2015年2月23日月曜日

キス仕掛を作ろう ⑤動画編

アイランド小魚信の全620記事の訪問履歴を見ると、「キス仕掛を作ろう」シリーズの4つの記事が1位・2位・5位・6位。
なぜかはわからないが大人気なのである。一時はgoogle検索で「キス 仕掛け 自作」と入れるとトップに来たこともある。
検索は5月が最も多く、ああ日本は今頃キスが釣れ始めるからなと望郷の思いがよぎったものだ。
しかし最近は真冬でも、越冬せずに活動中の読者からの検索が来る。ありがたいことだ。

ボートやチョイ投げ釣りに適したキス基本仕掛けの自作。砂ズリと枝針用のチチワに二本撚りを使っています。

今までの画像+説明記事で諦めていた人も、動画を見れば「あぁ~なんだ」と納得して自作する気になるのを期待。
特に肝となる二本撚りのやり方、途中に撚りチチワを出すやり方は、動画のない今までが不親切だったからね。
数回やれば手先が覚えてくれるから大丈夫。トラブル時に現場で仕掛を作り直すことも簡単だ。
同行者の分もササッと作ってあげると喜ばれる。
あとはこれに長短のハリスを結んだ針をつけるだけ。
さてと、仕掛ができたらキス釣りに行ってらっしゃい!
今までの連載記事ね↓
①ハリ編
②絡み防止の二本撚り編
③枝スを出すチチワ編
④両端の処理・完成編

2015年2月15日日曜日

カツオ・キメジ用ルアーのフック交換

前回ラインのせいでバラしまくって失ったルアーの補充に釣具屋に行ってきた。
VMC(RapalaやWiliamson)の新しい製品は、縦アイのシングルフックがついている。お~時代はそこまで来たか。
カツオやキメジはリリースするわけではないのでトレブルフックでも構わないのだが、僕もちょいやってみよう。
縦アイのバラばりも売っていた。Decoyのは5本8百円と高いので、MustadのKAIJU5/0をチョイス。
5本320円ぐらいとお手頃。海用ルアーフックなのだから錫メッキが欲しいところだが、なんで全部クロームなのかね。
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これを手持ちの40-50g級のペンシルやポッパーに付けてみる。フックの数が足りないので腹だけ(爆)。
これらのルアーだと1/0のトレブルフックが標準だが、それでは伸ばされることが多く、僕は2/0に変えていた。
縦アイのシングルは2/0のトレブルに近いシルエットだが、ゲイブがガンと広くて安心感あるね(ST66-2/0と比較画像)。
ライン交換して沖のナブラまで行けば、きっと僕だけ入れパク。だって誰もキャスティングタックル持ってこないのだから。
まずは腹フック1本だけでやってみよう。どやろか?

2015年2月11日水曜日

シェリービーチでバラしまくり

シェリービーチには1月に2回行ったのだが、実釣20分で早上がりとか船自体が出ないとかで釣りにならず。
剥き出しの荒海なので、予定通りにはいかない。2月になって単独釣行、漸くまともな天気で釣りができる。
5:30にRiptide Chartersで出船、客は9人、沖でトローリング開始だ。
僕は巻き巻き隊には加わらず、ミヨシでキャスティングタックルを持ったまま船の停止待ち。
艫のリールがジャーっと鳴る。キハダが食ったようだ、船は停止。僕はキャスト。ポップクイーンの着水と同時に食った。
あれ?引かない。44cmの小さい本ガツオだった。まあいい。新しいクーラーに丁度入る、一人で食べ頃の大きさだし。
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トローリングではキハダの95~100cm(8~10kg)が3本上がった。その2本目の時、僕のポッパーにも鮮烈なバイト。
キャスティングはこう来なくちゃ。寄せてきて船べりでの一走り。へへっ余裕だねと思ったらフッと軽くなった。
珍しくパロマーノットでコンビリングを結んだのだが、ノットが抜けちゃったのす。ロスト①、なんでやね~ん!
その後は群れに当たらず、7:40から期待のディープライン・ボトムフィッシングタイムとなった。
他の客が餌釣りを開始する中、まずは実績のあるワンピッチでジギング開始。水深120m、流れ穏やか。高まる鼓動。
しかしどうも船は筋を外しているようだ。餌釣り客にほとんどアタリが無い。いわんやジギングをや。
3回目の着底でかなりベベル引きになった状態で40シャクリ、さあ回収だなと思ったとたんに食った。ゴーン!
来た来た。重いぞ。中層まで巻いてきたら猛然と突っ込んだ。おおっ、思ってたよりデカいなコレは。
あと1色だ。もう一息というところで、魚が猛スピードで他の客の糸を絡めながら一気に艫に走った。ウヘー何ということを!
中乗りが僕のラインと他の客のラインとの絡みを外そうとしている最中にもう一走り。ラインはスレでプッツン。
中乗りとキャプテンは「カンパチのデカイのだ」と口を揃えるが、走り方が違う。多分深場にいたキハダだと思う。
7seasのTwist250gジグロスト②、なんでやね~ん!
新たなディープラインのポイントを探して船は移動開始。しばらく走るとナブラに遭遇、僕にキャスティング指示が出た。
タックルハウスのブリット行けーっ!ジャークジャークにどっかーん。うぅ楽しすぎる。走りも引きも強烈、魚はまだ見えない。
そこで猛然と縦ラン、そしてラインがぶっちーん、歴戦のブリットロスト③、なんでやね~ん!
ナブラは続く。ソルティガドラドペンシルを投入。鮮やかなブルーと黄金のシイラが追ってくる。しかし船べりまで食わない。
僕がルアーをピックアップすると「なぜ上げる!そのまま船尾に流せば食ったのに!」と中乗りからお小言。知らんがなw
次のナブラで投げると着水と同時にもう食ってる。良い引きだ。63cm・3.7kgの本ガツオ一丁上がり。お土産は十分だ。
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次のキャスト、これもアクションする前に食った。他の客は、僕のためにボトムフィッシングができず、見てるだけとなってる。
ガツッと合わせておいて「誰か巻くか?」と他の客にタッチ。そしたら彼は大苦戦よ。糸は出されるし座り込んじゃうし。
気合い入れて巻かんかいと思ったがこっちもバラしまくりなので笑顔で応援。やっと浮いてきたのは100cmのキハダ。
うううう…自分で巻いとけば…とは言うまい。彼は「サンキュー!めちゃエキサイティング!」と握手を求めてきて大喜び。
次もすぐに食った。3回合わせて「次は誰が巻く?」とロッドを渡す。だがデカかった。その客は対応しきれずブッチーン。
結び直したばかりのリーダーがナイフで切ったような切断面、これまた歴戦のドラドペンシルロスト④、なんでやね~ん!
手持ちのルアーが全滅、しかしまたナブラが出た。キャスティングジグ125gを結び直してキャスト、即どっかーん!
これで本ガツオ65cmをゲット。ギャフを入れた中乗り君が「お前、バラし多いけどマスターやな」と言ってくれたw。
ちょっとキャスティングで遊びすぎたな。なぜならその間に風が強まり、ディープでのジギングができなくなったから。
船は45mライン、35mラインとどんどん浅場に移る。僕はジギングをやめて餌釣に転向、タイ類が数だけは良く釣れた。
しかしキープサイズに恵まれず放流ばかり。あるとき僕の掛けた小鯛にシイラが追ってきて噛みついた。
それを見た常連のタイスがタコベイト×オモリをキャスト、遠目でシイラをヒットさせた。鮮やかなジャンプを見せたが御用。
ダラダラ書いたが、ディープラインでのジギング、ナブラでのキャスティングは実に期待度が高く、楽しめること請け合い。
下船後、キャプテンと中乗りから、「今日は有難う、次はバラさずに全部獲れ」と励まされた。もちろん!一緒にどう?
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place : Shelly Beach KZN RSA

2015年2月7日土曜日

ダーバンの釣具店② Basil Manning

釣りに出かけたが悪天候で船が出ず、300kmの道のりを往復してダーバンに戻った。
ちょうど開店時間の釣具屋に寄ってみた。Basil Manningのダーバン店だ。おぉ、なかなか良い店ではないか!
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さて、南アフリカの船釣りでは客はクーラーを船に持ち込まない。
では船に氷があるのかというと、これもなくて、釣った魚は帰港まで甲板や座席下とかに放置。
皆さん焼いたりカレーにしたりだからそれでもいいんだろうけど、繊細な日本食にするには明らかに鮮度アウト。
僕だけ氷入りクーラーを船に積んでもらうのだが、船が小さくて40㍑のトランク大将は置く場所がない。
何とかクーラーを船に持ち込みたいので、座席下収納スペースに入れてもらうため、この釣具店で20㍑のやつを買った。
Ice Koolという、南アで一番人気の(?)オーストラリア製。7千円。何だか高いな。
タイの漁船や飯屋にあるクーラー同様、蝶番が無い。本体に蓋を載せ、段差が噛み合う方式。ゴムひもで留める(笑)。
ガワが何とFRP。やたら分厚くて丈夫だ。保冷材は不明だが、最長3日氷が持つと謳っており、5年保証つき。
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あとは、ヤマリアポップクイーンが900円で出ていたので13cmを2個、鯛ラバ125g・500円、日本より安いやん!
南アで初めて見たまともなジグ(Maxel Dragonfly 200g)1700円を試しに1個。すべて近々高級魚釣果で回収する予定。
でも結局、お魚が入りきらなかったりするw。