2016年6月30日木曜日

音海で船外機ボートジギング

土曜の夜に浜坂での夜イカメタルを予約していたのだが、まさかの浜坂荒天キャンセル。翌日曜の代打釣行を音海のウミックさんが快く引き受けてくれた。6時前に船外機ボートで出船。KAZさんが中央で操船、カワタンさんが前、僕が後ろに座った。
まずは湾内でエサのアジ釣り。ショットガンで赤アジ青アジ快釣だ。そして湾外ポイントへ。出船時に渡された紙にGPSの緯度経度座標が書いてあり、携帯のGoogle Mapでそこまで行く。便利になったもんだ。まずは音海断崖の前の6番で開始。僕はスロージギングとショットガンサビキを交互に使った。まずスローに来たのは良型のケンサキイカ。おぉ一杯だけどこれで昨日のリベンジ完了だね。ワームバケⅡを使ったショットガンには良型のマアジが連発。これも嬉しい。

KAZさんとカワタンさんのジギングや飲ませにもアタリはあるがバレてばかり。ついに上がってきたのは50cmを超えるESO。何や、アタリは全部これやったんかも。その後7番・3番と回って行く。そのあたりはプロの船が集まっていたので期待したが、すぐに砂地に流れてしまいアタリジリ貧。
さて、期待の毛島北東側へ大きく移動だ。岩底で流れが速く難しいぞここは。カサゴ、磯ベラ、ヒメ、根掛かり…。何とかスロージギングで青ハタが釣れた。そしてついに良型が…しかし大エソ(泣)。名礁ローデの鼻近く、に来た。原始林・断崖・群青の海。素晴らしい景色だ。波の荒い中でKAZさんのタイラバに食った。軟調竿を曲げて上がったのは良型のアコウ(キジハタ)。いいなあ。さらにKAZさんアコウ連発。もっといいなぁ。僕も根掛りロストから立ち直ってスローで掛けたが、ホウボウか…。

ここで風が強まり毛島の風裏に避難。さらに馬立島まで後退。もう望み薄かなと思ったが海は応えてくれた。不振だったカワタンさんがスローで「来た!40cm!」そこまで大きくなかったがレンコダイをゲット。馬立島と正面崎の間を流すとアタリが出だした。再びカワタンさんがスローで「来た!40cm!」何とこれは赤アマダイ。「ジグパラ最強、スロー面白いですね」とご満悦。この盛り上がりを見て、隣に居た平和卓也さんのボートはどっかに行ってしまった。僕も大きなフォールを混ぜた誘いに替えてアオハタを追加。そして気持ちいい引き。これが待望のアマダイだった。嬉しい!最後は30cmを超えるアジが回ってきてスローのジグに掛かった。すかさずショットガンでアジを追加し、納竿とした。

天気が良くて一日中スロージギングが楽しめて願ったりの釣行だった。釣果はそこそこだが美味しい魚が揃って満足。イカメタルより嬉しいかも(笑)。夕食に出したケンサキイカとアマダイの刺身は家族絶賛。翌日以降のアジも素晴らしい脂の乗りだった。また来たいね。僕もボート免許取ろうかな…。

2016年6月8日水曜日

仕立船でサビキアジ・サバだけ(ToT)


ヨハネスブルグから(ToT)さんを迎え、渾身のフルチャーター(仕立船)を敢行だ。2人だと費用が乗合の3倍はするので、何とかまともな釣果を上げたいものだ。
ノースコーストのティンレイ・マナーからキャプテン・マークの操船で出漁。助かるのはドライローンチ。トラクターに付けた長い木の棒でズズズと海に押し出してくれる。 まずは餌を確保するため、ビーチから300mぐらいのところでサビキ釣り。20cmを超えるアジやサバが良く釣れ、あっという間に生簀は一杯だ。ここから沖を目指す。19ftの小型艇に115馬力が2機、進行中は30度ぐらいの角度になってて、掴まって無いと船外に転がり落ちそうだ。風が強くうねりも高い中、バンバン波を乗り越える。ああ腰痛っ。
ようやく着いた45m立ちで泳がせ釣りを開始。アジの目の前に結束バンドを通して、そこ針を掛ける。オオニベやハタが食うはずだが……僕のは数回で根掛り全ロスト。(ToT)さんのには2回アタリがあったがフライフィッシング仕込みの早合わせで掛からず。あの~飲ませなんですけど(笑)。
僕は船頭の指示でジギングに変えたが、31cmのソルジャーが掛かった以外は沈黙。強い風と潮流を避けて次第に浅場に移る。ああ、デープラインでジギングという願いはここで潰えた。その後は泳がせもジギングもかすりもせず。

船頭はボトムを諦め、マグロ狙いに切り替えるという。曰く、「磯回りに溜まったベイトを狙ってイルカの群れが来る場所がある。イルカに向けてアジをキャストすると、イルカについてるマグロが食う。この前の月曜日は30kg~40kgを3匹釣った。」「10年前はイルカを見たら一目散に別場所に逃げてたけど、マグロがイルカのソナーを当てにして一緒にいることが分かったんだ。」
イルカ待ちで船を浮かべ、一応アジをフリーで泳がせたまま待つ。その間サビキで餌を追加。2時間ぐらい待ったかな。「水温が21度と低すぎ。マグロは24度以上ほしい。手詰まり…」とついに断念。磯付きのガリック(クイーンフィッシュとGTの合いの子みたいな魚)をキャスティングで狙おうとした。そこでイルカを発見。必死で追うが見失ってしまい、さらに時間ロス。最後のキャスティングも全く当たらずそのまま納竿となった。
結局フルチャーターしてアジ・サバ・イワシかよ(泣)。 条件の悪い中で色んな釣りをやりながら悉く外して無念の帰還。でも船と船頭は最高だったし、幾つかヒントも掴んだ。いつかはノースコーストでガツンと釣ってみたいね。

2016年6月3日金曜日

Amore 蒼星 / Babymetal


たいしたもんだよ、2016年米国ツアーを大盛況で終え、欧州ツアー中のBabymetal
これはセカンドアルバムに収められているSu-metalのソロ曲Amoreのボストンでのライブだ。欧米でクイーンと呼ばれるSuが切れのある振りと堂々たる歌唱で突っ走る。歌謡曲だとかメロが臭いとかアルバム発売当初不評だったこの曲だが、ライブ映えするね。くっさ臭のメロをスピードメタルに合わせるのは有り有りで、臭さを批判してるのはメタルの一見さんだから放置でよろし。
イントロなしでサビから入る。C-A-B-C-ソロ-ブリッジ-C-C-A。
このブリッジのところ、「アーウーアーウー」という天使のエコーに乗せて、遠く離れたファンとの絆が歌われる。ファン号泣の必殺パートだ(笑)。紅月とペアで聴きたいね、ぜひ。

2016年6月1日水曜日

ベタ凪のロッキーベイでスロージギング

ロッキーベイのキャプテン・トミーの船で出た。天気予報のとおり絶好の釣り日和。キャプテンが「今日はダムみたいなベタ凪だ」と言うほどだ。客は僕の他に3人でゆったり釣りができるぞ。最近はゲームフィッシュが不調らしい。80km南のシェリービーチは好調なのに、キハダの群れは沖一面にいるわけでないようだ。一応曳いてみたものの、アタリ1回もないままボートの巨大ルアーも僕のラパラも片付けとなってしまった。
ボトムフィッシングでは最近好調のハタを狙うことになった。水深70m台の根の上を流す。中古屋で買った150gのジグで1回転とか半回転とかスローをいろいろ試してみる。程なく軽快な引きで真鯛そっくりのソルジャー44cmが釣れた。上げ誘い中に小突くようなアタリも多く、小型の鯛類に続いてイングリッシュマンの50cmが来た。後ろであんまり釣れてない船頭が「ほんとにジグか?」と聞いてくる。ま、ジグのハリにイカ付けたらもっと釣れるだろうけど、どうやったら釣れるのかという勉強の邪魔になるのでやらない。再びソルジャー44cmを釣ったり、今日イチの引きの魚が外れたりだったが、反対側の客が糸を出し過ぎて絡むので艫に避難した。

二つの船外機の間でしゃくっているとフォールでいいアタリがあった。これはハタいただきかも。左舷に移動して慎重に巻く。やったね、唇の皮一枚で危なかったが、狙い通りのハタだ。ホワイトエッジ・ロックコッド66cm・4kg。中乗りも同型ハタを餌で2匹釣った。一人釣れない船頭からクレクレ攻撃を受けて笑ってしまった。

帰り道はトローリングでワフー(カマスサワラ)を狙うことになった。カツオ・マグロは7km/hで曳くが、ワフーは14km/hだ。ラパラCDマグナムはしっかり泳いでくれるが、速いので竿を持つのが重くて。そこにガーンと来た。キーッとラインが出たがそこまで。残念バレてしまった。再び曳き始めると、艫で掃除用の水を汲んでいた中乗りビリーが、一杯になったバケツに引きずられて落水、あっという間に船後方に置いて行かれた。泳げ中乗り君!彼の居るあたりには曳いてる途中のルアーが5個泳いでいるので、まずはビリーが釣れないようにルアーを回収。船頭は大爆笑で船をターンさせ救出した。ビリーは「海に落ちたのは初めてだよ。今日2回目の風呂だ」と淡々と言うが、サメに食われなくて良かったね。ベタ凪の海は本当に釣り易いし心まで穏やかになるね。良い一日だった。

place : Park Rynie, KZN, RSA
fish : Soldier, Englishman, White Edged Rock Cod