2017年11月30日木曜日

ロッキーベイ3連戦

11月後半、ロッキーベイのWotalotiotから3回出たお話。
第1戦。天気予報はいいのだが前日のうねりが残っていてビーチには大きな波が押し寄せていた。船頭たちはギャップができるかどうかじっと海を見ていた。30分ほど待って行けそうだと決断、まずはWyfieが波を越えて出て行った。後で聞いたがうねり高く食いが悪かったとのこと。次が僕らのボート。初めの波が越えられず左旋回して戻って再トライ、この繰り返しで20分程待ったがついにキャプテン・ウィカスは諦めた。つまり竿も出せずに帰還、無効試合で翌日順延ってこと。やれやれ。

第2戦、海穏やかで楽々ローンチ。ジギングから始めた。枝素を出していつものパドルテールワーム2.5インチを付ける。潮は速いが水深50mなので200gのジグで何とかなる。オジサンやメイチダイがワームに食ってくるがジグには食わんな。船頭と僕がオマツリ、解いてる間にぶら下がっているだけの僕のジグをサメが食ってロスト。何でやねん!後半は餌釣りでボツボツ30~40cmを追加。最後にドッカーンと今日イチのアタリと引きが来た。ウンウン言って巻いてる途中でゴゴーンとサメに食いつかれ、魚ごと全損。ホントがっくりで納竿してもた。直前直後にディアンとオードリーが60cm超のイングリッシュマンを釣ったので、僕のも同じ魚だったのだろう。サヨナラ負け。シュ~ン。

第3戦、凪のビーチから5:30出船。1週間空けたのに相変わらず冷たい緑色の潮で、ゲームフィッシュ狙いのトローリングはさっぱりだ。この日の底釣りはジグを封印して釣果の多い餌釣りに専念した。飢えた工場の同僚達に魚を届けなければならないのでね。第1投から43cmのイングリッシュマンが釣れてこれは行けると思ったが、昼までずっと食いが悪かった。4~5kgと思われる魚を2回掛けたが、2回とも途中でサメに丸のみされてパー(怒)。良かったのは、サメに下針の魚を食われながらも上針のウメイロ46cmをキャッチできたこと。最後の一投でも同型のウメイロを釣って、高級魚比率アップして納竿した。後日、内陸にある工場から「まさかアフリカでこんな美味しい刺身が食べられるとは」と驚きのお礼をもらった。第3戦はサプライズ勝利ということでw。

place : Rocky Bay, KZN, RSA

2017年11月6日月曜日

シェリービーチで竿間違えた

11月に入って一度ダーバン港内でボートからのルアーキャスティングを試みたが、餌釣りに同船だったからアンカーしちゃうのね(泣)。結果、手のひらGTを1匹。

そして久々のシェリービーチ。インド人グループの仕立てに混ぜてもらうと底釣りだけになることが多い。マグロ・カツオはカレーに向かないから。この日は普通の乗合なのでトローリングから開始。僕は巻きを辞退してボートが止まった時だけミヨシでジギング。初めのうちは他客がカツオを釣るだけでジグに食わない。そこでジグをP-BOY250gに替えて速攻落とし、これが効いた。中層でガツーン、ファーストランがビューン。舳先に乗って回収開始だ。しかしこの日は間違えてツナロッドのかわりにライトジギングロッドを持ってきてしまった。柔らかくてリフトできんがな。ようやくこっち向かせてあと10mのところまで寄せてガブガブっと異変が。キハダの上半身だけが上がってきた。もとは90~100cmの型と推定、超惜しい。次にボートが止まった時、再びヒット。根元から曲がる竿に難儀しつつ巻いて巻いてやっと釣れたのはキハダ79cm/6.6kg。さらにもう一匹掛けたがこれはP-BOYごとサメに持っていかれて溜息だね。

後半は餌やワームで底釣り。スコッツマンという旨いタイが9匹、でも小さい。オジサンやスリンガーを適当にキープして納竿した。いや~間違えずにツナロッド持ってきてればキハダ3匹でにっこりだったのに…という一日でした。

C>place : Shelly Beach, KZN, RSA

2017年11月5日日曜日

10月の釣行

9月は家族が来ていたり悪天候だったりで釣行無し。10月は年間で最も荒れる月だが何とか2回ウムコマースから海に出られた。
10月7日、ベベンが同行。さて河口からの出船が問題だ。なんせ前々日にこの場所で波を越えられずに転覆して客が一人死んでるし、僕らの前に出たボートは第一波で高く上に跳ね上げられ船尾から落下して破損し出港不能になった。狭いピッチで押し寄せる波にギャップが空くのを20分程旋回しながら待つ。今だ!と全速で第一波を越え左に切りながら第二波もクリア。冷や汗ものだった。
アリワルショールでのトローリングは他の客に来た小型のスマ1匹だけ。ボトムに移って沈船ポイントは不発、船頭は何とビーチから300mほどのバックラインに移動した。水深は10mもない。アジ、エソ、トラギスといった小魚に混じって良型のタイやオジサンが食うのには驚いた。

風が強くなり早めに上がって皆で船頭モルネが行きつけの店で昼食。釣りたてのタイやハタを下ろしてフィッシュ&チップスだ。コレは!マイ史上最高のフィッシュ&チップスだった。スコットバラのストーンってお店。またいつか魚を持ってここに来よう。
10月21日はミゲルを誘って出た。北方向の深場を攻めるんだと。同船したモハメッドは電動リールを持ちこんでやる気満々。折角の深場なので僕は餌釣りを封印してジギング。まずは水深70m。僕がオジサン、ソルジャー、キレンコを釣って喜んでいると、モハメッドがギュイーンと電動で4kgのハタ。やられた~!

そして待望の水深110mだ。ジグが真っ直ぐ落ちて釣りやすい、こりゃハマダイやハタが来るぞ、と思ったが…底はキレンコの赤ちゃんが絨毯のようにびっしり。浅場に戻りたい船頭を絶対でかいの来るからと説得して粘ったが、赤ちゃんが増えるだけで降参した。

水深50mに移る。ジグの上50cmに枝素を出して2.5インチのパドルテールワームを付ける。これが効く。フレンチマダムやスリンガーが入れ食い、ジグにもソルジャーが食って忙しい。朝から殆ど釣ってなかったミゲルも僕の仕掛けに変えてからソルジャーとオオヒメを4連発、さらに60cmのブリームを釣って「これでアメリカから来てる義理の母にカレーを御馳走できる!」と喜んだ。

この日はザトウクジラが沢山いて、船のすぐ近くでジャンプしたりヒレを振ったり。若船頭が船の下を通過したクジラを釣ってしまい、10分ほど船が引っ張られて大変だった。ハリが早くはずれますように。家に戻っての食事はまずオオヒメの刺身。最強。そしてオジサンの焼き物。カニの味がして旨い。久々に良い釣りができた。
place : Umkomaas, KZN, RSA