2014年1月27日月曜日

涙の初鰹

ダーバン沖にトローリングに行った。キャプテン・マイク曰く当ればカジキ、セイルやキハダは普通、駄目でもシイラやワフー。
軽食と飲み物だけ持ってFat Girl号に乗り込み、10:30に出港。港を出るとすぐに曳き始めた。
真ん中から30m、左右のアウトリガーから10mと20m、5個のルアーを曳く。中乗り君がてきぱき動いて気持いい。
道具は全部借り物。リールはOkuma Makaira 50WⅡ。リーダーは250lbと300lb。太っ!
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すぐにでも何か掛かるかと期待したが無反応。沖に30km出たところで、アフリカ東岸を南に流れるアガラス海流を渡った。
海流の両側は鏡のように平たいのに、海流の中は波頭が尖ってゴウゴウ流れてすごい迫力だ
海流の向こう側で鳥を発見、「ツナがいる」とキャプテンが言った直後に右の竿にヒット!しかし軽い。50cmの本ガツオ。
でかいカジキのルアーに小ぶりのカツオが食うとは思わなかった。この時点で13:30。こんなはずでは…
この場所の水深は520m。ジギングとかやりたいけど、はっきり言って無理。しかしトローリングは魚が来なきゃ暇すぎる。
15:00に久々のヒット。デーブさんが巻いてすぐに上がったのは、60cmの本ガツオだ。もっと大きいかと思ったと嬉しそう。

何とコレが最後の魚。8時間90kmのトローリングであとは何事も無く敗退。はぁ。こりゃ港内の小物の方が楽しかったな。
ということで、1匹4万円の涙の初鰹で僕のアフリカでの釣りが始まった。暗黒大陸前途多難。

2014年1月6日月曜日

遠征用キャスティングロッド購入①

キャスティングロッド購入。Zenaq ROUF Expedition EP73Sという7フィート3インチで、何と3ピース、仕舞寸法79cm。
メーカー曰く「秘境と辺境の地へのアタック用に開発された頑強さと機動力に富むハイスペック3ピースロッド」とのこと。
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最近は飛行機の荷物規制がどんどん厳しくなり、2m級ロッドケースに高額な追加料金を課す航空会社が増えてきた。
それも往復ダブルパンチなので、一回の遠征で竿が新しく買えるほどの馬鹿馬鹿しさ。
これに対抗するには小継ぎの竿しかない。構造上、ある程度性能が犠牲になっても仕方ない。
買ってきてじっと竿を見ると丁寧な作りだが…ガイドの配置悪いなコレ、涙が出そう。
継ぎ目のとこ見てよ。何じゃこのガイド急接近は?性能大丈夫?ZenaqにはGTを随分釣らせてもらって信頼してるけど。
これだけではない。シリーズのEP83-6 Trevallyという竿も注文してある。も~後戻りは出来ん。
遠征ばっちりでしょ、と開き直るしかないね。さあ、小継ぎ竿持って小型機で行くぜ未開の暗黒大陸!

2014年1月4日土曜日

謹賀新年2014

皆様、あけましておめでとうございます。
昨年7月に、6年2ヶ月居たタイより日本に戻りました。日本では暇と天気に恵まれず、あまり釣行できていません。
そうこうしているうちに、「1月1日付けで南アフリカ駐在を命ず」と。では行ってまいります。
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向こうに何年居るかはわかりませんが、あまりの治安の悪さに心の竿は折れ心のラインはプッツン。
しかし捨てる神あれば拾う神あり。住むのは東海岸、インド洋に面したダーバンという人口3百万人の町です。
外房のようなビーチが続き、遠浅かと思えば水深3,000mまで一気に落ち込むカケアガリは侮りがたし。
仕事優先はともかく、調査から始めて徐々にブログ・アップ頻度を上げていくつもりです。
ということで、今年もよろしくお願いいたします。新しい小魚信をお楽しみに!