2017年4月30日日曜日

4月下旬の釣行

22日はロッキーベイから出船。ここは朝ゆっくり出るので沖に出たころにはゲームフィッシュの時合は終わっていることが多い。この日も。まずは浅場でシモフリハタ38cmを2匹と40cmのオジサンを釣って、期待の90mラインへ移動。スロージギングで頑張るが、キレンコの小型ばかり。やっと38cmが最大だった。「いつも沢山釣るのに今日はどうしたんだRay」と船頭に言われちゃったよ。

27日祝日は急遽誘われてシェリービーチのRiptideで出船。北東風が強く、マーゲート方面のインリーフ(岸寄りの浅場)で釣るとのこと。ああ、ジグの効かない苦手な浅場だ。その上風でボートがスルスル流され、斜めに入ったジグが頻繁に根掛かり。参った。メインターゲットのスコッツマン(一番旨い鯛)が良く釣れるが39cmまでの放流サイズばかり。最後やけくそでアジ針にワームバケのサビキを作って試すと入れパク。ソウダガツオも混じった。真面な釣りにならず、この日は写真無し。

29日はウムコマースのFilletで出た。前日は25kgを頭にキハダが沢山釣れたそうで、大いに期待。しかしこの日はかすりもせず。ボトムフィッシングは餌取りのの多い浅場で苦戦。この日も仕掛をダウンサイジングしてサビキで狙った。色々釣れて楽しいが3kg以上の本命魚を諦めている感があるな(笑)。4月下旬はこのよう不真面目にだらだらと過ぎて行ったのす。

2017年4月21日金曜日

ドラケンスバーグでトラウト

4月の中旬、(ToT)さんと山岳渓流に出かけた。村はずれの川を渡って対岸から始める。水量は多く分厚い流れが魚たちの活力を感じさせる。まずは僕がMeppsのスピナーでブッシュ沿いで掛けた。34cmのブラウン。続いて(ToT)さんが追わせたが食わず、もう一度キャストして食わせたのは47cmのブラウン。ちょっと鼻曲がりで格好いい魚だった。(ToT)さん、「これで日本に帰れる~」といたく嬉しそうだ。

その後、好ポイントが続くが魚は追わず、どんどん上流へ。大岩で分岐した向こう側の流れにキャストして流心で掛けた。いい引きだった。44cmのレインボーだ。銀ピカ、ヒレピン!

釣り時間は2時間程だったかな?魚の顔が見れただけで満足し、車を見ていてくれた村の子供たちにプレゼントをして帰途に就いた。(ToT)さんが日本に帰国してしまったらもう誰も一緒に行ってくれない、そんな場所。この日この川で拾った青いカルセドニー(碧玉)が記念品。美しい川と魚たちは思い出の奥底にしまっておこう。

2017年4月9日日曜日

ウムコマースでスマ良型

天気予報を見ながらキャプテン・モルネの船に予約を滑り込ませた。当日港で待つも、同船のはずのヨハネスブルグからのグループが来ない。僕一人ではボートがペイしないので、定員オーバーの他船から客を貰って1時間遅れで出船だ。
ダイビングで有名な大岩礁アリワルショールの縁をトローリングするも反応なし。最近20kg級を含めてキハダが好調なスコットバラ沖に着いた。「昨日は5ヒット全バラシ。今日は取ろう」とキャプテン気合が入ってる。僕はジギングをスタンバイして、曳きにヒットしたらすぐにジグを落とすいつもの作戦。曳きのアタリは遠かったがようやく強烈なバイトが来た。マリッツバーグからの客マシューが巻きにかかるが魚がでかくて大苦戦。最後はジギングを諦めた僕がマシューの隣について糸抜きだ。「糸抜き」ってわかるかな?昔は大きいのが掛かったら協力して何とか上げるのが基本だったのよ。「肩入れ」:これは、のされそうになる竿の下に入って肩と両手で竿を押し上げ釣人をアシストすること。「糸抜き」:これはリールが巻けない状態になったらリールと元ガイドとの間の糸を両手で引っ張ってリールに送り込むようにして釣人をアシストすること。懐かしいなあ。最近は全部一人でやらなきゃ釣ったことにならないなんて、誰が決めたねん(笑)。これで上がったのが136cmのワフー(カマスサワラ)推定15kg。でっかいの居るんだな、この海域で初めて見たわ。

トローリングの次のアタリは僕の巻き番。2回走ったが3回目はこっち向いて走ったので楽勝で上がった。80cmの良型スマ。以前84cmで7.0kgだったから6~6.5kgだろう。小型クーラーに入れるためすぐに頭と尾を落としたが、内臓の寄生虫が凄いのよ(泣)。
マシューがキハダの4kgを追加してボトムフィッシングに移った。最初は20mの浅場でやっていたが小型スリンガーばかりなので沖のピナクル(尖塔)というポイントに行った。魚探を見るとなるほど海底から尖った岩がそそり立っている。ハタやイトウオニヒラアジがたくさん付いてるそうだ。ジギングでそういうのが食うんではと期待してしゃくるが、サンゴ礁系の雑魚猛攻。アカヤガラ、カワハギ、ベラ…。周囲のシモリでスリンガー・ハタ・オジサンを程々に追加して、風が吹き始める前に早めに上がった。

スマは大型ながら脂は乗ってなくて残念。まあ濃厚赤身でご飯に凄く合うので良しとしよう。それはそうと、ここのボートは比較的安価にフルチャーターして沖の100m~150mラインまで行けるのではないかな?今度交渉してみよう。他の釣り人が未攻略の深場には魅惑の大物が待ってるんでね!
place : Umkomaas, KZN, RSA
fish : Bonito, Wahoo

2017年4月2日日曜日

シェリービーチのボトムでカツオ・スマ

シェリービーチのRiptideから出た。またもやゲームフィッシング(トローリング)は無しで、ボトムに直行。分かっとるわいと最初からジグをシャクった。早々に青物のアタリがあったが、途中でサメに食われてしまった。次のはガッチリ乗ったね。「Sada-sada(ハガツオ)来たよ~」と皆に竿を上げてもらって艫まで移動。予想外に走られ船外機に巻かれるも、無事取り込んだのは本鰹60cm・3.6kg、これもまたよし。
再度スローにカツオか何かが来たが、強い引きに慎重に巻いてたらサメが来てビューン・ぷっちん。クッソーと思ってスピニングタックルを投入、即アタリがあってゴリ巻で釣れたのは1.8kgのスマ。狙いとは違うけどゲームフィッシュなので歓迎だ。

この後は潮が速くなり、ますますゲームフィッシュが期待薄なマーゲート方面の浅場へ移動した。案の定ジグには食わず、ワームにエソ、オジサン、フエフキ、スリンガー、放流サイズスコッツマン…。そのまま地味に納竿。帰宅して食せば、カツオは美味しかったけどスマは脂皆無の若魚だった。振り返ると何だか寂しい日だったね。

place : Shelly Beach, KZN, RSA
fish : Skipjack Tuna, Bonito, Goatfish