2016年3月18日金曜日

シェリービーチで巻け巻けMayちゃん

シェリービーチからマサコさんと出漁。客は我々2人と常連のモハメッド・アリ率いる7人。天気予報によると、朝は平穏だが10時過ぎに南風が吹き出し10m/s以上の強風になるという。それまでの短時間勝負になりそうだ。

最初のトローリングは小型ながらまずまずの食いで、キメジとカツオが交互に上がった。この日の臨時船頭はトローリングでヒットしても船を止めないのでジギングができない。そこで僕もK2FやCDマグナムをキャスティングロッドで曳いた。僕の竿には4回ヒットがあったがバラシばかりで、何とかキメジ63cm1匹を得た。

ボート備え付けの道具でのトローリングはアリのグループが7人もいるのでなかなか順番が回ってこない。見かねたアリが、「次、Mayちゃん巻きなよ」と。僕の名前がRから始まるからRay、マサコさんはMから始まるからMayか。単純でいいね。それではお言葉に甘えてとMayちゃん艫で待つことしばし、リールの悲鳴だ。中乗りがあしらった後、Mayちゃんに竿が渡された。一同「巻け巻けMayちゃん!」の大合唱。Mayちゃんの真剣さを感じさせないゆっくり巻きでようやく寄ってきたキメジ、くるりんとスクリューを巻いて泳いでバレてしまった。「残念、心配するな。もう一回チャンスを待て」。皆さん妙に優しい。すぐに次のヒットで「巻け巻けMayちゃんもっと巻け!」。これは難なく取り込んで60cmのカツオが一丁。お土産は十分になった。
底釣りは浅場でハタを狙い、アリのグループが良型2匹キャッチ。僕らが小鯛だけで苦戦していた10:30、急に南風が吹きだした。道具を片付ける暇もなく「撤収!」と全速で港に戻った。その後は大荒れ(汗)。

早上がりで時間ができたので、帰りにシェリービーチ近くの名所レパード・ロックに寄った。しまった。竿を持って川釣り風の写真を撮れば良かった!
place : Shelly Beach, KZN, RSA
fish : Yellow Fin Tuna, Skipjack Tuna

2016年3月15日火曜日

ロッキーベイ静かなり

ロッキー・ベイのSeaHunter Hunter号でマサコさんと出漁。船頭トミー、中乗りビリー、大き目のボートに客9人。休日には珍しい凪で気持ちがいい。
滑るようにトローリングを続けるがノーバイト。少しでも確率を上げようと僕もスピニングでK2Fを曳いた。ガツンと来たが乗らず。他の客が釣ったのを見るとスマの小型だろう。時間をかけたのに曳き釣りは成果なく終了。
 
底釣りは50m立ちを狙った。中乗りビリーの異様に丁寧な餌準備を見てマサコさんは「すごい几帳面」と感嘆。僕は船頭の指示でスロージギングをやってたのだが2回ほど魚が触っただけで全然釣れない。しばらくしてマサコさんが49cmのイングリッシュマンを釣った。初めてで嬉しそう。トミー船頭が「レディーがライトな道具で一番大きいの釣ったぞ、皆頑張れ~」と号令。次は餌釣りに転向した僕が竿を曲げた。トミー船頭が「Ray(僕はそう呼ばれている)、お前そんなちっこいリールしか買えないのか?」と笑った。僕が巻いてたのは直径が5.5cmのOcea Conquest301HGというリールで、現地標準の直径25cmもあるスカボロリールに比べたらイワシでも釣りに来たんかと思うのかな。魚を締めて血が飛んだりするとビリーが飛んできてササっと掃除。いいね。

ある時、船頭と客の3人がザバーンと海に飛び込んでキャッキャ言ってる。皆でウンコしてたみたい(笑)。僕もマサコさんも大きいのは巻き上げ中にサメに食われてしまい、後はスリンガー、フエフキ、メガネハギばかり。他の客の釣果はトマトと呼ばれる真っ赤なアザハタが目立った程度。2時ごろまでゆっくり釣って帰還した。釣果ほどほどながら、静かな海でのんびり釣れて気持ちのいい一日だったな。

place : Rocky Bay, KZN, RSA
fish : Englishman

2016年3月1日火曜日

ロッキーベイでジギング、キメジ3匹

あまりの好天予報に釣られて急遽ロッキーベイに単独釣行だ。空きを見つけたのはFillet Charters。20ftの小柄なボートに描いてあるのはFillet(下ろした身)ではなく中骨なのね。船頭モルネ、中乗りハネスと客4人で名物ウエットローンチだ。うんうん言って砂浜から船を押し出し、即座に飛び乗る。もうパンツまでびしょ濡れだ。

まずは浅場で餌を釣るから待ってろと。おお、そう来たか。速攻でショットガンサビキを作って僕も餌獲得に参戦した。アジ、イワシ、カマス、小鯛、シャッドなどがボツボツ釣れる。おもしろいね。
続いて竿3本でトローリング開始だ。うち2本にファーストヒット。僕はすかさずジギングを開始。キャスティングロッド・PE6号・リーダ130lb・糞安ジグという滅茶苦茶な組み合わせだが、度重なるサメ被害の果てに行き着いた実績パターン。これにいきなりギューンとヒット、キメジ小型を難なくキャッチした。トローシングの次のヒットは他客が時間を掛けて巻き、12kgぐらいのキハダが上がった。いいなあ!僕は彼のファイト中に頑張ってしゃくったけどESOがポロリンと釣れたのみ(ToT)。次はキハダのジャンプを発見、ボートがその上を通ると一斉にヒット。僕のジグにもヒット。これを取り込んでもボートの周りにはまだ跳ねているやつが見える。欲張って"One more!"とジグをシャクってもう1匹追加。ううむ楽しい。結局10時ごろまでトローリングして5匹、僕はその間にジギングでキメジ3.5kgを3匹だった。20㍑のクーラーは尾を折ったキメジで一杯になった。

最後はボトムフィッシングだ。朝釣った小魚がブツ切りになって配られる。これを付けて下ろすとコツコツと嫌なアタリ、やっぱりトリガー(メガネハギ)か。オジサンやフエフキが多いし、ハタや鯛は小さくてイマイチ。隣の寡黙な客は80cmぐらいの青チビキを釣って一気に口数が多くなった。おっさん実は喋れるやん!
僕はボトムで雑多な魚を50匹ぐらい釣ったが持ち帰らず。お土産のマグロが十分あるからね。帰りがけに中乗りのハネスが「いやあジギング効くね~、気に入ったよ!」と握手してくれた。急な釣行に初めてのボート。それでも気持ちいい釣りができてハッピー。家から1時間の場所に4,500円のこんな乗合船があるなんてもっとハッピー!

place : Rocky Bay KZN RSA
fish : Yellow Fin Tuna