2016年7月19日火曜日

ロッキーベイで釣果優先

ロッキーベイのキャプテン・ウィカスのボートで出た。客は僕を入れて6人。
8時にローンチしたのに、チューブを巻いた波が途切れなく押し寄せ、キャプテンは浅場でじっと待つ。ようやく30分後にギャップを捉えて沖に出た。僕が「この30分、ギャップはあの1回だけか?見逃しは無かったか?」と訊くと、1回だけだったという。僕だったら無理して行って横転かな。難しいもんだね。

トローリングはボートの竿4本、僕の竿1本で曳いた。1時間以上曳いてようやくボートの2本にファーストヒット。僕のラパラCDマグナムには食わなかった。いつもは速攻でジギングに切り替えるところだが用意してない。仕方なくトローリングのセットのままでキャスティングだ。8'2"のツナキャスティングロッドなので太いラインでも少しは投げられる。何度も投げるが飛ばない、当たらない。他の客が取り込み終わった頃、ゴゴーンとアタリ、ビューっと下に潜る。あとはグイグイ巻いて68cmのキメジが釣れた。これが釣れるのと釣れないのとではお土産が大違い。ほっとしたね。

さて後半のボトムフィッシング。まずは釣果優先で胴突餌釣りだ。水深50mにイカの足を付けた仕掛けを落とすと、いきなり良型のアタリと引き。イングリッシュマンの58cm・3.2kgだ。他の客も同型を次々に上げる。幸先良し!しかし、ここからまさかの3連続バラシとサメ襲撃で一気に不振となった。30~40cmの鯛を2匹追加したところでスロージギングに切替えた。但し、リーダーに2本の枝針を絡み付けるように結びワームを付けた。釣果優先のジグサビキ仕様だすw。スローピッチ基本通りの誘いやフォールをするが、オジサン、ウメイロ、エソ…全て枝針のワームに掛かってくる。ジグには見向きもしない。ま、楽しいからいいか、釣果優先やし(爆)。

隣でバカスカ釣ってる中乗トミーに「今日は中乗り?遊びの釣師?職漁師?」と聞くと「I'm a pissing commercial fisherman today!」(今日はマジ漁師だぜ!)と笑った。良い日だった。
fish : Yellow Fin Tuna, Englishman, Protea Bream, Goatfish, Soldier
place : Rocky Bay, KZN, RSA

2016年7月12日火曜日

シェリービーチでタイラバも深場も苦戦

久々のシェリービーチ、うねり2mだが風も潮も弱い。全然食わないトローリングの最中から「今日はディープライン行くぞ」とご機嫌なアンドリュー船頭。 さてトローリングを片付けるかという時に曳いていたロッド中3本に同時ヒットだ。え?僕はマグロ用(PE6号・リーダー100lb)のジギングセット片付けてディープライン用に替えちゃったよ(PE4号・リーダー80lb)。まぁいいかとその道具でジグを落としてしゃくるとすぐにキメジが食った。70cm・5kg一丁あがり。停船中ジギングは安定の釣果だね。

次はボトムフィッシング、まずは50m立ちから。僕はPE0.8号でタイラバを試す。今まで何度もやっているが、南アフリカの鯛類はタイラバに反応が薄い。僕のタイラバ1個に対し、僕以外の8人×3本バリでエサ24個。多分殆どの魚は餌の方に行っちゃうんだろう。この日も餌釣りでバンバン釣れる中、タイラバはアタリ少なく、やっと釣れたと思ったらシモフリハタ41cm。この種類としては良型だから嬉しかったけどね。
さて期待のディープラインだ。アンドリュー船頭が「来たぜRayの遊び場、準備はできてるか?」と僕に声をかけてくれ、他の客には僕の過去の深場ジギングでの釣果を説明していた。こりゃ釣ってみせないとな。潮流1.5ノット、この場所の水深104mでも容易に底が取れる。でかいハタよ来いとスローピッチで攻める。しゃくる。反応なし…。3か所回って手のひらサイズのキレンコ1匹だけ。餌客の釣るキレンコもハタも小さい。潮がピタッと止まると、釣り易いけど魚の活性がガタ落ちだ。

深場は諦めて50m立ちに戻った。僕は意地でジギングを続けていたが、オマツリが多く、ほどきにくい僕の細いラインが不評。タイラバに戻ってオジサンを釣り、貧果のまま早めに納竿した。結局タイラバは魚2匹だけ。他の客全員でタイを100匹は釣ってるのにその差は歴然だ。不完全燃焼だけど、いろいろテストしてみないと分からないことが多いので仕方がない。この日の決定事項は、PE0.8号でタイラバやるのは人が少ないときだけにしようという後退案。あぁ。