2008年10月27日月曜日

海に行こう!

【2008/11/4(火)updated】
【全船、予定を上回るご応募を頂きました。御礼のうえ11/4を以って締切とさせていただきます。
 知らない物同士、何かのご縁で仲良く楽しく釣りましょう。
 では注意事項を。
 ☆3回とも、現地集合、朝6:00出船、16:00帰港とみっちり釣ります。覚悟しいや!
  特に遠方の方、前日はゆっくり睡眠をとっていらしてください。
 ☆船酔いされても途中で用事が出来たから帰りたいと言われても帰港しません。覚悟しいや!
 ☆遅刻の方、待ちません。その辺の別船をチャーターしてください。洋上でお会いしましょう。 
 ☆一度海に出れば板子一枚下は地獄と心得、安全装備・保険は各自で確保してください。
 ☆キャプテン提示の料金+チップを均等割り勘とします。】
 *****************************************************************************
相変わらず毎日の強い雨、しかし時は11月、絶好の釣りシーズンを迎えます。そこでお誘いとお願い。
 
◇2008/11/9(日)
 バンサレーのキャプテン・トーの船を予約しました。 

小ぶりですが、艫に拡張デッキ搭載、活イカで大物狙い可能です。トイレ有、食事付き。
 宣伝文句は「キャプテン若くパワフル、性格良し。的確な状況判断、信頼できる。3人までのグループ向き」
 2名様まで募集します。一緒にいかがですか?
 【11/4現在3名様から応募あり、締切とします。】
 
◇2008/11/16(日)
 サメサンのキャプテン・パーチャーの船を予約しました。
 トイレあり、食事つき。4名様まで募集します。
 キャプテン・パーチャーは68歳と高齢ですが、チョンガームの名手として、3年前のTour&Fishing誌に載ってました。
 島周り・ごく岸寄りの三角波が立つような場所に船を泊めて釣らせます。 いかがですか?
 【11/4現在7名様より応募あり、予定オーバーながら強行。締切とします。】
 
◇2008/11/23(日)
 バンサレーのキャプテン・ポンの船を予約しました。
 
初めて利用する船です。拡張デッキがないので艫は1人だけ。
 宣伝文句は「キャプテンの性格良く、話しやすい。小型船の好きな方向き。4人までok、3人がベター」
 【11/2現在、4名様から応募あり、締切とします。】
 
今までこの「タイランド小魚信」で皆様に呼びかけること幾たび幾千たび。呼びかけが直接同行釣行に結びついたことは、一度もありません。
それから考えて、今回の3つの呼びかけ、3タコ食らうのはわかってますよ。僕はたとえ一人でも行きますから、それはそれでいいのです。

2008年10月26日日曜日

シーチャン島、いつもの犯人はお前かっ!

2008.10.26の釣りのお話。
今日は近隣者同士で近場に行くという、ご近所釣行だ。
マークさん(日本人)・エークさん(19日記事のエカチャイ君)・僕の三人で雨上がりのシーチャン島に向かった。
キャプテン・タンの小船。午前に攻めた南端と西岸はアジが回っておらず、イトヨリ中心の暇な釣りだった。
時折出るナブラもパワーが無い。メタルジグには何回もバイトしたし、42cmのマブタシマアジも出たが、散発。
さて午後はシーチャン島の北側に大きく移動、ここでやっと調子が出てきた。
マテアジ良型が食いだした。29cmという、ここでは大きいイトヨリも釣れてびっくり。GTのパッチより大きいぞ。
DSCN2610iy
そしてマークさん、キャプテン・タン、エークさんが立て続けにプラー・クラウ(ミナミコノシロ)を上げた。
マークさんのは49cm。いい型だなと思っていたら、エークさんの小アジ泳がせの竿がゴーンと突っ込んだ。
艫まで回り込んだ魚に、エークさんはokumaの大型両軸リールで対抗、キャプテンが掬ってフィニッシュ。
80ポンドのナイロンハリスがザラザラで切れる寸前だった。71cm。4~5kgかな。
シーチャン島周りで、一日一回は正体不明の大型魚に切られるのだが、犯人はこいつだな。
PICT2627akeDSCN2614
今日は、僕は小魚ばかりで半分寝てたような釣りだった。
エークさんは「サヌック・マークマーク!(めっちゃ楽しい!)」と言ってたし、マークさんもいつもと全く違う新鮮な釣りだったはず。
総合すると今日のご近所釣行は、満足な釣果に加え犯人もわかって、めでたしめでたしということで!
place : Ko Sichang
fish : Ornate Threadfin Bream,  Fourfinger Thredfin

2008年10月23日木曜日

死蔵シーバスロッドをリビルドする

1987年に買った13フィートのシーバスロッドが眠っている。
エビスフィッシング:Mr.DON Saltwater SW1303。逆並継の3ピースだ。

長らく足場の高い大阪湾のスズキに活躍したが、近年は投げ釣りの置き竿に顔を出すぐらいだった。
今日は時間があったので、こいつをタイランドで使えるように復活させてやろうと考えた。
タイでは船釣りばかりなので、13フィートでは長過ぎて使えない。
そこで、手元は使わず、先の2本だけで竿として独立させることにした。
オーイフィッシングスポーツとナクリエンセンターに行って素材を買ってきた。
グリップラバー(EVA)、Fujiのパイプシート、スレッド用とグリップ用のエポキシ、竿尻キャップ、下巻き用タコ糸。全部で700バーツ。
DSCN2605 ← 左から2番目が買ってきた素材
さて、2番(元の竿の真ん中部分:写真の右から2番目)のガイドを外し竿尻のほうから取り掛かる。
・リールシートの位置決めをして、下ラバーを切る。
・竿尻キャップが入るようにラバーを削る。
・下ラバーを取り付ける部分に太いナイロンを螺旋にまいて仮止め、エポキシを塗って下ラバーを挿入、竿尻も接着
・リールシートの下はしっかりした固いものが欲しいので、タコ糸を何重にもきっちり巻く。瞬間接着剤で仮止めしながら。
DSCN2606 ← よしよし、タコ糸が丁度よい太さに巻けたぞ
・程よい太さになったらタコ糸にエポキシを塗ってリールシートを挿入。好みでダウンロック(スクリューが上から下へ)とした。
・上ラバーを取り付ける部分に薄切りのラバーやタコ糸の下地を接着、上からエポキシを塗って上ラバーを挿入。
・ヤスリで上ラバーにテーパーをつける。ついでに他のラバーの角も落としておく。
・SICリングを飾りとして上ラバーの先端に装着
DSCN2608 できぽん!
8フィート9インチの竿が完成。グリップの中は竿尻までブランクスルー、魚信ビンビンだぜ!
チュラロンコン大王記念日の今日生まれ変わったこの竿、「大王8'9"」と命名。ははは、いいでしょ?

2008年10月20日月曜日

サメサンでバラシちゃった

2008.10.19の釣りのお話。
DSCN2598DSCN2599DSCN2602
エカチャイ、サラン、よね、リュージョンの4人でサメサン沖に行ってきた。
キャプテン・パンヤの船で沖の島のコーナーの激流にアンカーした。
主にチョンタレー(スギ)を活きイカで狙ったのだが、釣り上げたのはサランだけ(写真:87cm)。
あとの3人は何と全員ハリス切れで惨敗(ToT)。
僕のなんか1m級の良型で、いったん浮かせてカメラ待ちで竿を構えていたら、フッと軽くなった。あぁぁぁぁぁっ!
50ポンド(14号)のナイロンハリスがざらざらになって切断されていた。
ワイヤー仕掛を根掛りでロストした後で、交換を怠けてこうなった。反省でどーっと疲れたな。
米さんはいろんなルアーを繰り出していたが、魚達の反応空しく、脱力していた。
僕のアパートのドアマンであるエカチャイは、ニコニコしながら「魚バイバイ、1日ワンチャンス、かわいそうね~」
これからいい時期だから、サメサン・バンサレー方面ででリベンジしたいな。誰か一緒に来ないかな。
place : Samae San ~ Sattahip
fish : Long-finned Rock Cod, Painted Sweetlips, Stripey Seaperch, Cobia

2008年10月18日土曜日

坊主のおせっかい…これが仕掛だ!

仕掛に関する問い合わせが結構多い。
しかし、仕掛は長くて写真に撮りにくいし、作成手順の画像を並べるのにblogは向いてない。
完成形の一部分ではあるが、写真を撮ったので、お見せしよう、これが仕掛だ!
まず大物用。1kg~15kgの魚を、活きイカの泳がせ釣りで狙う仕掛。写真はその両端だ。
30ポンドワイヤーの2本針、全長60cm。先針はイカの背中、元針はイカの尻先端近くに刺す。
まず元針をスネルノットで結ぶ。次に先針。穴に通して軸に三回巻き、穴から戻して本線にグルグル巻き。
最後に大型サルカン。穴に通してくびれに三回巻き、逆方向から穴に戻して本線にグルグル巻き。
タイランドのワイヤーはナイロンコーティングしてあるので、スリーブは必要ない。
そのかわり、本線をピンと張っておいて、端を本線に密に丁寧に巻きつけた後にカットすること。
綺麗に作る程、強い仕掛となる。美しさと強さの同居。これだね。
どうやって作るかって?写真や文章ではちょっと説明が難しいな~。釣りにご一緒した時にお見せしましょう。
 
次、小物用。2kgまでの魚を、イカ切り身や小イワシを餌にして釣る、胴突仕掛だ。
リュージョンは全長120cmの3本針と、短くて手返しの楽なのを自作する。ハリスは漁師用のフロロカーボン5号がいいと思う。
上からサルカン、幹糸30cm、そこから第一枝針(ハリス20cm)、幹糸30cm、第二枝針、幹糸30cm、第三枝針、幹糸30cm、オモリ、となる。
何でブレザーやねんって、見えるようにとの心遣いよ。シーツの上の糸、全然見えないでしょうが。
さてブレザーの左側が上で、サルカンが付いてる。右側は、仕掛の状態では30cmの糸だけで何も付けず、釣り場でオモリに付けてある輪に結ぶ。
枝素の結束は、サビキでお決まりのダブル8の字。強化策の二回ひねりやらハーフヒッチ追加やらは各自研究されたし。
これを仕掛巻きにセットして持って行く。オレンジが表、紫が裏(黄色テープは見やすくするためで、普段は不要)
僕は腕、掌、指を人体メジャーとして使いながら作るので、いつもぴったし同じ長さになる。仕掛巻きの上で結び目の位置が揃ってるでしょ?
え?作り方YOU TUBEに載せろってか?釣り同行時か、シラチャ魚宴会の時に、直接同じ向きに並んでやらんと無理だってば~。
そそ、一番大事なこと忘れてた。これ使ってボーズ食らっても、知~らない!
☆お知らせ☆ : ご要望に応え、画像付き作り方をアップ!
胴突き仕掛を作ろう!→胴突き仕掛の仕掛巻きを作ろう!→作った胴突き仕掛を収納しよう

2008年10月16日木曜日

MaMa酔っ払い焼きそば

タイランド小魚信始まって以来の「グルメ」カテゴリーネタ。
お見せしよう、マーマー・パッ・キーマオ。
マーマーはタイ王室資本が入った加工食品メーカーだ。
パッ・キーマオは、タイ語で酔っ払い焼きそば。この袋麺、6バーツ、こいつが旨い!
世界の中心で焼きそばを叫ぶとしたら、日清UFO、ペヤングソース焼きそば、そしてこのマーマーパッキーマオ。
これ。最強。
お湯を掛けて3分、湯を捨てて、付属の青胡椒ソースと粉末ソースを絡めて食す。極楽ぞ。
あらゆるタイランド袋麺を制覇した小魚信リュージョンが最上位の推薦、日系タイ人嘘つかな~い。お試しあれ。

2008年10月15日水曜日

Gatets of Babylon / Rainbow

rainbow
アルバム名: Long Live Rock 'n' Roll
中東風のヘヴィ・メタルともいうべき独特の曲だ。
しかし、何と言ってもギターソロに尽きる。
この類を見ない魔術的なめくるめく展開に悶絶必至。
ロック史上に残るこの奇跡のフレーズを聴かずしていったい何を聴く!

2008年10月12日日曜日

シーチャン島のアオリイカ夜釣り

10月に入ってから土日が会社関係で全滅だ。
唯一行けるのが、11日夜から翌朝に掛けて。それっと単独チャーターで海に繰り出した。
キャプテン・タンの船でシーチャン列島南端まで出て、19時開始。
イカ夜釣りだから、サメサン方面みたいにケンサキイカかと思ってたのよ。ところが…。
キャプテン : 「うーん、一番下に鉛スッテ付けてもいいけど。基本はエギでアオリイカね」
気を取り直して始めると、まあ釣れないことはないが、何とも型が小さいなあ。
断続的に風と小雨が通り過ぎてやりにくいし、鉛スッテ&エギのダウンショットは根掛りが多くて困った。
天気と潮の関係でイカを釣ったのは夜半まで。小型ばかり20杯程。慣れてないもんで、バラシいっぱい。
DSCN2594DSCN2597船頭のと合わせて37杯
船上でゆっくり休憩して朝のルアーに賭けたのだが、これがまさかのノーヒットに終わり、6:00納竿とした。
あ~釣り足りん。アパートで道具片付けて、これからバンコクに行って、お偉いさんをお出迎え&会食。
釣らせてくれんの~、海も世間も。
place : Ko Sichang
fish : Bigfin Reef Squid

2008年10月8日水曜日

修理してみました

タイの釣りの先輩tokuhainさんのブログの題そのまんま。
でも修理したんだからしょうがない。
先日の日曜日、時間があったので釣り用ジーンズの修理をした。
1980年代米国製リーバイス510。今のlevisは全部ベトナム製だから、これはプレミアム品か?(おばか)
こいつの悲運は1991年に遡る。キス師パパTと大阪北港にチヌ落とし込みに行った時のことだ。
いつも通り40cmオーバーのチヌ・キビレをバンバン釣っての帰路、キス師パパTが車のトランクを開けると
そこには廃棄前のバッテリーがこともあろうに転倒液漏れしていた。すぐに捨てとけよ!
あわててそれを起こして、手に付いたバッテリー液を何も考えずにジーンズのケツで拭いた。
ご存知のとおりバッテリー液は希硫酸である。乾けば濃硫酸。拭いた指の跡に、見事に穴があいた(ToT)。
それでもパッチを当てて釣りに使っていたのだが、タイでランドで二度目の悲劇がこいつを襲う。
サメサン沖でイカ墨をしこたま浴びたこのジーンズ、アパートの洗濯に出したら鬼のように擦り洗いされて穴だらけ(>_<)。
ロビンソンでジーンズの切れ端をもらってきて、穴を隠す魚型に切り取り、周囲をほつれ止めのかがり縫いした。
それを道端のミシン踏みおばちゃんのところに持っていき、40バーツで縫い付けてもらったのがこれ。
こいつをはいてアンダマンでも行くか。 USリーバイス510_GT仕様 見参!

2008年10月6日月曜日

ABU 5600C 赤ベロ参上!

最近リールの話ばかりじゃねーかって、まあ釣りに行ってない釣師なんて
高速道路を渡っている犬みたいなもんだから、避けて通ってちょーだい。
さて、ABU 5600C 製造番号 770100、1977年スウェーデン製、海外販売品と思われる。
赤いサムバー・クラッチから、赤ベロと呼ばれるモデル。
今般、釣りを引退なさった吉田老師からいただいたものだ。
使用傷は多いが、よくメンテされてきたのが見ても回してもわかる。
吉田師匠の主力リールとして、長年カワハギ釣りに活躍してきたとのこと。
DSCN258556c
この赤いサムバーは、経年劣化により裏側から割れる事が歴史上わかっており、
そうなると構造上、フレーム丸ごと交換となってしまう。
このリールのサムバーも両側からピシピシっとクラックが入っているなぁ。
カーボンシートとエポキシで補強修理しようかな。
今まで実戦機として生きてきたのだから、これからも実戦機。
幸いスペアパーツを豊富に売っているので、気にせずタイランドの海で使わせてもらおう。
赤ベロ参上!

2008年10月5日日曜日

ABU 6600C 黒ベロ参上!

ABU 6600C、製造番号810200。1981年スウェーデン製、エビスフィッシング販売品。
黒いサムバー・クラッチが特徴で、黒ベロの愛称を持つモデルだ。
僕はこのリールを1983年に千葉の買場師匠から頂き、東京湾の乗合で使っていた。
このたびこれをタイに持ち込んで久々に使うことにしたのだが…
このモデルは現在、何と箱付未使用品だと15万円、ミント(箱無し未使用)でも7-8万円で取引されている。
日本ではこのビンテージリールを、ただ棚に飾って鑑賞したり、あえて実戦で雷魚を釣るというのがABU通らしい。
僕のは使用傷がちょっとあるけど、お宝には違いない。誰か要る?(と恐る恐る訊く)
DSCN258866cDSCN259166c
暫く使わないうちに、性能が変わらないくせに、勝手に宝物に昇格なさった稀有なリール。
何だか海で使うのは、錆びるしもったいないな。
こいつでタイランドの雷魚でも釣るか。黒ベロ参上!