡って、待望のタルタオ島西岸に辿り着いた。
でも船頭は渋い顔だ。「沖と空を見ろ、荒れてくる」と。
何とかキャストできる今のうちが勝負と、2番磯から大急ぎで回り始めた。
3番磯でLeoさんのポップクイーンにヒット。おお、マングローブジャックではないか。良型56cm、旨そう!
4番磯ではLeoさんがプラー・モンを掛け損なったが、直後に別のがヒット。
Leoさん強引な寄せだ。ジャンプしながら上がってきたのはクイーンフィッシュ82cm。これまたいいねえ。
Leoさんはその後もさらにマングローブジャックとクイーンを追加して「西磯すげえ!」、と。Leo劇場だ。
女性ファンの声:「キャーLeoさんステキ~」「萌え~」「付き合って~」。18禁。駐妻可。
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コウチャンさんは掛けた魚を、僕はルアーを、スクリューでラインブレーク。このLTBの弱点しゃれにならん(怒)
LTBにはもう一つ弱点があった。後ろからの波にからきし弱い。
沖に船尾を向けていた時、磯の前でせり上がるうねりに襲われて2回の大浸水。
これで船頭はかなりくじけたな。「もう西岸は戻れない。南端を回って東岸を帰ろう」と言い出した。
実際、風とうねりが強くなり、投げたものの4番以降は釣りにならなかった。仕方ない、こりゃ終わったな。
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後は延々と移動&休憩。だからこの日は実釣2時間ぐらいしかできなかった。
でも、石灰岩の断崖オーバーハングの下に船を舫っての涼しい昼食、極楽。
イルカ見たり、大原生林を見たり、トップでコロダイキャッチしたり。色々と楽しかったな。
たとえどんなに厳しくても、信じるものがあれば続けられるってこと。何とかね。
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さて、次回からいよいよ凪のシーズン、天気や波はあまり心配ない。
今年のサトゥンでは、僕は冥府魔道を彷徨っている感があるが、いいかげんに浮上せんとな。
place : Ko Tarutao / Satun
fish : mangrove jack, tarang queen fish, brown sweetlips

2010年10月26日火曜日

タルタオ島 神のチラ見せ非情

2010.10.23のfishingのお話。
コウチャンさん、Leoさんと僕を乗せたロングテールボートは北西風の中を進み、正午にタルタオ島北端に着いた。
波とうねりで磯周りは真っ白の荒れ模様。船頭は西磯は危険で無理と断念した。
その時だ。目の前の海面に複数のGTが現れた。水柱を立ててガバガバ捕食している。
船頭:「プラー・モンだ!投げろ投げろ!」
いきなりテンション沸騰だ。Leoさんがポッパー、僕がミノーを同時キャスト、うぉりゃーっ。
何と第一投で二人にGTダブルヒットだ。神降臨としか思えないこの奇跡よ。
Leoさん:「ワー。むちゃ引く~!」………しかし、スコッと針外れでバラシ。
僕の方の魚はドラグをギューンと引き出しながら底に潜っていく。引く引く、凄いわコレ。
やっと止めてリフトに入る。よし、上がってきたぞ。船頭が船べりでギャフを構えた。
スコッ。……なんでやねん!痛恨の針外れ。二人ともバラしてしまうとは。
神は可能性だけをチラ見せし、あざ笑うかのようにバラすところまで仕組んだ。そんな非情なスタートだった。
GTのライズはすぐに消え去り、その後は魚影の薄い東岸でのキャスト。
地味すぎる。景色はいいんだけど、そこまでの場所だな。
岸伝いに南へ移動して投げ続けるが、ノーバイトのまま夕刻となった。
トトロの山の前、Leoさんが潮が絡む沈み根を見つけた。シンキングペンシルで攻めると、ゴンとバイトあり。
もう一度船を戻して再キャスト。ガツーン、来たあ!プラー・モンか?
フッキングした魚が水面を割って躍り上がった。うわ、バラクーダやんか。
がっかり外道だけど型は良かったぞ。ライトタックルには十分な釣果、108cm。
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ここで納竿、パクバラに戻った。いつもの宿(ベストハウス)が満室で、浜辺のシケた300バーツのバンガロー。
コウチャンさんと僕はボーズ疲れでぐっすり快眠できたのだが、Leoさんは一人戦っていた。
狭い室内で四大獣(笑)×複数匹による十字砲火攻撃を受け、夜半まで怖くて眠れなかったと。
何のことは無い、ゴキブリ、ネズミ、蚊、ヤモリだってさ。
翌朝のLeoさん:「素人にはお勧めできない」、「レベル高すぎ」を連発。意外にかわいかったね。
Leoさん:「僕の写真、ブログに載るじゃないっすか。あまりのカッコ良さに付き合って下さいとか依頼来てません?」
う~む、殺到している、ということにしておこう。意外にかわいかったし。
DSC02110 place : Ko Tarutao / Satun , fish : Barracuda

2010年10月21日木曜日

バス上がりの悲哀

2010.10.10のfishingのお話。
前日に続き、いやそれ以上の北の強風で、海は我々を受け付けなかった。
もうバンコクに帰ろうかとも思ったが、船頭は前夜から河口に船を回して我々を待っていてくれた。
船頭は「川しか行けない」と。分かってるよ。そしてジェンジェン釣れないことも。まあ行くだけ行ってみるか。
しかし、Leoさんとコウチャンさんは延々と広がる河口域のマングローブの美しさを前にして釣る気満々。
「こういう場所に来たかったんですよ」「これだけ自然があればバラマンディ獲りつくせるわけないでしょう」
甘い。甘すぎるっ。そのボリ感覚(笑)。
竿を出そうともしない僕のあまりのやる気なさを見て怪訝そうな二人。
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僕は浅瀬で貝を掘ったり、カニと貝を一緒に食ったり、おやじギャグかましたり、寝たり。まあのんびり自然を楽しもうと。
一方、二人は釣るぞという緊張感をキープしていた。
マングローブの生い茂る水路の奥にビシッ。岩のオーバーハングの下にスパッ。
二人の見事なキャストが次々に決まる。上手いなぁ。その度に次のやりとり。
RJ:「バス上がりみたいだな」
Leoさん:「だってバス上がりですもん」「嫌ですね、何かその響きが」
RJ:「出身地みたいなもんだから良いんではないか?」「僕はキス上がり。チヌ上がりだし」
バスなら絶対に釣れてるようなナイスキャストにも悉くノーバイトのまま。
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さすがの二人も午後には挫けて流しモード。ね。だから言ったでしょ。
早めに陸に上がって船頭の家で風呂を借りた。
Leo「めちゃさっぱりしました」
RJ「やっぱバス上がりは気持ちいいよね」
place : river mouth of Menam Langu

2010年10月15日金曜日

弾丸 素人にはお勧めできない

10/9(土)~10/10(日)サトゥン弾丸釣行が決定。現在2名。
未だモンスーン季につき、釣には厳しい天候となる可能性があるのは覚悟の上。
行けない理由は山ほどあるだろうが、それを乗り越えられる1名様だけを募集。
過去記事を「釣りサトゥン」カテゴリーからチェックの上、応募されたし。
…という甘い言葉に釣られてか集まってくれたLeoさんコウチャンと行って来た。
表題の「素人…」はフラッシュアニメの元祖「吉野家」でゴノレゴが終わり際にささやくあの言葉。
別にあなたのことではないからね。
行った全員がサトゥンの自然の猛威を前にして思わずこぼした本音。コレ、最強。
着いてみれば2日続けて北の強風。大荒れ。
目的である表磯でのルアーキャスティングが全くできず、延べ6タコ食らって帰ってきたわけである。
さて、2010.10.9のfishingのお話。
初日の往路車中では、無風曇天の天気予報に「貰ったも同然!」とハイテンションなコウチャンさんとLeoさん。
しかし海は非情だった。真横から打ち付ける波に耐えてタルタオ島にたどり着くも、とても岬を回って表磯に出るのは無理。
仕方ない。魚の居ない浅場が広がる東岸でキャスティング練習かよ…。そして殆どやる気も失せた頃だった。
磯ギリギリに打ち込んだLeoさんのポップクイーン。
ジャークしてハナレ岩の横を通った瞬間、プラー・モンの銀白の魚体がドッカーンと躍り上がった。
魚は我々のボートに向って突進、向きを変えて船尾方向に一気に走った。
Leoさんのステラからジューッと糸が出続ける。全然止まらん。
しゃがんだまま竿をグイグイ曲げて頑張るLeoさん。ん~……ブチッ。ラインブレーク。
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Leoさん「あぁぁぁぁぁぁ~」とへたり込んでしまった。GTと言っていいサイズだろう。痛杉~。
やられたラインはPE3号、リーダーは60lbだった。
食わない→ライト化→でかいのドッカーン→ブッチーン。これはここサトゥンで僕とよねさんが散々通ってきた道だ。
ここでのスタートラインに立って火が点いたということ。いつかでかいの釣って立ち直ってくれよ、Leoさん。
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帰りは大波の中を迂回して普段の倍の2時間掛かってパクバラに戻った。
強烈なパイルドライバーを受け続けたコウチャンさん、実は腰痛治療で病院から出てきたばかりだったって。
すみません。無理させちゃったね。
言うまでも無いが、ハードル高いよココ。正座して言おう。素人にはお勧めできない。

2010年10月5日火曜日

シーチャン島 小鯵など

2010.10.2のfishingのお話。
Leoさん渾身の企画「年末年始バリ島GT遠征」が、1名の賛同者も無く、本日廃案となってしまった。
Leoさんは伝手を探して単身バリかモルディブに出撃するという。
失意のLeoさんを激励せんと、シーチャン島沖でアジ釣りを企画した。
キャプテン・タンの船は我々3名(Leo・コウチャン・リュージョン)を乗せて列島南端にアンカーした。
夏の間、何度もシーチャン島に来たが、大荒れで戻ったり、島一周だけして帰ったりで無記録敗退続き。
この日は静かで、久々に釣りがさせてもらえそうだ。
しかし魚の数は本来のシーチャン島のパワーに程遠いの~。ワームでも餌でも小鯵しょぼしょぼだけ。
コウチャンさんはハードルアーで苦戦。だが鉄の意志で餌もワームもやらない。
西岸のタンパンビーチ沖でやっと群れに当たった。小鯵(カンルアンとトゥーロン)が入れ食い。
岬の断崖の上から。夢を追う少年がルアーを投げる。大きく竿が曲がり……根掛かり。頑張れ~!
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Leoさんは手製サビキで、コウチャンさんはミニジグで、それぞれの魚で遊ぶ。
こんな場所に来るだけでも楽しいって。僕もそうだな。
あんまり気持ちいいので昼寝してたら、雷雲接近で13:00早上がりとなってしまった。
シラチャに戻ったコウチャンさんと僕は、シャワーを浴びてから16時には早々と晩飯スタート。
ハタ・イトヨリ・カンルアン(ホソヒラアジ=下左画像)の刺身3種盛り。微妙な味の違いが楽しめる。
そして唐揚げ。濃厚なカンルアン、鶏肉のようなアイゴ、ふわりと淡いイトヨリ。堪能したね。
Leoさんはコンドの仲間とたこ焼きパーティー。具にアジを仕込んだのかな。
翌週に控えるサトゥン釣行メンバー3人による楽しい肩慣らし完了。さて次行こうか!
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