2012年11月30日金曜日

年末年始サトゥン沖釣行・パートナー募集

タイランドのアンダマン海、マレーシア国境遥か沖にある島々でキャスティングしませんか?
12/30出発、1/2帰着。所要4日、現地での釣りは3日、現地3泊。
パートナー1名様募集です。概要は当ブログの「site map」→「サトゥン」で1年前の記事をご覧下さい。
RIMG2021g P1020212
天気次第ですが、きっと今までに無い新鮮な釣りの旅を経験できると思います。
小船で200km以上を移動、宿泊は現地での運任せと、ハードルの高い旅でもあります。
従って、少しでもヘタレ自覚症状がおありの方には不向きです。念のため。
ご希望、お問い合わせは、ここのコメント欄、または下記メールアドレス宛にどうぞ(前半・後半をくっつけて)。
前半: rjnws17
後半: @gmail.com

2012年11月25日日曜日

ネチョネチョのハンドルノブ

日本のリールの品質は世界で認められているのだが、皆さんのハンドルのノブ、ネチョネチョにならない?
しょーもないゴムの状態でまず売って、後で高いオプションハンドルを買わせるための策略だという人もいる。
ハイエンダーはそんなになるまで使い込まないから関係ないという人もいる。
しかしな、こうなるの分かってて装着するなんて、品質以前のメーカーの良心の問題だぞ。
RIMG3407
釣り場で気になり、剥こうとしても取れないので、ナイフでベタつく表面をウォリャーと削ったった。これで結構快適。
また粘り始めたら全部除去してウッドでも被せるとするか。

2012年11月23日金曜日

アンダマン海で和風に攻める

サトゥンのキャスティング釣行では2日目途中まで14cm級ポッパーやミノーを投げたのだが反応薄し。
10cm級のミノーにサイズを落としたら食ってきたと前に書いた。それでは5cm級に落とせばどうなるかと。
ついに弓角がアンダマン海に初登場。大真面目にジェット天秤15号×フロロ8号3mの仕掛けで投げ始めた。
ヨーンさん、「ホントにやるんですか?」と苦笑。まずはアオ・ソンビーチの沖の砂地で投げて反応なし。
それではと6番磯南からヨーンさんのミノーと船頭のポッパーに挟まれる形で天秤×弓角を岸に向かって投げる。
RIMG0446jRIMG0444
ガツンと食う手応えがあるがフッキングしない。何回目かでグーンと重みが乗った。まずはプラー・モン45cm。
5番の岬周りでもプラー・モン51cmとクイーンフィッシュ69cm。北磯センターでもプラー・モン追加。バイトはかなりの数あった。
魚がボートに寄れば、まずジェット天秤を掴みリーダーを手繰って取り込む。ヨーンさん「餌釣り~」とさらに苦笑。
岸沿いの小さいベイトを食っている状況では、弓角のこのサイズが効くようだ。
RIMG0447qRIMG0458
何だか反則っぽいけど、弓角は日本の誇るトラディショナル・ルアー。その万能性はもっと注目されてよい。
小さいルアーを遠くへという要望に応え、独特の回転アクションで誘う。潔いシングル固定フックは魚体を傷めない。
何よりバイト数が多くて楽しい。大物に対して無防備だが、これはこれで良いんではないか?特に初トライの場所では。
place : Ko Tarutao / Satun Province / Thailand
fish : Giant Trevally, Talang Queenfish

2012年11月21日水曜日

タルタオ島 開幕順調

2日目は朝5:30にブロン・レ島のビーチを出発した。夜明けの海をタルタオ島へと1時間の船旅だ。
まずは実績場をチェックしようと、西岸の6番・5番・4番磯で投げてみるが全然チェースなし。濁りがいけないのかな…
と思っていたら、4番磯の北側コーナーでヨーンさんのローデッドにドンと来た。52cmのプラーモン、やったね本命。
RIMG0439kRIMG0430 ギュイーン、ばれろ~!
濁ってはいるが釣りになりそうなので一気にタルタオ富士まで南下して、北に向けて釣り上がることにした。
暫く2人ともポッパーを投げていたが、反応が無い。ベイトが小さいと判断して10cmのミノーにしてから当りだした。
「ここはいつも釣れるよ」と宣言した11番と9番。僕は狙い通り岩の間からプラー・モンを2匹ずつ釣りあげた。
型は46cmまでと小さいが、岸ギリギリに打ち込んだルアーにバーンと飛び出し浅場を走り回るのは何ともいえない。
ヨーンさんは、ガイド絡みやルアー単独飛行などのトラブルが多く、その都度ノットし直しでキャスト回数が少ない。
折角の7番マングローブジャックポイントでもヨーンさんは1投でロスト、ホストの僕が代わりに釣ってしまった。
無風で猛烈に暑く、水分補給を繰り返す。特に代謝の盛んなヨーンさんは熱中症寸前の苦しそうな顔。大丈夫?
RIMG0442RIMG0436m ちっちゃくても狙って釣る
カニと焼プラー・トゥーとサバ缶の船頭飯を終えて、アオ・ソンビーチを北上、朝キャストした6番から5番を再度攻めてみる。
すると嬉しいかな今回はチェースが多いではないか。集団で追ってきたり、バイトだけで掛からなかったり。
この崖下の釣り場はドキドキ感いっぱい。ここでプラー・モン51cmまでを僕が3匹、ヨーンさんと船頭が1匹ずつ追加できた。
さらに5番北向きで至近距離で69cmのクイーンフィッシュが僕にヒットしてビックリ。ここで北磯へ大移動だ。
RIMG0457m北部 タルタオ島北部
国立公園施設のあるパンテ・マラッカから北上、ビーチを交えた美しい湾と磯群は豪快な断崖に変わり北端の岬に至る。
長大に続く海岸線だが、釣れる場所は北のワレコと北磯中央(衛星画像参照)の2箇所に限られる。
ポイントに到達、「ここ釣れるからね」と言った途端ヨーンさんと船頭にダブルヒット。僕にもガツガツ当たるけど掛からんぞ!
船頭が続けて釣る。磯の先端に投げた僕にはバイトせず、同場所でヨーンさんが釣る。お~い、もう一人客を忘れてない?
たまらず「もう一回ここ流して!」と船頭に頼み込み、ようやく僕もプラーモンを1匹追加した。危ないところだった。
北のワレコでは船頭が残り福のプラー・モンを釣り上げ、数でヨーンさんに並んだ。「やばい、抜かれる」と焦るヨーンさん。
最後の釣り場レック島では、いつものベイトフィッシュ乱舞が見られず期待薄かと思われた。実際ダツばかり。
しかしヨーンさんは潮渦巻く島の北端にポッパーをドンピシャで打ち込み、一撃でプラー・モンを食わせた。お見事!
RIMG0459北のワレコでRIMG0467レック島北端で
2日目は船頭が4匹、ヨーンさんが5匹、僕が8匹、計17匹のプラー・モンを釣った。初日もこうであって欲しかったね。
ミスバイトやバラシが多く、1人2桁は十分可能だったと思う。僕の釣り方は「反則!」とかヨーンさんに笑われたけど。
ヨーンさん:「昨日は撃沈、今日は満足!!!トータルで大満足でした!!!ひとつショックな出来事が有りましたが(ポキ(T.T))」
いや~、ここの釣りは和むわ。楽しかった!
place : Ko Tarutao / Satun Province / Thailand
fish : Giant Trevally, Mangrove Jack

2012年11月19日月曜日

ブロン島 開幕完封負け

静けさが戻ったサトゥンの海に久々に釣行した。同行はシャクリーズのヨーンさん。
船頭はスレイマン、助手はスレイマンの義兄でトランで漁師をしているスレイマン。ややこしいの~。
初日はブロン諸島を東から西へ攻めた。ドン島→マイパイ島→ヒン8→レ島→キノ島→ラナ島。
ここの海は冷淡。どこに行こうが投げようが全く釣れず、小型のチェースがあったのみ。大いにくじけた。
キノ島の岬に付いていたヨコシマサワラ61cm、ラナ島で痩せたバラクーダ91cm。キャスティングでは2人でこれだけ。
RIMG0422iRIMG0425
ブロン諸島はプラー・モンを狙う漁師や釣師が多いのと、ベイト不在とが合わさって、この日の完封負けとなったようだ。
変化に富んだ島のポイント巡りは実に楽しいのだが、これだけ釣れないと魚影が戻るまで来る価値無いね、ブロン島。
移動中ずっと曳いてたラパラも全くバイトなし。ただ春に船頭にプレゼントしたルアー・竿・リールを彼は使い倒していた。
このトローリングセットで、8月には1日でヨコシマサワラを16匹、最大13kgと爆釣。市場に卸して1万数千バーツだって。
コウジさんかJ2さんから僕経由で船頭に渡ったマグナムラパラCD18を見よ。満身創痍の漁具状態ではないか。
僕のあげたPENN114HLもプレートが日焼けして褐色になっていた。これぞ本来の使われ方。プレゼントしてよかった。
RIMG3399RIMG3404b
夜はブロン・リゾートに宿泊。充実した食事が嬉しい。設備必要十分な1棟2室のバンガローで8時間ぐっすり眠った。
place : Ko Bulon / Satun Province
fish : Narrow-barred Spanish Mackerel, Barracuda

2012年11月14日水曜日

乾季シミラン第一陣 ④釣果・費用・メンバーズコメント

【釣果一覧】

魚種 タカシ コウジ コウチャン J2 リュージョン 合計
GT   1 80       1
カンパチ 4 86,84 5 90 4 91 6 92,83,83,82 3 83,80 22
ツムブリ       1   1
菱鎧アジ   1 1    1 3
大口石チビキ 5 81 7 86   2 2 16
アオチビキ         1 1
カツオ 2     1   3
スマガツオ 1 3 2      6
マグロ 1         1
狐笛吹 1 2       3
スギ   1       1
バラクーダ       1 1 2
ハタ一般 1     1 1 3
雑魚 4 1 1     6
合 計 19 21 8 12 9 69


【費用】
船代(カオラック発着・2泊食事つき)と車代で45,000バーツ。これの人数割りとなる。
飛行機はAir Asia利用により4千バーツ強。あとは行きと帰りの空港での飯代程度。
釣った魚の持ち帰りは全部は到底無理だが、旨い魚の一部を各自秘策を講じて運んでいる。

【メンバーズコメント】
★タカシさん
いや~初シミラン参りました…>_<… 俺のろ~す~(スロージギング)が通用しなかった…
で~う~(腕)が無く、た~へ~(ヘタクソ)でこ~ざ~(雑魚)ばかり。 面倒な文ですみません…
そもそも、新兵器JIGを忘れたとこからダメでしたね。 しかし、色々勉強になりました。
次回12月も再チャレンジがあるので、リベンジしてきます!
お勧めJIGはCB ONE QUICK ZERO ONEシャウトのステイでしょうか?
★マヒマヒ大王コウジさん
強敵2名が不在&不調の中、今回は全て1フックで竿頭奪取!
カンパチ大王奪還には失敗しましたが、シミランシーズン初釣行としては満足の遠征 でした。
今回幸運をもたらしてくれたのはTAIYO隊長愛用のドリフトチューン、隊長の無念が宿ったか?晴れてエースジグ入りです。
CB ONEのZERO ONEセミロングもエースらしい安定した釣果。
カンパチ狙いのセッティングはPE3号にリーダー80Lbを7ヒロ。
ヒット直後に潜って もPEまで行かないように底を5~10mくらい切ってからしゃくり始めです。
フックアウトはあってもラインブレークはあまりないのでリーダーはこの強度で長さ が必要かなと。
PEは~1mクラスでもかなり「ピキピキ」するので、こちらも これが標準。
次回は150m。PE4号でカンパチメーターオーバー、20kg狙います!
★コウチャンさん
Hit Jigですが、7saes Spider-160gです。写真はピンクですが、イエローバックが良かったです。
(毎回このサイズこの色には助けられてます。) 私の鉄板です!!
もう一つはスローで使いました、Slow Blatt S 150です。このJigは特にどうと言う事は無いと思います。
食いが悪い時用にベイトが小さい時用にと思い買いましたが、今回は何でも良かったようです。
Hit Jig
さてコメントですが、次回釣行に50Lbリーダーが要るかな?? 次は切られないぞ!! Hitシーンを撮影するぞ!!
この3つを目標に今回の91㌢超えを狙います!! と言う事で宜しく!!
★J2さん
5月の悪天候中止を挟んでの、念願の2回目の参加。今回も体中が痛くなるほどの釣果、大満足でした。
私は次回不参加確定ですが、次に参加する時までに体力作りにでも励みたいと思います。お疲れ様でした~。
今回の釣果は殆ど7seas Twister160gのピンク。引き重りしない、身体に優しいジグです。後半はほぼこればっかり・・・。
★リュージョン
同行の皆さんには遅刻とかビョーキとかで大変ご迷惑をおかけしましたm(_~_)m
休憩ばかりで十分な釣り時間がとれず、座ったままの鈍いシャクリ。そんな僕にも応えてくれたシミランの海は暖かかった。
次回までに体調を立て直し、隊長と行きたい!釣果少々ですが釣れたジグは下記のとおり。
Hot'sのKSジグ200gの青、タカシさんと同じくシャウトのSTAY160g赤金、そしてLots of ArtsのナムジグJoker165g-ピンク。
NamujigJoker165317860_383108191765560_594814043_n2

2012年11月11日日曜日

乾季シミラン第一陣 ③粘ってカンパチ

初日の深夜から2日目の朝に掛けては雷雨で荒れた。夜が明けても雨が残り、全員がスロースタート。
船頭は停泊したパヤオと前日よく食ったパヤオを執拗にせめるが不発。皆「移動すれば~」と思っていただろう。
朝釣れたのはタカシさんの大型のカツオ、コウジさんのヒシヨロイアジとキツネフエフキのみ。そ、コウジさんは結構凄い。
夕食も朝食も欠席して一晩中苦しんでいた僕は、バナナを食って薬を飲み、なんとか8:00頃に釣りに参入した。
ところが釣果は全滅状態。J2さんとコウジさんの赤チビキのみ。コウチャンさんが釣ったジグと同型のエソは不調の象徴。
IMGA0022k RIMG3369600712_383108371765542_111855035_nu どっちがジグやねん?うなだれ…
正午も過ぎてまだ列島南方海上に居るのに、自分でも何とかカンパチを釣ろうと懸命の船頭が「あと2箇所!」と粘る粘る。
ついにノリックが良型を掛けた。これはちょい違うな、80cmのイソマグロだ。続いて早掛けJ2さんに待望のカンパチがヒット!
しかしJ2さんの掛けた魚は想定外にでかかった。長くスピーディーなランを止めきれず根ズレで切られてしまった。残念!
船はカンパチの群れの真上をキープしていた。そこで全員同時にカンパチがヒット!船の全周で竿が曲がりドラグが唸る。
RIMG3371ajRIMG3373僕80・タカシさん86cm
一巡目は僕が80cm、コウジさんが90cm、タカシさんが86cm、復帰したJ2さんが82cm。魚探の反応はまだ濃いぞ!
二順目は僕が83cm、コウジさんが78cm、タカシさんが74cm、J2さんが83cm。どんなジグでも食うぞ!
三順目はタカシさんが80cm、船頭がついに釣って75cm。これでカンパチ10連発。甲板は一気に赤銅色に染まった。
そう、出てこない人が一人。コウチャンさんは2匹掛けて両方ともリーダーブレイク。細仕掛40lbがここでは裏目に出たようだ。
RIMG3376tRIMG3377コウジさん90・タカシさん74
RIMG3381RIMG3374jk僕とJ2さんともに83cm
船頭ついに「よしっ、釣ったからおしまい!」と予定時間を1時間オーバーしての納竿宣言。
最後のラッシュが無ければショボショボだった2日目、20分間程の荒稼ぎで一気に格好が付いたね。
特に直前まで「ロースーでコーザー」とうなだれたタカシさんはカンパチ3連発で超ご機嫌。よかったよかった。
長い帰路、片付けたりシャワー浴びたりしてゆっくり過ごした。ドタキャンTAIYO隊長のイェ~イを抱いて記念撮影。
RIMG0363t RIMG3382カンパチ10連発、イェ~イ!
place : Similan islands
fish : Amberjack

2012年11月9日金曜日

乾季シミラン第一陣 ②午後から夕まずめ

我々が昼食をしている間に、キャプテンはポイント見つけて待っていた。
そこへノリックがジグを落とすと何かバラした。だが掛け直して釣ったのはカンパチ。おぉ、くつろいでる場合ではないぞ。
各自配置に着きジギングを開始。一発で食わせたのはJ2さん。凄いファーストランに得意の背もたれファイトで応戦。
RIMG0343 602602_383108158432230_1345321768_n早掛けのJ2さん92cm!
J2さん最後はヘロヘロになっていたが、無事上げたのはカンパチ92cm。ぬおー、こんなん釣りたし。おめでとう!
しかしこのポイントの主を釣ってしまったのかカンパチは続かず、タカシさんやコウジさんが釣ったのは大きな赤チビキだった。
タカシさんはキツネフエフキの78cmも釣ったが、今回の主眼「スローでカンパチ」が中々来ない。赤や黄色の雑魚ばかり。
「ロースーでコーザー…」と苦悩するタカシさんの前に、休憩上りの僕が現れてジグを落とすと即カンパチが食った。済まぬ!
RIMG0356RIMG0346スローで雑魚の洗礼
タカシさん、通常のジグのジャークでようやくカンパチ84cmを釣り上げ「長かった~」と安堵の笑顔だ。
シミランでスローが通用しない訳ではない。実際コウチャンさんは1.5号のラインで76cmのカンパチを釣り上げてしまった。
僕はといえば、16時から背中や腹の痛みがひどく、竿を置いてキャビンに戻ろうとしたが、その入り口で力尽きて長い休憩。
RIMG0354 RIMG0355 68378_382757361800643_1856989730_n
全般に不調な時間帯が過ぎ、日も落ちかけた頃から俄然活性が上がった。まずはクイックJ2さん。カツオとカンパチを連発。
続いてコウジさんがカンパチと「今日イチの引き!」でGTの80cmをゲット、アカチビキも連発して「帰ろか」状態。
タカシさんはカツオ・アカチビキ・アカチビキとイマイチ。僕も何とか復帰して座りながらシャクるが力無く、アカチビキ2匹。
体調とは関係なく休憩の多いコウチャンさん、時合いを察知して釣り再開、ロングジャーク一発でカンパチ91cmを仕留めた。
RIMG0361RIMG0353GT80cm・カンパチ91cm
日が落ち暗くなって手元が良く見えない。船頭に明かりを点けてくれというと、「魚が驚いて食いが止む、このまま続けろ」と。
そんな暗い中、全体ではかなりのバイトがあった。上手く掛けてカンパチをゲットしたのはJ2さん83cmとコウチャンさん79cm。
僕はあまりの体調の悪さにこの時点で離脱した。一人変なのが居ると全体の士気が下がるので、明日は何とか釣らねば。
RIMG3366RIMG3367J2さん日没後の83cm
夕食はJ2さんが腕をふるい豪勢なマグロ・カンパチの刺身盛りがどどーん。ワインも出てタカシさんはデッキでまんま沈没(笑)
ここまでで初日が終わったわけだが、攻めたのは水深70m~100m。潮流は適度で各自150g~200gのジグを使っていた。
シミラン諸島はるか西沖から南沖へ、パヤオを転々と拾いながらのジギング。キャプテンの執念は夕まずめの爆発で結実。
パヤオ周りではキャスティングも面白いのだが、今回は短日程のためジギングに絞っていた。皆用意はしてたんだけどね。
place : Similan islands
fish : Amberjack, Giant Trevally

2012年11月6日火曜日

乾季シミラン第一陣 ①隊長不在・体調不良

待ちに待った乾季が到来した。南東からのモンスーンは止み、アンダマン海はインクブルーに染まる。
Air Asiaは今回からドンムアン空港発着なので、僕の家からはかなり遠くなった。会社終業後に直行だ。
金曜21:10のAir Asiaプーケット行きに乗るためには20:00にはチェックインしておきたい。しかし大渋滞!
一時はもう駄目かと諦めた。コウジさんから「さよーなら」のメールが着信した途端、渋滞を突破、何とか間に合った。
さらに遅れて僕の会社の十数名のブラジル人が何事も無かったかのように同機の搭乗口へ。うろたえないって大事ね。
しかし、隊長のTAIYOさんは風邪と腰痛で今回釣行を断念、さぞ辛かったろう。隊長不在のまま欠員補充は無し。
ということでメンバーはマヒマヒ大王コウジさん、コウチャンさん、J2さん、タカシさん、リュージョンの5名となった。
深夜、我々の船はカオラックの港から盛大な爆竹とともに出発、一路西へシミラン海域を目指した。静かな凪だ。
しかし、談笑しながら準備をするメンバーとは別に、体調不良のまま強行乗船した僕だけが船室にこもって苦しんでいた。
23時から腎臓結石による仙痛が発生、薬も効かず逃げ場も無い状態でのた打ち回る。皆に迷惑を掛けなければいいが…。
痛みで殆ど眠れないまま朝を迎え、キャプテンから投入合図が出た。立てるぐらいには回復したので僕も最初から参加した。
RIMG3356 RIMG0331カンパチと肉ギンバル
船はシミラン諸島を通過しさらに西に居た。いきなりJ2さんがツムブリとカンパチを釣り上げる。名前の通りクイックスタートだ。
スロースターターのコウジさんは、第一フォールでお気に入りの黄色いジグを歯物に切られてロスト。さらに遅れそうだ
タカシさんは初シミランながら最も多量かつ高価格の資材を持ち込んでおり、特にスロー系の充実ぶりは凄まじい。
未だシミランでスロージギングに正面から取り組んだ者はおらず注目されるが、まずはゆっくり様子見か。
両軸ファン、細仕掛け、休憩王。そんなコウチャンさんはゆっくりと菓子パンを頬張ると、カンパチをゲットして滑らかな出だし。
僕は2フォール目でアオチビキを釣り、ヒシヨロイアジ79cmの強い引きも腹痛と発熱で脂汗びっしょりになりながらクリアした。
コウチャンさんも78cmのヒシヨロイアジを釣った。始めの引きは鈍いが、中層から猛然と引く魚だ。
RIMG3358h RIMG0332僕とコウチャンのヒシヨロイアジ
僕とJ2さんはともにバラクーダとバンサレーサイズのハタ普通種を釣った。しかし9:00以降はアタリが来なくなる。
艫ではノリックが移動中のタコベイト×トローリングでマグロ6匹カツオ1匹をゲット。旨そうな魚体が積み上がる。
しかし魚が掛かる都度、移動は滞るわけで、不振のタカシさんから「いい加減にしてほしいな…」とお小言。
不振の中でコウジさんがスイッチ・オン。スマガツオ3匹を皮切りに、スギ94cmをゲットして「初めてのコビアだ!」とご機嫌。
コウジさん、さらにカンパチ、キツネフエフキ71cm、赤チビキ86cmと好調を維持。艫から胴の間に次々と魚が運ばれる。
いつもながら、エンジンが掛かってからビール疲れが出るまでの間の大攻勢はお見事だ。
RIMG0335 RIMG0339コウジさんのスギとフエフキ
僕は朦朧として着底が取れない中、本能だけで釣ってる感じ。この体調で何とか釣りができたことに感謝だ。
昼食はJ2板さんのクイック包丁捌きで、カツオの刺身がどーん!超美味に「日本人に生まれてよかった!」の大合唱。
RIMG0341 RIMG3361 チビキ/J2さん包丁裁き
place : Similan islands
fish : Amberjack, Longnose Trevally, Cobia, Long-nosed Emperor, Small-toothed Jobfish