2009年10月31日土曜日

3連休サトゥン遠征 ③よねさん千本ノックで連発

2009.10.24の釣りのお話。
昼前から食いが立ってきた。微風静穏のコンディション。青く澄んだ海からバイトが頻発だ。
よねさんはミノー7割・ポッパー3割ぐらいのコンビネーションで攻め、特にミノーでよくヒットさせている。DUOタイドミノー14cmかな?
ポッパーでも、何回もアタックされて最後に掛けて釣るとか、ピックアップ寸前に船べりで爆発させるとか、技ありだったね。下のクイーンは74cm。
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今日イチは下の画像のプラー・モン。よねさんは、ドラグ緩めにしておき、楽しんで上げるタイプだ。ゆっくり浮いてきた魚のサイズは63cm。
でも、ファーストランで走りまくられてリーダーをブチ切られたのが2匹あった。あぁ、もったいない。もっと大きかったろうに!
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一方、僕が多用したウォーキングドッグ系のペンシルには食ってこない。
仕方ないなと、いつものスキッターポップやポップクイーンに替えるとちゃんと食うんだな。もちろんミノーもね。
僕は魚が乗ったら一気に巻くと同時に、竿ごと後に倒れこんで、強引に岩場から引き剥がす。よねさんが「オーバーアクション!」と笑う。
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良く釣れた2日目も、夕方はさっぱり食わず、18時に納竿。
この日はよねさんがプラー・モンを63cm頭に11匹、クイーン74cm等。僕がプラー・モンを55cm頭に6匹、クイーン80cm、マングローブ・ジャック56cm等。
バイトの掛け損ないやチェイスは数知れず。プラー・モンの平均サイズが50cmを超えていて、ライトタックルのルアー釣りとしては実に楽しかった。
よねさん、帰りの船で「満足、満足」と海に向かってつぶやいてたな。
ただね、11時間ルアー竿を振りっぱなしの千本ノック状態。2日連続だからちょっと効いたね。よねさんは日焼けと疲れと腰痛でヘロヘロだ。
2泊目はタルタオ島の海岸林のバンガロー。1軒600バーツで2部屋4ベッド、シャワー・洋式トイレ付き。
十分快適で、前回のヤモリ長屋より大分マシだな。虫達の鳴く声に囲まれて、ぐっすり眠った。
place : Ko Tarutao
fish : Giant Trevally, Talang Queenfish

2009年10月29日木曜日

3連休サトゥン遠征 ②桃太郎伝説

2009.10.24のfishingのお話。
初日はパクバラに泊まったので、二日目は朝早くから船を出した。楽しみにしていたタルタオ島での釣り。
6:30には島の北端でキャスト開始。いきなりよねさんのポッパーが、プラー・モンのアタック水柱で吹っ飛んだが、掛からず。
僕は横でショットガンサビキを試す。小型ハタ・フエダイがよく釣れるものの、根掛かりの嵐で閉口した。やめぽん。
島の西岸を南に下りながら釣る。次によねさんが掛けたのは長~いダツ。ルアーは一発でボロボロだ。
一旦島に上陸して、公園事務所でバンガロー宿泊の予約をし、また船に戻った。次は西岸中部の磯を攻める。
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ここで僕が取り出したのが、ワンダー・スリムというルアー。英名は、Slim Pointer 110。リップレスで11cm、21㌘。
モモタロウ・シャーベットというカラー名といい、細くて小さなフックといい、この辺りの魚を舐めきったようなルアー。
だが、こいつは使って楽しいスグレモノ。矢のように飛び、餌のように食わす。何でも釣れる。
シンキングだが、敢えて沈めずに、水面直下をトゥイッチしながら巻いてくる。そんな見釣りが楽しい。
グーン!乗った乗った。そしてどーんと跳ねた。クイーンフィッシュだ。
快速・トルクフルなクイーンの引きは、小柄なルアーには負担が大きいな。
針を伸ばされないように、一回走らせてからゆっくり寄せてランディング。80cmジャスト。いい型だ。
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そのままキャストを続けると、またグーン!今度はプラー・モン50cm。うぉっ、ルアー丸呑みやん。
よねさんが言う「モモシャー、やりますねぇ!」
しかし次の一匹はデカかった。強い引きで、ついにフックが全部びよんびよんに伸ばされて自動リリース。
お遊びはこのへんにしておこう。大きくて太い針に交換すると、ちゃんと泳がないだろうな。
だってコレ、まるで活き餌だもんな。
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place : Ko Tarutao
fish : Talang Queenfish, Giant Trevally

2009年10月28日水曜日

3連休サトゥン遠征 ①よねさんカムバック

2009.10.23のfishingのお話。
南の海に、海のルアーマンよねさんが半年ぶりに帰ってきた。2人でアンダマン海へ釣行だ。
貴重な3連休の初日昼過ぎ、よねさんと僕の第一投がブロン・マイパイ島に放たれた。
アンダマン海のシーズン・インを告げる記念すべき一投だ。
結果から言うと、初日はプラー・モン(ヒラアジ類)が1匹ずつとしょっぱい釣果。
アタリも終盤まで他魚を含めて全く無く、厳しい釣りだった。
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さて、ブロン・マイパイ島→ブロン・ドン島→タマ島と回ったのだが、昼寝してても結果は一緒じゃん。
ハイシーズンを思わせる快晴無風なのに、全く食わんとは、どういう仕打ちよ。
タマ島の大断崖の真下で見切りをつけ、ブロン・レ島の北にあるヒン8に向かった。


ここは低い磯の周りを珊瑚がびっしり取り囲んでいる魅惑のポイント。
ここに来てようやく、我々のルアーに激しいアタックが出始めた。
よねさんはミノーのタダ巻きでプラー・モンの52cmを早々にゲット。
僕は磯際で水面を割ってポッパーを襲った魚を掛け損ない、ミノーに替えて同じ場所を通すとガツンと食った。

 
僕のはプラー・モンの48cm。何とか格好だけは付いたかな。
あとは強いバイトが何回かあるも、2人ともどうしても乗せられず、18時納竿とした。
美しい夕焼けが翌日の好天を告げていた。言わせて貰おう、アンダマン海シーズン突入!


place : Ko Bulon, Ko Tama
fish : Giant Trevally

2009年10月23日金曜日

竿のリバイバルプラン ついに完成

去年から今年の前半に掛けて折れまくった僕の竿。「竿折ちゃん、折れだよ、折れ!」って詐欺みたいだったな
一方、大地・大気・植物をハードヒットする雄大な僕のゴルフにおいても、木の根を強打して5番アイアン折れ。
カーボンシャフトだから、竿と同じで曲がりに強いくても衝撃に弱いな。でも、もうういい。クラブなんか要らんから全部折れちゃえ!
ゴルフで楽しかったことなんて、人生一度も無いからね。
ともかく釣り。ようやくアンダマン海での釣りの開幕前に合わせ、主力が揃った。上からいってみよう。
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◆大王8'4"
 13ftのシーバスロッドから作り、折れたのをまた自力で再生した不滅の長命22年物ロッド。今やシーチャン島での餌釣りのメイン。君はしばらくお留守番ね。
◆DAIKO DESPERADO DS-962ML
 本来は立ちこみ用のシーバスロッド。折れたのをチャンスさんで9,800円にて接続修理。それを緑茶系に換装した。プラグや軽量ジグ用に地元で完全復帰。
◆DAIKO ARTESANO COSTMASTER RA-96ML
 船のポールにぶつけた傷が原因で真二つに折れたのを12,600円で保証書修理。不朽の名竿。でも、使ってこそ名竿。これjからプラッギングで遊ぶぞ~。
◆DAIKO PREMIER PMRJ-90H
 陥没骨折したものを自力で修理。本来はショアジギングロッド。今期アンダマン海では、下のHEMINGWAYとともに主力の片翼として活躍の予定。
◆DAIKO HEMINGWAY HWC-710ML
 今年の夏に21,830円で買った新兵器。本来はシイラ等のボートキャスティング用。シーチャン島のショットガン・アジングで活躍中。ムッチリ粘り感が最高。
◆ZENAQ FOKEETO Trevally FC83-5
 本格的なGTロッドだが、戦艦大和みたいな最終兵器だからな。出番有るかな?(汗)
これにて半年がかりのリバイバルプランが完成。あとは実戦あるのみ。
まずは現地に3本持ち込んで中小型魚から順番に片付けよう。PREMIERとHEMINGWAYの両翼2本立て。これに休憩用のアルテかデスペを持って行く。
大きいのにやられたら、次のリベンジ釣行に最終兵器投入としよう(手遅れってか?)。
折れた。待った。長かった。来た。いよいよ始まるんだ。

2009年10月20日火曜日

暴れだす / ウルフルズ

abaredas
アルバム名: 9
ウルフルズ解散?何て事を!
駄曲も多いが、その真摯な曲作りが焦点に中った時のクォリティはもの凄い。
誰もが持つ悔悟の念を見事に描き切ったこの曲は、日本のロックの至宝ではないか?
大げさ?でも大好き。あ~、胸がっ!

2009年10月19日月曜日

シーチャン島 効くぜショットガン・アジング

注意:「アジング」検索で来られた方、本当のアジングではないのでご了解下さい。
2009.10.17の釣りのお話。
8:00にカームヤイ島からキャプテン・オッの船で南を目指し、シーチャン列島最南端で開始だ。
同行はエークさんとキンさんのタイ人2人。
笑ってはいけないのだが、キンさんは終始船酔いで完全ダウン、釣り不能。
前日エークさんが、「友達を連れて行ってもいいか?」と聞くので、僕は「船酔い大丈夫な人ならいいよ」と答えた。
するとエークさんは「彼は海軍サタヒップ基地の軍人だから絶対大丈夫!」と言っていたのだが…。やっぱり笑える。
さて、僕はこの日、ワーム使用のショットガン・アジングしかやらないと決めていた。
小さく切り刻んだワームを、金色のアジ針の光る平打ち部分を隠さないように付ける。
普通は底付近(三回目のジャークぐらいまで)で食うが、群れが活性化すると上のほうでも食う。
魚が居れば竿下でよいが、アタリがないときは広範にキャストして、遠くの底からバラけたアジを拾い釣りだ。
DSCN3582←「私を食べなさい」とかの不要ワームを切り刻む
昼前にタンパンビーチ沖に移動してきた。時々ナブラが立って、活性が高そうだ。
早速アジング仕掛をキャストすると遠目でヒット!5号ハリスで取れるかどうかのスリリングな引き。
やっと足元まで寄せた。しかしそこから魚は牡蠣だらけの鉄柱を巻くように走ったため、痛恨のラインブレーク。
逃げたのはリュウキュウヨロイアジに違いない。よく引いたのに、残念!
あとはリュウキュウヨロイアジ小型(ピヤ)、マテアジ(トゥーロン)、マブタシマアジ(ティコン)、ホソヒラアジ(カンルアン)と前週同様。
DSCN3585i DSCN3592t←ピヤ42cmなど100匹位
この日も餌釣りよりもよく釣れた。写真は、全てワームのアジングで僕が釣ったもの。(ジグでのシマアジ一匹のぞく)
こんなことを先週から突然始めたのは、ちょっと伏線が有ってね。
これをアンダマン海でやったらどうなるかな?ってこと。あとは、秋の日本でこれを子供達とやりたいなってこと。
place : Ko Sichang
fish : Bump Nosed Trevally, Small Mouth Scad, Yellow Tali Scad, Smooth Tailed Trevally

2009年10月11日日曜日

シーチャン島でアジング

注意:「アジング」検索で来られた方、本当のアジングではないのでご了解下さい。
2009.10.10のfishingのお話。
日本で流行りのアジングは、ジグヘッドに極小ワームを付けてスピニングで攻めるという繊細な釣り。
これを、アジ類の多いシーチャン島で試してみようかと。
但し、もっと定義を広げて、「コマセを使わない疑似餌でのアジ釣り=アジング」ってことにしてね。
釣りを始めたのは午前10時前、コ・サンパンユの南西100m。いつもの場所だ。
同行はシラチャのSさん、Kさん、Akeさん。この3人は餌釣り。
さて、アジングの仕掛だが、幹糸6号、ハリス5号、全長120cm3本針の胴突仕掛を作る。(どこが繊細やねん!)
針は、軸が平打ちでキラキラ光るアジ専用のもの。僕はハヤブサの新アジ胴打を好んで使う。この日は11号ね。
アジング用のワームは1つあたり30円程度と結構高いし、タイには良いのがないので、自作した。自作と言っても、切るだけ。
不要なワームの白っぽいヤツを、長さ3cm・幅4mm・厚さ2mmのシラス風にカッターで切り刻んで一杯作って持って行く。
派手にしゃくりながらの釣りになるから、ワームのディテールは問題ではない。何か針に付いてれば良いのだ。
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この短冊のような自作シラスを3本の針に付け、海底まで落として、しゃくってまた落とす。
ミニワームの胴突アジングって、サビキのショットガンと一緒なんだけどね。
コレがよく食うんだな。ピチピチのカタクチイワシの餌に負けない。
しゃくって上げてくると、数匹のアジがワームを取り巻くように付いてくるのが見える。
アジングは止めると食わないので常に動かしているが、餌釣りの方は大体止めて待ってるという違いは有る。
アジングのほうが釣果が伸びるのは、手返しの良さだと思う。
餌釣りは、雑魚にも食われてしまい、毎回3本針にイワシを付け直すので、その分遅れてしまうのだ。
シーチャン島で来るアジは、マブタシマアジ(ティコン)、マテアジ(トゥーロン)、ホソヒラアジ(カンルアン)の3種が多い。
午前中は潮が動かず散発だったが、午後に行ったタンパンビーチ前は沢山釣れたな。
全般に小型だけど。餌釣りの3人が待ってる間もどんどん食ってくるので忙しい釣りだった。
ピヤ(リュウキュウヨロイアジの幼魚)まで釣れちゃったよ。
餌釣りの3人は、鯵類、イトヨリ、キス、クイーンフィッシュ50cm超と、こちらもお土産十分の一日だった。
さて、餌釣りはしないという線引きのあなた、シーチャン島のアジングなど如何?一応ルアーだよ!楽しいよ!
place : Ko Sichang
fish : Small Mouth Scad, Yellow Tali Scad, Bump-Nosed Trevally, Smooth Tailed Trevally

2009年10月4日日曜日

淡路島 魚影薄い

2009.10.4のfishingのお話。
朝早くから西浦でスズキ狙いもアタリ無し、タチウオに遊ばれる。
おっ、沖にツバス・ハマチのナブラ発見。それではとショアジギに変えてブン投げる。
隣のおっさんの倍ぐらいの飛距離で、ちょっとかわいそうだけどいい気持ち。
ナブラが去ってかなり経ってから突然の1匹目。しかし足元でオートリリース。あらら。
次はライントラブルで、60gギャロップの単独飛行ひゅ~。
40gに変えてすぐツバス40cm。なんだ、8月サイズやんか。10月なら普通50cmだよな(泣)。
次、フッキンキング甘く、グリーンの背中を見せたところまででサヨナラ。
という感じで10匹ぐらい釣れるかと思ったが、なんとこれっきりの1匹。
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おまけに家族指定魚種(40匹受注)のキスが全く居ない。
周りの本格的な投げ釣りマンも全滅状態だ。
そこで昼に思い切って東浦に転戦したが、こっちはキスもハマチも居なかった。
日本で一番釣れる季節は10月でしょうが。それがこの貧果よ。
タイからポッと帰って単独釣行ってのは、さすがに難しかったということかな。