2015年9月30日水曜日

シルバーウイーク惨敗

日本のシルバーウィークは南アフリカも祝日があり、僕は集中的に3回の釣リの予定を入れていた。
ところが初日、いきなり寝過ごしてハッと目覚める。アラーム設定のミスだ。準備万端だったのですぐに家を飛び出すが、途上でシェリービーチのおかみさんから電話。「どこ走ってんの~、え?まだKingsburg?それじゃ無理だわ」。非情の帰還命令を受けて夜明けの道を引き返す。あぁ釣りで寝過ごすか普通?遅刻なんて学校や会社でするもんやで全く。逃したこの日がまたとない絶好の天気なのよ。帰ってフテ寝してたが、夕方のラグビーワールドカップが伝説の試合となるだろう南ア-日本戦。南アを応援してたんだけど、日本チームのあまりの素晴らしさに感動して気分が晴れたね。
2日目、ロッキーベイに予定通り着くが、他の客がキャンセルで僕だけとなり予定していた船が出船中止。何とかSea Hunter号のキャプテン・トミーに拾ってもらった。ロッキーベイ唯一のドライドーンチ船、これはいいね。しかしトローリングは不発、深場も風があって無理、結局いつもの浅場でガックリ。この船は他の船と逆で左舷に並んで釣る。僕が毎回魚を掛けるので隣の親子連れが驚いていろいろ質問してくるのがおかしい。そりゃハリがでかいんだよ君達、ちっこくすれば雑魚が入れ食いよ。そう、雑魚。釣れるのはモンガラと連子鯛が中心で良型は全てサメが途中で仕掛けごと食ってしまう。ジギングは2回いい当たりがあったが掛からず、結局エソかいな。旨そうなランタン・ロックコッドとメイチダイだけ持って帰ることにした。海には出られたけど不完全燃焼だったな。
unnamedRIMG0341
3日目、シェリービーチの天気予報は風速2mと好条件、しかし沖に出ると7m~10mの風がゴーッ、うねりがどーん。話がちがうやんけ。トローリングにキハダが掛かったのを見て、用意しといたジグをシャクると3回目のフォールで来たっ!引く引く、間違いなく10kg超。初め走られたが艫に移動してリフトリフトであーしんど。大分浮かせてあと少しというところで強烈な走りに変わってブッチーン。マグロがジグごとサメに食われてしまったのね。どうしていつもこうなるねん!その後の餌釣りは連子鯛小物に終始、風とうねりが高まり全員びしょ濡れ10:30早上がりでショボーン。
というわけでシルバーウィークは惨敗、立ち直りのきっかけさえ掴めずにいる。サメさえいなければ豪華食卓なんだけどな…。11月になれば北のマダガスカル方面からカツオ・マグロがサメが食いきれないほどの大群で押し寄せてくる。それを待つとするか。

2015年9月8日火曜日

雑魚釣りつづく

木曜日に天気予報を見ると、土曜の天気がとてもいい。これは凪で深場にジグが下せるかもと期待してボートを予約した。
ロッキーベイのキャプテン・ウイカスの船。客は僕を入れて5人。何のことはない、風はいつものように強く、ウサギが飛んでいる。風で船が流されるのと潮が速いのとの両方で深場は無理。前回同様20mの浅場を探ることになった。ここでジギングは断念、餌釣りに徹する。
11924807_10204578665096985_1909868225101301753_oRIMG0330
入れパクで釣れる。ああ忙しい。鯛(スリンガー)に混じってモンガラ、トラギス、フエフキ、ヒメジ、エソと雑魚の猛攻。スリンガーも手のひらサイズが多く、キープ基準を35cmに決めて放流を繰り返す。紅白のイングリッシュマンも釣れるがこれも放流ばかり。良型来たぜと思ったら気味の悪いイソモンガラ。
RIMG0332R0003177
風が強まる中、終盤にやっと40cm級のソルジャー2匹とイングリッシュマンを揃えて、オマツリを以て納竿した。結局何十匹も釣ったが、13匹だけキープした。春浅くまだ緑色のこの潮ではマグロ・カツオ類は期待できない。水温が上がり、インクブルーの潮が刺してくるのが待ち遠しいな。