2010年1月31日日曜日

ソンクラン モルジブ遠征隊 募集

サトゥンが嫌ならこれはどうよ?
ついに出た海外遠征募集。多分これが最初で最後となると思う。
モルジブに行こう。GTを狙おう。
4/10(土)バンコク出発、4/11~4/14釣り。4/15(木)バンコク帰着。
ボートはすでに予約してある。4名乗船可。3名同時キャスト可。
現在2名。あと1~2名様募集。
飛行機の残席が少ないため、決断は急がねばならない。
サバイサバイなこの亡国の釣師達を一喝すべく、西の大海に巨魚が待つ。
普通の勤め人なら、日本に帰れば普通はもう行けない夢の島。
踏み出すも馬鹿、踏み出さないも馬鹿。
まだ見ぬ友よ、同じ馬鹿なら当記事にコメント投稿されたし

2010年1月26日火曜日

どん底シーチャン島

2010.1.17のfishingのお話。
キャプテン・オーッの船で、シーチャン島沖に行った。初めての船でちょっと期待。
メンバーはHARUさん、ヤッシーさん、Leoさん、リュージョンの4人。
アジをたっぷり楽しんで帰ろうと思っていたが、HARUさん曰く「この船でアジが釣れたことがない」と。
釣り始めて分かった。この船頭は砂地にしかアンカーしないな。だから、本当にアジが1匹も釣れない。
シーチャン島から20分ほどの大沖にも行ったが、ここも砂地。プラーデーンやコトヒキだけ。
船頭に言ったんだけどね、アジ釣りたいって。
そしたら「冷静に冷静に、でかいの居るから」と言われてね、萎え~。
DSCN1530 DSCN1529
北風びゅんびゅんの中アタリも無く、13時に切り上げた。
海況もあるのだろうが、ここ暫くシーチャン島と相性が悪くて、困ったことだ。
しょぼーい記事が続いてスミマセン。今週末はゴルフ、来週末はアンダマン海・サトゥンの予定ね。
place : Ko Sichang

2010年1月19日火曜日

桜咲く!

娘のカホが、中学受験戦線、全勝突破で第一志望校に決めた。
おめでとうカホ!3年間勉強よく頑張ったね。
特にこの1年は、旅行も遊びも全然無しできつかったろう。
今日は御褒美の家族温泉一泊らしい。父抜きだけど。
カホ合格発表 003
僕が正月に5日のタイ国内釣行に行ったのは、「受験直前にタイの変な病原菌を持ち帰るな、勉強の邪魔するな」という趣旨に従ったまで。
お蔭様で、僕は一人タイで発病し病原菌は外地にキープ、娘は体調万全で合格連発したわけ。
これで釣れてれば言うこと無しなんだけど、こっちの病気が…ま、いいか。
これでやっとタイに来てくれる。祝、桜咲く

2010年1月18日月曜日

不思議 / スピッツ

spitz saz
アルバム名: さざなみCD
何だこのキーボードは!CAMELの故ピーター・バーデンスと一緒やん!
そうか、スピッツからCAMELへのオマージュなんだな、これは。
何て素敵なんだろう。
空高く滑るような、とろけるようなこのアウトロ、いつまでも続いてほしい…

2010年1月17日日曜日

サトゥンは魚も正月休み

2009.12.30~2010.1.3のfisingのお話。
結論。5日も釣りに行ってGT1匹バラした話だけかよ、とお思いでしょうが、そういうことでござんす。

30日、午後からいつもプラー・モンの魚影の濃いタルタオ島西岸を攻めるが、2バイト・ノーフィッシュ。
本来ここで数十バイト出ていなければおかしいのだが、余裕の日程のため心に隙があった。
タルタオ島のバンガローに泊まり、月明かりの下、ドイツ人やタイ人と話し、のんびり。まだ大惨事に気付くよしもなかった。

31日は北東の強風。既報の通り、ラウイ島敗退・アダン島泊。この日が致命傷だったな。さすがに魚の不在を覚悟したよ。

1日は東北東の強風。島陰しか竿が振れないし、何せ波が高くて東向きに船が進められない。
ともかくパクバラに戻ることにした。リペ島→クラン島→タルタオ島と、何度も風が弱くなるのを島陰で待ち、向かい風の中を移動。
その間の釣りは全くアジ類のバイト無く、後半はいい加減諦めて、アオリイカなど釣って遊ぶ。すぐ揚げて食うと旨いんだ。
19:00に、波飛沫でびしょぬれになってやっとパクバラに帰着。Happy Houseというピンク色の宿が空いていたので泊まった。怪しかった。

2日も東の強風止まず、海は無理と判断してラングー川河口域のマングローブに行った。
これがまた辛かった。終日1回のバイトも無し。ありえん。ジャックぐらい相手してよね、全く。
夜はいつものBest Houseに宿替えして、General ManagerのHoneyさんとお話した。必殺笑顔にクラッと来る。やっぱ美人だわ。

最終日3日は、南東の風時々強し。何とか海も可能。一方で体調が崩れ、38度の発熱となった。しんどくても最終日だから頑張る。
沖が駄目なら魚は地方に移ったのではと考え、本土に近いリディ島海域を丁寧に攻めた。
あかん。ここもダツしかいない。タルタオ島との間にあるタキアン島に移って1周攻めたが、ダツのバイトが増えただけ。失意の納竿。
 旅程 ←画像クリックで拡大可。桃線が航程、赤点が投げた場所。
帰りの車と飛行機は、悪寒と発熱で最悪。3日後、熱が下がらぬまま全身に赤い粟粒状の発疹が広がり、これはやばいと病院に行くと…
Dr. 「突発性発疹です」
RJ 「ちゃうちゃう。ガキじゃねーんだからさ」
Dr. 「風疹です」
RJ 「ちゃうちゃう。もうやったちゅうに」
Dr.  「とにかく何らかのウイルスです。人に伝染させないように。即入院。」
結局風疹とかではなく、連日の釣りの疲れで体が弱った所に、感染済みのウイルス(種類不明)がドバ~ッと増殖し体が負けたとのこと。
海ニ負ケ、波風ニ負ケ、病原菌ニモ負けル、サウイウヒトニワタシハナッテシマッタ。

家に戻ると、沢山の海の同志から正月休みの釣果メールが来ていた。中には未だ見ぬタイ在住の皆さんの好釣果も。いいなあ。
僕の5日間の旅は、アジ類のバイト1回だけという大惨事。それでも心に残る5日間だった。
その日の宿はその日に決める気楽な旅。様々な出会い。単独釣行で人様に迷惑を掛けなかったしな。
連日のキャストの山で出来た指先のタコに触れていると、青い海と磯の風景が浮かんでくる。
階段は降りきったのだ。もう登るしかないという意思が、回復したこの体に沸き起こる。また行くぜサトゥン!

2010年1月15日金曜日

ラウイ島で大晦日

2009.12.31のfishingのお話。
朝タルタオ島を発った船は、強い北東の風の中、ラウイ島西岸を目指した。
そこは1泊2日の旅程では到達できない、最も遠い海岸線。本土から72km。
rawi
昼前、ついにラウイ島北西端に着いた。素晴らしい光景だ。魅惑の荒磯が連なっている。
南に向かって船を流し、丁寧に磯際にルアーを投げ込んでいく。ここで釣れずしていったいどこで、というほどの期待を込めて。
しかし全く食わない。ダツしかいない。カタクチイワシ<グルクン<大型アジ類という連鎖が、丸ごとこの海域から抜けて他に行ってしまったようだ。
さらに災難が僕を襲う。途中、船の横揺れで、撮影中のカメラが大きく振れて、三脚ごと海底に消えていった。 全ての画像データとともに。
ブロガーとしては致命的損失だ。痛い。しかし、釣果が無いので画像無くても一緒と言う「負×負=正」思考でぐっとこらえる。
釣れないまま、船はラウイ島南西の珊瑚礁の湾に入った。青く透明な海の底に、一面の生きた珊瑚。ため息の出る美しさ。
水深2~3mの浅場にアンカーし、Desperadoを取り出してワンダーを投げてみる。
釣れる釣れる。入れ食いだ。チェッカード(フエダイ)、ハタ、バラクーダ、ダツ。
毎投釣れるだけじゃなく、1個のルアーに2匹食ってきたのが3度。手付かずの珊瑚礁ってこうなんだと、改めて豊かさを感じたね。
日没までここでゆったり過ごして帰途に着いた。
ほぼ道具を片付けた頃、船はラウイ島南西端の岬を回ろうとした。そこはトン島との海峡の出口コーナーにあたり、オォッと息を呑む好ポイント。
「あそこに寄せてくれ。」 僕は唯一片付けてなかったPREMIREを手にして、再び船首に立った。
キャプテンが静かに岬にアプローチした。しかしなぜか船は裏側の入り江に向かった。
ちゃうやろ、海峡側を表から攻めなきゃ、と内心憤慨したが仕方ない。そのまま裏から表を狙うような形のキャストになった。
1投目、ポッパーに魚がガバッと出た。プラー・モンの大型だ。初めて言わせて貰おう。それはGTと言ってよい大きさ。
「今の見たか?」「いや見てなかった」
ここで僕は焦った。船を一回外に出し、表からアプローチし直すべきだった。しかしそのままセカンドキャストを放ってしまった。
もう一回出た。キャプテンと助手が一斉に叫んだ「プラー・モン!」
今度はガシっとフッキングした。もの凄いファーストラン。やばいよ。岩を回り込んで走って行く。最悪の方向。
竿は立てたが、尚も竿を絞り込んだままジャーっと糸を持っていく。キャプテンは至急表側に船を付け直そうとするが、もう間に合わない。
こうなったら負け。根ずれで80ポンドリーダーがラインブレーク。あぁ、攻略ミス…。
rawi text
本日唯一の、そして10数回にわたる僕のサトゥン遠征での初のGTは、行ってしまった。 辛い大晦日だった。
夜はアダン島でスウェーデンから来たピーターと飲んだ。
彼は40日間の休暇を、アダン島のテントとハンモックで過ごすらしい。その余裕をきいて、少し癒されたね。
そして満月の光に包まれ、遠くリペ島からの賑やかなカウントダウンの花火の音を聞いて、一人眠った。
人それぞれに、受け入れるべき人生が予定されていることがある。この日がそうだったかもしれない。
少なくとも人生は努力で変えられるなんて敗者は決して言わない。ただ受け入れることを知る。
そんなことを考えながら。

2010年1月9日土曜日

明けましておめでとうございます2010

今年は良い釣りをしたいな、というのは皆様と同じ気持ち。
繰り出そう、海また海へ。殆どが孤独な戦いになっても。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。