2007年9月28日金曜日

社員旅行

先週の土・日はナコンナヨクの山奥にあるリゾートに社員旅行。何でも渓流や滝で有名なところらしい。
シーラチャーから車で片道3時間半かけて行ってみると、それまで延々と続いていた平原が急に山に突き当たり風景が一変。
沿道にはラフティング用のボートがいっぱい並んでいる。
川は水量ゆたかなものの、例によって水が濁っている。タイ人に日本の渓流見せたら綺麗すぎてびっくりするだろうなぁ。
夕食前に昆虫を探して林の散策をしたが、蚊に刺されまくって「デング熱で倒れたらしゃれにならん!」と中止。
そして4時間半にわたる歌と踊りの160名大宴会。はぁしんど。
宿泊施設は団体さん向けかな。シャワーちょろちょろ、ベッドぐにゃぐにゃ、2人相部屋。ま、いいか。涼しくて気持ちよかったし。
しかし休日が2日潰れると痛いな、釣師としては。近くにダム湖があると言うが、社員をほっぽらかして釣りに行くわけにもいかんしな。
15年前、日本で僕が幹事の時の社員旅行、和歌山の箕島でクエ鍋食べて、翌日サビキ釣りタイムを組み込んだ。
無理やり釣りなんかやらされて可哀想、と思うでしょ。結構喜んでたな、皆さん。
遥かな日の初島刈藻島の思い出。

2007年9月27日木曜日

週末釣行予定


次の日曜日9/30にシーチャン島沖に釣行予定。タイ人3+日本人2ぐらいか。

写真はシーラチャーのシーサイドレストランからの夕景だが、少女の鼻の先に見えるのがシーチャン島の南にあるコ・カンカオ(蝙蝠島)。
この南岸に行くことになるだろう。
場所柄小物釣りの範疇を出ないのだが、イカやったり泳がせやったりして時間を稼ぎ、クーラー満タン早上がりだけは避けたい。
ところで船頭やタイ人同行者が何を言ってるのかさっぱりわからんのがいかんなあ。
そろそろタイ語を勉強せんとなあ。会社で使わないからって舐めてたけど、私生活の情報量・楽しみが減るのは結構重大だな。
よし、重い腰を上げて……まずは釣りに行こう(爆)

2007年9月23日日曜日

シーラチャー漁港

写真はシラーチャー漁港の夕景。
日本の漁港のように防波堤に囲まれた船溜まりと水揚げ場があるわけではなく、一本の桟橋が干潟から伸びているだけ。
両側に帰港した船が着き、トラックが魚を積んで出て行く。
隣に伸びるコ・ロイへの連絡橋では満潮時に沢山の竿が並んでいるが、この漁港桟橋で釣りをしている人を見たことがない。
禁止なのか釣れないのか?水がめちゃくちゃ汚いので竿を出す気になれないのだが…。
ただ、パタヤの釣具屋の主人が「夜中に桟橋の下をルアーで狙うとプラー・カポンが釣れる。10kgのを釣ったことがある」と
言っていたのがひっかっている。要調査ポイント。

2007年9月22日土曜日

ダイワ ミリオネア6HM

自宅で眠っていたこのリールを引っ張り出してタイで使うことにした。 
1981年7月に、当時アルバイトをしていた日の丸釣具新橋店で買ったものだ。
ABUの6000シリーズと同サイズ。当時としては画期的なアルミワンピースフレームで登場した。
ルアー用としては大きすぎるためか、殆どが船小物用としてのお客さんだったが、結構良く売れた。 
 
その頃、僕は五島列島福江島に投釣りの夏合宿に行く予定があった。
静かな内湾・近投・軽いオモリで大型のキスを狙うという釣り方に、このリールがピッタリではないか、と思って買ったのだ。
そして10日間の夏合宿。19歳の夏。楽しかったなぁ。僕には尺ギスは来なかったけど。バックラッシュいっぱいしたけど。
ベイトキャステイングリール特有の整ったライン放出が青空と海にに吸い込まれていく光景を忘れられない。
 
その後この6HMは乗合船でたまに使う程度であまり出番がなく、その結果壊れもせず現在に至る。
そして今、福江島の夏と同じタイの太陽の下にのシルバー&ブラックの6HMが帰ってきた。
お前には太陽が一番良く似合う。
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2007年9月16日日曜日

シーチャン島クーラー満タン③

さて、2007.9.15釣りの後のお楽しみ夜の部だ。
魚は大量にあるので、運転手さんにバイクの前かご一杯持って帰ってもらい、あとはドサッと料理屋に持込んだ。
今回は日本から出張で来ている会社の皆さん中心に味わっていただこうと、シーラチャー市内で出張者宿舎に近い「白魚」に調理を頼んだ。
16時に魚を持ち込み、タイ人のWATさんに通訳してもらってでタイ人板長 に希望メニューを伝えた。
前回別の料理屋で刺身が美味しくなかったクイーンフィッシュだが、板長はこいつを見るなり「バター焼きがうまいよ」と決めてくれた。
 
18時、魚パーティー開始。集まったのは12人。刺身、唐揚、塩焼きがどどーんと来た。ビールが進むね~。
刺身も唐揚も皿に乗った「尾頭」は一匹だが、身は数匹分盛ってあり、すごいことになってる。
他のテーブルのお客さんからも「おおっ、あれは何だ?同じのして!」とシマアジ刺身のオーダーが入ってた。
まず鯵南蛮タイ風。揚げすぎずピリッとしていい感じ。
次はモンツキフエダイとサバ(プラー・トゥー)の煮付け。一番楽しみにしていたこのメニュー、期待をさらに越える美味しだった。幸せ。
 
特注のトムヤム鯵。他になければ丼2杯は食えそうなほど美味しかったけど、好き嫌いの分かれるスープなので売れ行きがイマイチ。
それからクイーンフィッシュバター焼き。この魚に足りない脂分をバターが補って、うまい!の声があちこちから上がった。
釣り船の機関室に落としてしまい機械油まみれになった1匹も、海でよく洗ったから大丈夫だった。それどころか「皮が旨い!」と絶賛する人あり。さすがエンジニア。
他にも一瞬で売り切れたウメイロの薄造りポン酢仕立、鯵の頭の薄味スープなど、食べきれないほどの量が並んだ。で、びっくりするほど安かったです。
「いやーうまかった、堪能した。もう当分魚はいいわ」
「白魚の料理すごいな。あなどりがたし、恐るべしやな」
「今度はイカも釣ってきてね」
ありがたいコメントを沢山もらって20:30に散会した。これにて長く楽しい一日の終わり。
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シーチャン島クーラー満タン②

2007.9.15の続き。
今日のメンバーはリュージョン・SODA・SIM・WATの4人。SIMさんとWATさんはあまり釣りの経験がないとか。
シーチャン列島南端に着いて始めるやいなやアジ類が来るわ来るわ、その後も途切れずに釣れ続く。 SODAさんはのクイーンフィッシュ2連発でご機嫌だ。すべての自分の動きに解説付きの人で、とってもにぎやか。 SODAさんは雑魚王でもあり、アカメ(プラー・カポン)小まで釣っちゃった。 タイ内陸部出身のWATさんは、面倒な餌付けと強烈な日差しも加わって早々と船酔いダウン。しかし1時間ほどで復活、静かに再開。 大きいのに切られてもアジ4連で上げてもひっそり無口。海釣り初めてとは思えない落ち着き。SODAさんと対照的だ。 そんなWATさんが30cmオーバーのウメイロを釣り、タイスマイルで密かに嬉しそう。写真見てやって下さい(青いポロシャツ)。
東北地方(日本の)出身のSIMさんは半袖短パンで「日焼けしに来た」と豪語するも、あっという間にチリチリに焼けて「暑い!暑い!」を連発。 船頭から「そんな格好じゃダメだ」と警告1。 そのSIMさんが昼頃クイーンフィッシュを掛け「コレは強い!」。 しかし魚は船底を回りこみ、反対側のSODAさんの目の前をサビキを口にしたままビューンと走り、針を外して逃げていった。
僕は、朝イチで竿が船に叩きつけられるほどの強い一気の締め込みにハリス切れ。歯のある大型魚のようだ。こいつに3人やられた。何ですのん?
その後は餌なしマシンガンサビキ釣法で数を伸ばしたが、シマアジ良型は回ってこなかった。
嬉しかったのは27cmサイズのサバ(プラー・トゥー)が結構つれたこと。日本のサバはこの大きさだとパサパサでまずいけど、タイのコレは小さくても美味しい。 身はしっとりとして濃い旨みがあり、大好きだ。会社の食堂でも見逃さない。
あまり数を釣っても仕方がないのでメタルジグを投げてみると、頻繁にアタックしてくる。残念ながら全部ダツで、船頭に笑われた。 時々謎の魚種のナブラが出るのですが、こいつはメタルジグには反応しなかった。残念。
船頭は選択的にシマアジを釣る方法を見せてくれたが、あまりの効果に唖然。 何のことはないフカセ釣りなんだけど、皆がサビキで小アジ鈴なりの時間帯に船頭一人だけシマアジ入れ食いだった。 僕がが真似すると、表層でダツ連発。また船頭に笑われた。
そんなこんなで14時には2つのクーラーが満杯になってこれ以上釣ったら蓋が閉まらない。「17時までみっちり釣りたい」SODAさんをなだめて帰港した。
魚の型はぱっとせず、なんとも言えない終わり方ながら、忙しくて楽しい釣りだった。初心者の2人が「また行きたい」と言ってくれたらいいなあ。③に続く。

2007年9月15日土曜日

シーチャン島クーラー満タン①

2007.9.15のお話。
快晴微風のシーチャン島沖に日本人3人+タイ人1人で行ってきた。
朝イチの連絡船を降りる時、携帯電話がスルっとケースから飛び出して海深く沈んでいった。
釣師のケータイの故郷は海で、いつか故郷に帰る習性を持つと言われてる。辛い別れの伝説が現実となるとは…

 
さて、釣果のほうは、終始魚の活性が高く、14時に25㍑と35㍑のクーラーが魚でパンパンになってしまい、
夕方までの予定を3時間早めて帰途に付いた。さっき料理屋に持ち込んだが、マジで市場に卸そうかと(笑)。
魚種も多彩で、いつものアジ4種だけでなく、サバ(プラー・トゥー)、ウメイロ、ダツ、アカメ(プラー・カポン)などい~っぱい。
タイも日本と同じく秋になると魚種豊富になるのかな?大物ナシだったけど楽しい釣りだった。
ではシャワー浴びて釣具洗って魚パーティー行ってきま~す。

2007年9月13日木曜日

手抜きは失敗の元

16日に釣行が決まった。コ・シーチャン周りを3人で仕立船を出す。
同行者の分のサビキを作っておいてあげようと、以前買ってあった「がまかつアジ鈎スキン巻」という半製品を引っ張り出した。
すでにハリにスキンとオーロラが巻いてあり、あとは糸を結ぶだけというもの。
楽勝っぽいから、5本バリのサビキを4セットぐらい作ろうかな~と始めたら、あらら大苦戦。糸が極端に結びにくい!
スキンの巻き終わりとハリの耳が接近していて、ここ25年間スネルノット一本で通してきた私にとっては糸を結べる範囲が狭すぎるのだ。
おまけにスキンはがっちり接着されていて動かせない。漁師結びやナナクネ結び専用ではないの?必死でハリの耳の端の方を持ってやっと10本結んだ。ヒイ(汗)。
こんなんなら素針に自分でデコレーションした方がずっと楽だし釣れそうだし結びも強そうだし…。楽しようとして買って失敗したな。あと40本もある。面倒臭いよ~!

2007年9月5日水曜日

パタヤの釣具屋で竿を買う

2007.9.2のお話。
SODAさんと僕は、バイクタクシーに跨りバリハイ桟橋近くの釣具屋Seaductionに行った。
出張中にどうしても自分の道具で釣りがしたいというSODAさんの希望だ。
釣具屋の主人は「対象魚の大きさは?50cm?ちいせーな。ココじゃこんなんが釣れるぜ」
とか言って巨大なエイやらサメやらGTやらの写真を見せてくるけど、まあ将来的にということで。
SODAさんはDAIWA-CATFISHというナマズ釣堀用丸出しの竿とSHIMANOの2500番のリールを2,650バーツで購入。
僕もBROWNING-MARINEPARKという6ftベイトキャスティング竿を1,100バーツで衝動買い。
だってFujiのSICガイドが10個も着いて、バット部取り外しのワンピースでこの値段、思わず手が伸びた。
丁度アパートに両軸リールが竿を探して寂しく待っていることだしね。
そして3人で釣りに行く時に2セット貸せるしね。
2人とも安いけど決して糞道具ではない買い物で満足。

帰りがけ、散歩しながら幾つかの裏通りを通り抜けて行くと、竿を担いだ私だけにバービアのおねえちゃんから声が掛かる。
変だなと思って竿をSODAさんに渡すとSODAさんだけに声が掛かりる。東洋人は眼中にないくせに竿に反応するなんて、何か面白かった。
ビール1杯だけ飲んでネオンが輝きだす頃にはパヤタを脱出し、シーラチャーで夕食。
ところが、僕のキープした焼酎が誰かに飲み干されており、竿より高いニューボトルキープする羽目に。
「いや~、焼酎より安くいい竿を買ったぞ」、と逆に満足するって釣り人だよね。変かな?

2007年9月3日月曜日

シーチャン島アジいーっぱい③

2007.9.1のお話、最終回。
コマセかごを使わないこの辺の釣では、回遊待ち、群れが通過するまでにいかに釣るかということになる。釣れる時釣れない時がすごくはっきりしている。
それから、船頭が手繰りのアンカーで係船するので、非常に浅い場所で釣る。10mより浅い。まるで手漕ぎボートの水深感覚だ。
そうこうしているうちに、小さな船がおうちを曳いてやっきた。、屋根・キッチン・トイレ付きのレジャー筏だ。
さらに後ろにシーカヤックやらバナナボートやらがにぎやかに繋いである。乗客はタイ人十数名できゃあきゃあ言って楽しそう。
この筏が我々の船の前に居た間とても食いが立って、シマアジ・マテアジが入れパク、イケカツオ(クイーンフィッシュ)までサビキに食ってきた。
こっちの竿が曲がるたびにタイ人の筏から「ウゥ~イ!」と歓声が上がる。SODAさんは雑魚タイムに突入して抜け出せない。
そのうち巨大な筏はどっかに曳かれて行った。風が吹いたら絶対帰れなくなるよ、アレ。筏が去ると、潮が飛ぶように早くなり、仕掛けが浮いて釣りにならん。
14:30頃、船頭の勧めでアジをあきらめ、コ・シーチャンの東海岸に移ってエギのキャステイングをすることになった。
船頭は丁寧にこっち向きに投げろとか、あの岩の前を狙えとかアドバイスしてくれるが、イカは1回も抱かず乗らず(ToT)。
15:00過ぎに納竿、シーラチャーに帰還した
釣果の半分はタイ人運転手にあげて、残りは日本料理屋に持ち込んでおき、
19時から11人で魚パーティー。塩焼、刺身、唐揚、フライとアジ尽くしは大好評だった。個人的にはイケカツオの刺身って旨みがなくてイマイチかな。
そそ、初めに魚を見た時は11人じゃとても食いきれないってママさん言ってたくせに、なんだか持ち込んだ分の半分ぐらいしか出てこなかったような気がするが…。
ま、いいか、タイだし。会社の皆さんには十分喜んでもらえたし。
同行してくれたSODAさんの「また行きたいっす」の一言が、何より嬉しい一日だった。

2007年9月2日日曜日

シーチャン島アジいーっぱい②

2007.9.1のお話の続き。
SODAさんと2人でコ・カームヤーイから8時に出船した。キャプテン・タンの船で少年助手付きだ。
まずは餌調達だ。職漁船を求めてバンセン方面へ。新鮮なイワシが手にはいったものの、往復2時間かかってしまった。
それからシーチャン諸島の南端までゆっくりと移動していく。
最高の天気で、シーチャン島の東海岸にはたくさんの釣り人が投げ釣りをしているのが見えた。
コ・タイタームエン前に着き、2人ともウーリー×オーロラ×ハリス4号の5本針自作サビキで開始。
いきなり群れに当たってアジ4種類が入れパク。渓流釣師のSODAさんは5本針への餌付けに四苦八苦、手返しの差だけ私の釣果がぐんぐん伸びる。
シマアジの30cm級が次々バババーンと当たるので忙しい釣りだ。
デコレーションたっぷりのサビキなので、群れが回っているときは餌無しでも十分食うし、その方が手返しがよくて釣果が伸びる。
SODAさんはなぜか外道入れパクでトホホ。同じ仕掛けなのにどうしてかな?写真はSODAさんのヒトスジタマガシラ。

2007年9月1日土曜日

シーチャン島アジいーっぱい①

2007.9.1のお話。今日ね。久しぶりにシーチャン島に行ってきた。今日は風も波も穏やかで魚群も頻繁に回り、楽しい釣ができた。シマアジ39cmとイケカツオ42cmがまあまあという、大きさ的には残念、不満。しかし、量が…。写真は1枚がクーラー上部、もう一枚が底のほう。これで2人5時間分。「クーラーの重たいこと重たいこと」っていうオール阪神のCM言わせてもらった。これから日本料理屋でさかなパーティー。行ってきまーす!