2011年7月27日水曜日

バンサレー 単独釣行

バンサレーのキャプテン・トーの船で餌&ルアー単独釣行。
ブログ募集したのだが、誰も来ない。で、高価な単騎となった。まぁ、想定の範囲内ということで、朝6:00出船。
クラム島と本土の水道を南下し、桟橋の南の湾口に泊めた。ソナーで見ると、水深17m、魚影なし。
第一投から活イカにアタリだ。巻いててわかってしまう。サメだなこいつ…やっぱり~(笑)
その後が実にいかん。良型チョンガーム(イトヒキアジ)と思しき強烈な引きのファイトを2回連続でラインブレーク。
何でやねん!って餌釣りは錘の先に10m程ラインを底に這わせるので、どうしてもファイトでラインが痛む確率が高いのだ。
がっかりを癒してくれたのは白く美しいコロダイ。予想通り、タイラバには見向きもせずに活イカに食ってきた。
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2回目の場所替えで、イラ島の横の白灯台のある岩場の北にアンカーした。
活イカ仕掛を入れておいて、ジギングとタイラバ。ようやくタイラバでハタが釣れた。
雑魚のアタリばかりで閉口していたが、長い道のりだったな。ちっちゃいけど十分、これでタイラバは終了。
底狙いのジギング80gは不発。キャプテンがサイズをぐんと落とせというので30gのキャスティング・ジグにしてみた。
周囲の海面は下から魚が、上から鳥が、小魚を追い回して活性が高い。
表層高速巻きを試すと、おおっ、アタリ連発じゃん。しかしリーダーがザラザラ。ダツか…。
と思っていると、48cmのマブタシマアジが連続ヒット。あぁ、久しぶりだな、この魚をルアーで釣ったのは。
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そして水面に大きな半球がボコーっと盛り上がるクイーンフィッシュのバイト。予想してないから心臓に悪い。
ジャンプを繰り返して釣れたクイーンは80cmの良型。底の活イカ仕掛けにもクイーンが食ってきたが2回バラしてしまった。
餌釣りにはイカをイカが食うというおまけつき。(大きなコウイカが釣れたのす) 。
帰りのトローリングは一回だけジャーっとラインが引き出されたがフッキングに失敗した。
一人で行くと釣果独占だし活餌がたっぷり使えていい。凪で釣りやすかったし、特に朝はよく食った。
ただいつもどおりバンサレーではバラシが多すぎる。下手っ。全部取っていればクーラーに入りきらないほどだったのに。
言える事は一つ。バンサレー、餌釣りもルアーも侮りがたし。
place : Bang Sare
fish : Painted Sweetlips, Estuary Cod, Small Mouth Scad, Talang Queenfish

2011年7月24日日曜日

シーチャン島 マテアジ良型

ブログで募集したメンバーとシーチャン島沖に行ってきた。
J2さん、魔寧蛇さんのおなじみの2人、そしてヨーンさん。
ヨーンさんとは以前、ここの連絡船の中でお話したことがある。「ブログ参考にロッドケース作りましたよ」とかね。
いつもはエギングでアオリイカ、ひとつテンヤでコロダイだって。アジ狙ったことないんだって。そりゃマニアックやな~。
遅刻約1名を待ってゆっくり9時に釣り開始。この日は南西風が強くて表磯に行けず、コ・カームノイの東側で始めた。
ここはいい場所なのだが、潮の関係か魚が少なかった。J2さんはタイラバとかジギングをやってるけど不発だし。
そこで船頭は北にあるコ・サンパンユに大きく動いた。周囲は波頭真っ白で、島周りに盛り上がるうねりもきつい。
J2さんが良型のアジを掛けて声を上げる。同時に、事故トラブル発生。最近恒例だな。
魔寧蛇さんが、揺れる船のせいで錘がスイングして鈎を指に突き刺してしまったのだ。それも返しまで入っている。
痛くて抜けないので、チモトを折って貫通手術。ブハーッと流血して胸がバクバクして暫くダウンしてたが、何とか復活。
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午後は良型のマテアジが回ってきた。J2さんはすでにサビキマンに変身しており一荷を連発。
艫のヨーンさんと僕も快調に交互に釣る。型は25cm程度だが、指が体に回らない程パンパンに太っている。
ヨーンさんは「これぐらいあるとアジもいい引きしますね~」と満足の様子。
粘れば数は伸ばせたろうが、14時ごろにはさらに波・うねりが高まり、危険と判断して帰港した。
1ヶ月ぐらい軽い腰痛で困ってるところにこの荒れの中の釣り。揺れるとずっと座って釣る訳で、えらく腰に来たのよね。
大好きなショットガンアジングも、この日は体調を考慮して封印してた程だ。
しかしJ2さんと魔寧蛇さんは僕の帰宅を許さず、禁酒日の町にマテアジを持って繰り出した。
ヨーンさんの代わりにGATAさんが加入して小宴。禁酒何とやらでJ2さんによる梅酒ばら撒きに、お姉さん達の嬌声が…(笑)
皆さんによると、バンコクに比べると和む、ラヨーンに比べると何でもある、ということでシラチャはいいらしいですわ。
それだけじゃなくて、食べられる魚がいつでも釣れるっていうのが得点高いよね。
大物はさっぱりだったけど、長く楽しい一日だった。また募集しよっと。
place : Ko Sichang
fish : Yellow Tail Scad

2011年7月22日金曜日

バンサレー かなり沖で

夜が明けると船はかなり東、パイ島・リン島の10km沖のラインまで戻っていた。
海は穏やかとなり、艫で女性を交えて開始したタイ人達は、500gから1キロ程度のハタを次々釣る。
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前の日本人は相変わらずで、タイ人が引っ込んだ隙に艫で竿を出してハタを釣って戻ってくる。
僕とコウジさんのイカ切り身には25~30cmのヨコスジフエダイがどんどん釣れるのだが、ハタは少々。RIMG1268h RIMG1275g
ようやくジギングでヒットさせたのはTAIYOさん。皆が注目する中、チェガーム(ホシカイワリ)を釣った。
この辺最高峰の魚種だ。この日、日本人でルアー系で釣れたまともなのはこれだけかな。
 RIMG1278←タイ人さん、デカいの良く釣るわ全く。
しかしいい船だった。2泊2日・沖への遠出3~4万バーツぐらいだと思う。
この船、電話して予約が取れた例がないが、もし取れても誰も集まらずに僕一人で4万バーツ払うことになるんだろうな(笑)。
place : Bang Sare
fish : Gold Spotted Trevally

2011年7月19日火曜日

バンサレー 遥か沖へ

キャプテン・モッドの船でバンサレーから出たのは仕事が終わった金曜の晩遅く。
メンバーはタイ人釣師5名と家族?彼女?数名+日本人4名(TAIYOさん、ヤイさん、コウジさんリュージョン)の大所帯。
沖で漁船からイカを貰い、船は夜通し沖へ向かって走る。我々は出されたカオトムを食べて寝たのだが…。
波風が強く、全長23mの大型船が前後左右に大きく揺れ続ける。寝ている我々も荷物もザザーっと移動だ。
寝るだけで疲れちゃったのだが、夜明けのコーヒーは我々に休憩を許さない。
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艫にタイ人、前に日本人と分かれて開始した。タイ人は主に活イカの餌釣り、日本人はタイラバとジギングだ。
しかしここはどこなんだ?あっちとこっちに薄く見える陸地は?
「あそこがプラチュアップキリカーン、反対がパイ島だ」とキャプテン・モッドが言う。
そうか、シャム湾口の中心まで5時間かけて来たのだな。
水深30~40mの砂底が続き、GPSに記憶された岩場がポイントになっているようだ。
開始早々、タイ人軍団は次々にコロダイやハタを釣り上げる。近場では見かけないようないい型だ。
ところが艫しか釣れない。前でしゃくる日本人にはかすりもしない。
次の場所も次の次の場所もそうだった。魚はすべて艫のタイ人の餌釣りに掛かる。
辛うじてジギングで釣れたのは、キャプテンが艫で釣った鰆とミナミコノシロ、ヤイさんのミナミコノシロだけ。
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キャプテンは艫の後側に根が来る様にアンカーする。ソナーに映る根は極く小さい。
我々日本人はポイントの岩礁から20m以上離れた前方で砂底を叩いているだけのようだ。
流してくれれば我々にもチャンスが来るのだろうが、茫洋とした大沖の砂底で少しでも外すと何も来ないのか、必ずアンカー。
あまりにルアー系がだめなので、僕がショットガン、コウジさんがイカ切り身を試すと、カンルアンとプラートゥーが次々釣れる。
これを背がけで泳がせるが何も釣れない、そんなうちに貴重な初日が終わってしまった。
タイ人側は70cm級のコロダイやハタで一人20kgぐらい釣ってるのに。
遠慮したわけではないが、下手なこだわりがあったがために、遠くまで来てスカ振りするなんて、もったいないことをしたな。
2泊目は前甲板の白い箱の上で寝た。熱風が涼風、寒風と変わり、波しぶきも混じってきて、寝るだけでも戦いだね。
place : Bang Sare
fish : Giant Thredfin, Smooth Tailed Trevally

2011年7月7日木曜日

KFCの皆様へ

OBの皆様、現役の皆様、いらっしゃいませ!(一般のお客様ごめんなさい)
7月1日発行のKFC・OB会報第5号に寄稿させていただいた、管理人のリュージョンです。
今はタイ王国に単身赴任中で、会の各種イベントに参加することもままなりません。
しかし海原を泳ぐ鮭の如く、故郷釣魚会は常に帰るべき場所として心の中にあります。
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いつかは皆様と同じ場所で同じ向きに竿を振ってみたいと思います。
それまでにこちらに来られる機会があれば是非ご一報ください。タイの釣り場も捨てたモンじゃないです。
当ブログですが、まずはsite mapから入られると便利かと存じます。
人気ラベルは「釣りサトゥン」・「釣り海外遠征」・「釣りシミラン」など。画像はクリックで拡大できます。
よろしければ、各記事へのコメントをお待ちしております。豊漁祈願!
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