2008年6月30日月曜日

秘境シーラチャー南部

シラチャの町の南側っていったいどうなってるんだ?釣り場があるんじゃないの?
という疑問を持ったまま1年が過ぎた。
いつも土曜日は会社で仕事するようにしてたけど、あまりにも腹が立つことが多すぎて、もうやっとれん!
我慢にも限界というものがある。自分のケツぐらい自…(以下省略)。
ああ、土曜日休めるっていいなあ。なんか南国に旅行に来たような。(そのまんまやんけ)
ということで、先週土曜日、真昼間に屋台の鳥飯を食って、そのまま自転車で町の南を目指した。
日本人皆無の低層住宅街を抜けると、大きな工場の前を過ぎ、シラチャ港入り口だ。
大型トレーラーが沖に伸びた桟橋を盛んに出入りしている。
シラチャ港入口と桟橋
桟橋の先端は釣れそうな場所だろうけど、立ち入り禁止か…釣り対象外だな。
ここを過ぎると道は急に細くなり山を登っていく。そして未舗装の赤土の道に。
廃品回収の親子、筍堀りのおばちゃん…、左右の木陰から鋭い視線が自転車に注がれる。
疎林の間をアップダウンしながら進むと、誰も居ないビーチで行き止まりとなった。
ママチャリでは非常にしんどい道ですな。
ここは、中央に小磯が突き出していて、投げ釣りすれば一応キスなど釣れそうだが、水深なく期待薄。
夜釣り敢行したら、暴漢に襲われて海の藻屑コースと見た。
でもね、町の近くにこんな秘境ビーチがあるなんて。知らなかった。
子供の頃の自転車隣町探検と一緒。横須賀から自転車漕いで、葉山の海に出たあの日を思い出す。
こういうの大好き!
place : Sriracha Hobor ~ Hat Pha Daeng

2008年6月29日日曜日

イトヨリの湯引き、最強!

シラチャの居酒屋「白魚」で、魚宴会。
トムさん一家、Naoさん、Hiroshiさんと僕の7名。
イトヨリは湯引き、天ぷら、煮付けで出てきました。ニベは唐揚で。
トムさん一家は魚大好き家族。子供たちは奪い合うように食べる、うちの家族と一緒(爆)
海は今日もたくさんの命をくれました。感謝。そしてイトヨリ湯引き、最強!
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シーチャン島でイトヨリを釣ろう

2008.6.29の釣りのお話。
キャンセル続きだったシーチャン島に久々の釣行だ。
誰も誘わず、単独チャーターでのんびり。こんな日があってもいいな。
キャプテン・タンによると、イワシの群れが入ってきておらず、アジ系は厳しいと。
イカ短冊で砂地のイトヨリを狙うことになった。島の北東の黄色いブイの辺りがポイント。
よく太ったイトヨリが海をピンクに染めて上がってくる。イトヨリは虹だ!
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たまに来る鋭い魚信はモトギス。体は小さくてもアタリがでかいのは日本と同じだな。キスは真珠だ!
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今日はそれ以外に頻繁に小魚信を送ってくるやつがいた。びっしり海底に居るのではと思うほど。
こいつ。ニベのちっこいの。唐揚で食ってみようとキープし始めたが、きりが無いのであとは放流。
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結局8:30から14:00まで釣って、イトヨリ30匹、キス3匹、アジ3匹、ニベ等の雑魚い~っぱい。
天気よし、近場でゆったり。これといった盛り上がりもないけど、これでよし。
夕食が楽しみだな。イトヨリの湯引きって本当においしんんだ。
日本で頼んだら高いぞ~!その前に、新鮮なイトヨリの湯引き食い放題という状況がありえない。
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タイにいる間の贅沢だよね、これ。
place : Ko Sichang
fish : Ornate Threadfin Bream, Northern Whiting, Croaker

2008年6月28日土曜日

タイランド海水魚図絵


今日ロビンソンに行ったら、よく釣具屋で見る図鑑ポスターがあったので買ってきた。
30バーツ。
約120魚種。タイ名称(タイ語)、学名(ラテン語)、英名称(英語)の3表記。いいじゃんこれ。
特に耳で聞いて覚えていたタイ名称が、タイ文字で書いてあるのがありがたい。
全体に、日本の魚と共通のが多いな。沖縄なんかより、ずっと日本的。
あれもこれも釣りたいの~。
明日は久しぶりのシーチャン島沖単独チャーター。
今日みたいな穏やかな天気ならいいな。アジにしようか、キス・イトヨリにしようか…

2008年6月20日金曜日

ママチャリの修理

先週の日曜日は船止めで暇。午後からゴルフの打ちっぱなしに出かけた。
自転車でゆるい上り坂がずーっと続く道を漕ぐこと7km。
距離が短い場合、自転車がボロイ分、かえって走行抵抗とかギア無しとかがいい運動になる。
到着時、もう汗だく。打ちっぱなしで200球打ってさらに汗びっしょり。
タイでは殆ど自転車に乗ってる人がいない。皆バイク。
自転車に乗るのはガキか貧乏人かスポーツ車かだから、ホントに少数派。
ママさんなんか最も自転車に乗らない人種。だからママチャリという言葉も概念も無いのだろう。
帰り道、鉄製のドブの蓋の上を走っていてガツンといやなリム打ちの音がした。
だんだん後輪がしぼんでいく。パンクだなこれは、と町の自転車まで急いだ。
早速点検すると、2個穴だから修理よりチューブ交換がよいとのこと。
日本なら4,000円コースである。まあ高くても仕方ない。任せた。
出来上がって値段を聞くと70バーツ。250円ぐらい。えっ?安いね!ごめんね…

2008年6月17日火曜日

こんな釣針使ってます

 上段左から、がまかつ管付石鯛16号、オーナー管付伊勢尼16号、がまかつ管付伊勢尼15号
下段左から、がまかつ管付伊勢尼金14号、ハヤブサ新アジ胴打12号、がまかつチヌ4号金
チヌ4号が小さく見える。なぜオーナーの16号はがまかつの15号より小さいのか?謎だな。

大型のタイ製日本ブランド管付伊勢尼は、一袋30バーツ4本入りと日本より大分安い。ありがたいことだ。でも……
タイの船頭や助手は僕のバッグからこれらのハリを見つけると、ニコーッと笑って、このハリでどんどん自分の仕掛を作ってキープしよる。
日本ブランドのハリは一番人気。もうね、慈善事業。もってけドロボー!

2008年6月16日月曜日

シーラチャーの釣具屋

2015年1月23日追記:ここの主人は2010年ころから経営意欲を失ってしまい、魅力がなくなりました。
消耗品ならロビンソンの北向いにあるK'sファーマシーをお勧めします。オモリ・サビキ・ハリ・スッテなどなら手に入ります。

今日は強風波浪でサメサンの予約がキャンセルy、シーチャン島も荒れて予約を受け付けてくれない。
そこで今日は釣具屋ネタ。
シラチャ一で番の釣具屋はここでしょう。オーイ・フィッシングスポーツ。
スラサック・サグアン通り (レムトン前の交差点と市場北側のT字路を結ぶ道) にある。
店長は日本語も英語も全然出来ないが、釣りは世界共通、買い物は何とかなる。
竿もリールも小物も、この辺で使うものは大抵手に入る。そのうえ現地人価格なので安い。
巨大なGTや野生バラマンディの写真も置いてあるので、おいおい尋ねてみよう。

2008年6月13日金曜日

車、入院中

6/1、僕らが釣りで沖に出ている間の出来事。
運転手はサメサンの隣町のサタヒップに母親が住んでいるので、そこで休むというから安心していたのだが…
彼は勝手に車を乗り回し、事故った。
結構グシャっと潰れた。トランク閉まらん、マフラー落ちてブロロロ~
こんなことなら釣りに連れて行けばよかった。
でも連れて行くと、やたらに根掛かりして消耗が激しいし、折れんばかりに竿をあおるし、すごく世話が焼けるんだよな。
大事な釣りのときに寝坊して遅刻ってのもあったなあ。ふう。
次の日曜、車がようやく直ってきての釣りなんだけど、君は桟橋でスルメでも齧って待ってなさいってことだな。

2008年6月2日月曜日

サメサンで鮫さん釣ってあ~しんど

2008.6.1の釣りのお話。
前週と同じメンバー・同じ船でサメサンから出港した。
今回の開始は、サメサン沖列島の先の方、大きな海亀が浮いてきてプハーっと息をしている美しい場所だ。
イカ一匹掛けの第一投で、いきなりリールがジジーっと大魚信を知らせた。
光りながら上がってきたのはピヤ(イトヒキアジの小型)。こいつの刺身は綺麗でおいしい。幸先よし。
一方、noriさんよっちゃんの小物狙いの方は、何故かさっぱり駄目。
noriさんのピヤ狙いサビキショットガン釣法も不発、助手のポムから「あんた餌つけたほうがいいよ、それ」と冷たい宣告。
次はサタヒップ沖まで大きく西に出て、水深50mの場所を狙った。大いに期待したが、海底から上がってくるのは、
雑魚ナカリンと見栄えイマイチのキーメン(ヒトスジタマガシラ)ばかり。無念の思いで、程なく浅場に撤退となった。
そんなこんなで釣果が伸びない中、船尾で釣っていた私の大物竿に大魚信。それっと飛びつき、あおってあおってガンガン巻く。
無事底も切れて、あとは力勝負となった。こっちはPennのSPセネター114Hに20号の糸を装着、人間でも釣れる太仕掛だ。
しかし魚は、こっちが巻いた以上に何度も糸を出していきく。途中で分かった。この引き、エイだろうな…。巻きながらの会話。
「キャプテン、エイだろこれ、食えネエだろ」 「食えるよ、旨いよ」 「どうやって?」 「揚げたり、干してから焼いたり」 「本当かよ??」
5分ほどかかってやっと上げたのは、ローナン(サカタザメ) 139cm・15kg。汗びっしょり。疲れた~!
上半身エイ、下半身サメの変なやつ。キャプテンが持ち帰って食うと言うので、引き取ってもらった。
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午後は散発ながらよっちゃんが40cmコロダイ、僕もコロダイ小型3枚。
磯師noriさんは金魚とナカリンの猛攻から一日中抜け出せまなかった。くじけて寝ること幾たびか。
この日の一戦で、東洋太平洋「小魚信」暫定王座はリュージョンからnoriさんの手に渡った。
これから海が荒れてくることを考慮すると、noriさんの正式王座奪取・長期政権が期待される。応援よろしく!
place : Samae San ~ Sattahip
fish : African Pompano, Spotted Shovelnoze Ray, Painted Sweetlips 
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