2013年11月26日火曜日

明石ジギング

1ヶ月程前にKAZさんが明石海峡ジギングに行って、ブリ、ハマチ、サゴシと大漁。でも平日だし同行無理やん。
休日は満員だったり悪天候だったり。やっとシーズン終盤の穏やかな日曜日に釣行できた。
明石の林崎港から6:30に中島丸で出船。乗合だ。客はKAZさんと僕を含む14人。
R0000216 R0000222
船頭は「入れ食い」と噂の高いのタチウオを勧めたが、客の青物希望に押し切られ、まずは淡路島西岸の室津沖へ。
潮止まりまでの短時間勝負だ。船が集結しているから魚も集結…と期待して開始。水深は25~30m。何や浅いやん。
明石海峡大橋直下の激流を想定して200~250gのジグを揃えてきた僕は慌てて100g級にチェンジ。
殆どの客がスロー。僕とKAZさんだけがワンピッチ。ボツボツ50cm級のハマチが上がるが、釣るのはスローの客。なぜだ?
ソナーには底に張り付く活性の低いハマチが映っている。底でこまめにシャクって僕はハマチ2匹をキャッチ。KAZさんも1匹。
僕はサゴシにリーダーを切られてモタモタしているうちに潮止まりとなり、全く食わなくなってしまった。船頭は移動を宣言。
次はお勧めのタチウオだ。明石海峡大橋をくぐって到着した須磨沖には100艘以上の釣り船が集結し、何と賑やかなこと。
全員タチウオ用のジグの前後にフックを付けて、水深60mの底狙いだ。ピンク/紫のジグが人気のようで。
R0000211   R0000210
タチウオって夜になれば堤防から沢山釣れる。わざわざ何で船から…といつも思うが、ドラゴン級が釣れるのが魅力。
真っ直ぐ上下しかしない220gの丸っこい糞ジグだが、時々何かに触るぞ。周りで次々竿が曲がり銀色の魚体がくねる。
僕もKAZさんもタチウオ連発。でも堤防サイズやん!周りも僕らも殆どスレ。ギャング釣りだなこりゃ。
大きなフグ類も盛んに上がる。サバフグ、ショウサイフグ、シマフグ。気をつけてね。命あっての釣りよ。
僕とKAZさんは良型タチを上げて満足したが甘かった。艫の客が釣った真正ドラゴンには降参だ。あんなの居るのね。
僕はここでもサゴシに2回切られ、激しく消耗。ちゃんとサゴシ釣る人も居るのに上手く掛からんわ、も~。
潮が動き出すと、船頭は「青物いこか~!」と淡路島北端の岩屋沖に移動した。青空に巨大な橋脚が突き刺さっている。
潮が速く、水深40~55mの起伏が激しい場所だ。難しく忙しくオマツリ多くそして当らない。
左舷の客が70cm級のメジロを上げて大スター。他の客は全滅。僅かにKAZさんがサゴシを釣っただけ。
何でかな?船がいっぱい集まってるのに魚が居ないなんて。13時に納竿、大橋をくぐって林崎港に帰還した。
R0000214R0000224
客14人でハマチ・メジロを14匹、サワラを4匹。タチウオは一人5~8匹ぐらいか。地味だけど青物シーズンも終わりだしな。
釣果は帰って半分を近所におすそ分け。ハマチはちょびっとだけ刺身。あとはハマチ大根。これが一番人気。
タチウオは唐揚。骨切りしたので家族の苦情ゼロ。骨煎餅も濃厚で旨かったな。
明石か。名漁場にして当ればすごい場所。もっとシーズン中に通っておけばよかったな。R0000225a

2013年11月13日水曜日

手漕ぎボート2題 : 紀伊長島&栗田湾

最近行った手漕ぎボート釣りを2つ。まずは三重県紀伊長島、石倉渡船さん。
ここには20歳台から随分と磯釣りに通ったが、タイ駐在が長かったためのため6年半振り。
小雨の中6:30、キス師パパさんと出船、僕が漕いで片上池水門前まで行った。まずはキスかな。
うねりがあって釣りにくい。期待したキスの魚信は非常に少ない。一本松テトラ前にボートが数隻いたので合流。
皆さんアジを狙っているようだが、ポツリポツリ。僕のショットガンにはかすりもしない。
静かな名倉湾の奥でじっくり狙おうと漕いで入る。これが上手くいかなかった。キスは薄くアジは小さい。雨も時には激しく。
RIMG5132
あと2時間というところでもう一度水門まで出てキス狙いに戻った。ようやくキスらしいアタリがキューン。
手のひら級だが鋭い魚信はヘダイ。しかし僕もキスパパさんもバラシが多く、オッサンの悲鳴が湾内に響く。
ようやく最後にささやかなお土産を得て帰還した。貧果につき渡船屋さんでの写真撮影は辞退w
ヘダイの刺身は旨かった。きりっと締って臭みも無い。ヘダイか。五島に通っていた頃、いつも出してもらってたな…。
RIMG5169RIMG5170
次は日本海・宮津栗田湾でボート。6:30、キス師パパさんは単独で出船、僕はマサキさんと同船してこぎ手。
由良方面へ30分程漕いで快晴無風の中釣り開始。マサキさんの第一投、いきなり大きく竿が曲がる。
大型キスかと思ったが35cmのESO(爆)。すり身用に僕がもらって帰ることにした。あとは次々にキスの軽快な魚信。
RIMG5172 RIMG5173左キスパパ・右マサキさん
マサキさんは20~25cmを結構上げてご機嫌。彼の別竿での飲ませ釣りは、餌のピンギスをサバフグに食い荒らされて不発。
僕の掛けたキスにも水面までサバフグが追ってくること幾たび。やっと1匹スレで捕獲した。
キス師パパさんは45cm級ヒラメを抜き上げたが、勢い余って反対側に放り投げサヨナラホームラン。悔しがるの何の。
この日はマサキさんのナビが的中し、キスの群れの筋から余り外れることなく楽しめた。
最後、双子岩近くのブイ周りで20cm以上の良型キスが連発、僕の最大は26.5cmあった。RIMG5176 RIMG5179 僕の63匹
納竿の12:30まで漕いでは釣って、キス師パパさん75匹、僕63匹、マサキさん45匹のキス豊漁。11月としては十分満足。
キスっていいよね。家族も喜んで山ほど食べた。刺身、てんぷら、フライ、骨煎餅。サバフグも旨いし。エソすり身は……(笑)。
RIMG5180電子レンジで骨煎餅