2010年11月24日水曜日

バンプラ 小型キス豊漁

2010.11.21のfishingのお話。
GATAさんと2人でバンプラにキス釣りに行った。
バンプラはシラチャの北5kmにあり、昔のシラチャはきっとこんなのだったろうなと思わせるような長閑な漁村だ。
7:30に出船、すぐ沖のカキやイガイの棚の周りで釣り始める。船の床板が無くて↓、釣りにくいんだけどね。
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何度か流したが、ホシギスが釣れないことはないがシマイサキが多いのと、やたらカニ網に根掛かりするので困る。
船頭はカニ網を避けて、かなり沖まで船を進めた。これでやっとトラブルからは開放された。
モトギスの小型が次々に釣れる。餌はイソメかエビ切り身。アタリの数は同等だが、取られにくさでイソメが有利だ。
ホシギスの方が平均すると型がよく、GATAさんが「何だ~走ったぞ~」と声を上げて竿を曲げている。
竿とリールが初めての船頭にもやらせてみた。初めは竿先まで仕掛を巻き切っていたが、さすが海洋民族。
すぐに慣れて次々にキスを釣って見せた。キャーキャー言って嬉しそうなのが笑える。
13:30、もう十分数を釣ったのと、何か型が良くなくてこれ以上やってもね…ということで納竿した。
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帰って僕のクーラーを数えてみると、船頭と僕の2人分でホシギス34匹、モトギス130匹。新聞紙に乗りきらんわ。
新聞紙に並べた写真の左上がホシギスで右がモトギスね。(クリックで違いが分かる)
全般に型がちっこかったけど、キス上がりの僕としてタイランドでこれだけ釣れれば満足、満足。
前回(9/14)とは種類の構成も型も違う。この釣り場。季節ごとにどう変わっていくのか興味が湧いたね。
小さいキスは傷みやすいので、小めの100匹ほど鱗・頭・腸を取っておき、翌日のキス宴会に備えた。
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刺身・塩焼き・フライ・てんぷら・骨煎餅にて成仏。合掌。
place : Bang Phra
fish : Trumpeter Whiting, Northern Whiting

2010年11月21日日曜日

シラチャのインド料理

ナイトスクエアの海側に、一件のインド料理屋がひっそりとやっている。
以前の屋号はMahaMaya。ヒンズーの商売の女神様の名前だ。
誇らしげに掲げた暖簾には「佶美味しいインド人兵糧」
う~む何なんだこれは?店内に居る客はインド人ばかりだし…。
今は屋号が変わってSriracha Indian Restaurant。
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しかしな、実は旨いのだよここ。辛さ控えめでコク重視のカレーがいっぱい。
ちょっとお値段は張るけど、数人で行っていろんなカレーを頼んで食べれば幸福感満点だね。
随分通ったのだがメニューが多くて制覇はちょっと無理。僕のお勧めメニューを書いておこう。
Chiken Kadahi 濃厚な旨みの赤いチキンカレー。
Kadahi Paneer 上と同じ味のカレーだけど、具が自家製(!)チーズ。
Bhuna Gosht 羊肉カレーの高級品。奥の深い味わい。
Garlic Chiken ボリュームたっぷりの黄色いチキンカレー。玉ねぎがさわやか。
Dal Makhani 赤インゲン豆と小豆のカレー。見た目「ぜんざい」だけどやっぱりカレー。ねっとり旨い。
Garlic Nan こってりオイリーだけど、単独で食べてもしっかりした味でナイス。
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↑Leo,RJ,GATAで遠征打ち合わせ@Sriracha Indian Restaurant

持ち帰りも宅配もできる。混んでる時はオーダーだけしといて、ナイトスクエアで買い物して戻ってくればOK。
Leoさんもビックリ。リュージョン嘘つかない。行ってみてね。

2010年11月19日金曜日

ブロン島 風のタクト

2010.11.14のfishingのお話。
2日目は朝6時からタルタオ島西岸でキャスト開始。前日やや濁りがマシだったあたりを攻めた。
3番磯の北面、僕のスキッターポップにパンと飛びついたのは久々のプラー・モン。
4番磯、Leoさんのポップクイーンめがけて大飛沫が出たが、掛からず。Leoさん、ルアー止めすぎちゃうん?
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この後、濁りを避けて進路を北に変え、タルタオ島から一気にブロン諸島を目指した。航程1時間。
まずブロン・キノ島から攻める。ここは全周囲魅力的な磯が広がっており、くまなく投げる。
島の北西に伸びる沈み根の上、メタルジグを引くとクイーンフィッシュがヒットした。
「リューさん、もっと竿曲げて下さいよ」というLeoさんのリクエストに応えて竿を起こすと大ジャンプでバレ。糞っ。
北岸にはベイトが一杯。フィッシュイーターのチェースも多い。バラクーダ、イトヒキアジと色々ヒットしてくる。
海は綺麗だし楽しいし、たまらん。 次はブロン・ラナ島へ移動だ。
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いつもブロン島に来ると思い出すのが、任天堂の名作ゲーム「ゼルダの伝説 風のタクト」だ。
主人公リンクが、さらわれた妹アリルを取り戻すため、赤獅子の王というボートを操り島から島へ渡る物語。
次の島へ行く時は、タクトを振ってメロディーを呼び出し竜巻に乗って移動する。
サトゥンに点在する美しい島々を次々に攻める時、あの「風タク」独特の画面と勇壮な”The Great Sea”の旋律が浮かぶ。
ロングテールボートは赤獅子の王、竿はタクト、自分は緑衣の勇者リンク。なりきりfishing、待ってろ大ボス!(笑)
ブロン・ラナ島はブロン諸島西端にあり、大ラナ・小ラナ・白岩で構成されている。変化に富む磯と潮流がステキ。
大ラナ島の南面、Leoさんの7seasポッパーに大バイトがドン!ステイして待つと見切られた。やっぱ止めすぎちゃうん?
一通り攻めて、あまりの良さげな雰囲気と食わない魚にギャップを感じた。
そしてこの辺で一番大きな島、ブロン・レ島へ移動。西端を中心に岩礁帯を攻める。
Leoさんは1時間しか連続キャストできないヘタレPEを使い、何回結びなおしていたことか。高いラインなのにね。
トラブル復活後のLeoさんのキャストに3匹が争うようにチェイス。食ったのは何と夜の魚ギンガメアジだ。
続いて僕もプラー・モンをシーバスタックルでキャッチ。いい感じ!だが続くヒン8やブロン・マイパイ島は不発だった。
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16:00納竿、とたんに前が見えないほどの雷雨となり、揺れながら帰還した。
ブロン諸島は磯周りの変化に富み、濁りが無いしチェースが多いし、総じて楽しめるぞ、というのがこの日の結論。
誰か一緒に行かない?風のタクトを持って。
place : Ko Bulon / Satun Province
fish : African Pompano, Giant Trevally, Bigeye Trevally

2010年11月16日火曜日

タルタオ島 濁り重症

2010.10.13のfishingのお話。
Leoさんと2人でパクバラを10:30に出船。
風もない凪ぎで、Leoさんは「貰ったも同然」といつもの軽さ。しかし船頭のママは「うねってるわよ」とボソッ。
ラウイ島に遠雷を臨みながら、ややうねりのあるタルタオ島北端を回ると、船頭が「ダーイ」(OK)と。
早速Leoさんに上陸・入島手続き・バンガロー確保という使命を与えた。無事完了。これで一人で行けるね。
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さて、いつもの2番磯からキャスト開始だ。あれ?無反応。水色悪く、例の緑白色。あぁ食わんのよこの色。
代打のマングローブジャックでもと思い、浅場にも丁寧にルアーを通すが、それでも食わん。
辛うじて3番磯でLeoさんがクイーンフィッシュ、4番磯でLeoさんが久々のプラー・モンを釣った。しかし型がね…
しかもそれっきり。5番磯以降はコーヒー濁りが重症で、お魚さん総員退去の模様。Leoさんは抗議のふて寝だ。
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投げ続けていた僕もついに折れてまさかの早上がり。日の高いうちに早々に投宿した。
日本にいる全ての陸ッパラー垂涎寺清子の沖磯終日チャーターでこの体たらく。不徳の致すところなり。
タルタオ島よ、いつまで濁っとんねん!以前釣れたからっていつまでもノスタルジーに浸ってる場合ではない。
一応タルタオに泊まるけどな。ドラマに乏しいのよ、今日の君は。今回はもう見切ったぞ(怒)
place : Ko Tarutao / Satun Province
fish : Tarang Queenfish, Giant Trevally

2010年11月12日金曜日

祭りの焼き鳥

今年のシラチャにもロイガトーンの季節がやってきた。
11/21が本祭で、多くの人が一年の罪を清め、幸せを祈るためにコ・ロイに灯篭流しにやってくる。
道路は祭り専用に封鎖され、ヒトヒト人で大混雑。僕のアパートは丁度封鎖ゲートの前にあるので毎年苦労する。
しかし楽しみもあるんだな。祭りで並ぶ屋台。浜通り、コ・ロイ入り口のロータリーの南東角にいつも来る焼き鳥屋。
屋号は「チェー・デーン・ガイヤーン・ピサヌローク」。ここ、売れるように飛んでいる(笑)。
常にタイ人の行列が凄い。皆、気長に焼けるのを待って沢山買っていく。日本人奥様もちらほら。
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メニューは日本の焼き鳥と同じ。モモ、胸、手羽、つくね、レバー、ココロ、ズリ…。
甘すぎない、何のヒネリもないしょうゆ味。唐辛子はかかってない。
ちょっと高いが、ボリューム感満点の柔らかな肉は、レイヤー廃鶏を使うクソ屋台とは段違いだね。
昨日はズリ&ココロ串を2本を、妻が持ってきてくれた諏訪泉(鳥取)の純米5年貯蔵古酒で。うま~っ。
並んででも買って食べる価値あるよ。でもタイ人さんは順番抜かすの平気だから、怒らないでね。
21:00過ぎの売り切れ間近に行くと、メニューは限られるがスパッと買える。これ裏ワザ。
今回のお祭りでは昨日から開店中。さあ、21日まで何回行くかな?では、行列で会いましょう!

2010年11月11日木曜日

立ち位置 ①エコ

僕の会社は環境省認定のエコファースト企業だ。
それも登録に際しては先着30社に入る手際の良さ。
おめでたいね。どんどんやって下さい。会社では精一杯の協力をするから。
しかしな、従業員にエコファースト宣言とかさせる個人への介入・強要はどうかと思うぞ。
僕の会社の釣りの同士も「食べない魚は放流します」とか無理やり言わされてさ。
何なのよ、一体。それなら初めから釣りすんなよ、という話になるでしょ。
たとえエコファースト企業に勤める従業員であっても、個人の行動はフリーであるべき。断固。
僕は釣りをしたい。モロに反エコ。魚を沢山殺す。それがどうしたって言うのよ。
自然のこと全然知らない輩が集まって、取って付けたような「環境」とか「エコ」とか…
あのなぁ、お前ら本当に分かってんのか?エコって言いたいだけちゃうんか?
緑化?それ園芸やろが!虫の養殖?それ自体が環境破壊やろが!ドングリ?樫か楢かわかっとんのか!
僕は釣りや昆虫採集や山歩きを通じて、何よりも環境破壊に心を痛めている。自らが破壊者でありながら。
え?僕のエコファースト宣言は何かって?
言わせて貰おう。「放っといてくれ!」

2010年11月10日水曜日

包帯

先週末、妻がタイに来て小旅行。
なぜって、リュージョンは11/4で結婚20周年。
記念品募集!ってことは無いが、この放蕩夫をよくぞ20年間野放しにしてくれた妻に感謝。
地球の核に達するほど頭が下がるのだす。メリメリっとね。
シラチャの屋台、オープンのタイ飯屋、パタヤの豪華ホテル、エレファント・ビレッジ、シーチャン島、エステ、マッサージ。
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どこに行っても、とても楽しかった20周年。釣り抜きなんだけど、やっぱり家族が一番。家族あっての釣りだね。
日本に残された息子と娘は「家事が大変だった!」と母の偉大さを知る。それもまた良し。
妻はこの時期のタイの気候の良さに驚いていた。いつもクソ暑い時に来るからなぁ。
もう一回来ないかな?次は僕が無縁なバンコクなど。調査調査(汗;;)。

2010年11月4日木曜日

痛恨のバイト

先週末、プラチンブリ県の奥にあるタブラン国立公園に行った。
荒れ野での植樹の行事があり、皆で作業して疲れて帰ってきたわけだ。
3日後、右手の薬指と小指の付け根が痛んだ。突き指をしたような鈍痛だ。
見るといつの間にか小さなかさぶたが出来ていた。作業中いつの間にか打ったのかなと思い放っといた。
しかし痛みがだんだん強まり、骨にひびが入ってるのではと思うほど。指も曲がりにくくなった。
指の間の患部をじっと良く見た。あれ?かさぶたが立ち上がっている。足がある…動いてる!
それはかさぶたではなかった。3mmほどのダニが頭を僕の皮膚に突き刺して体液を吸っていたのだ。3日間も。
ギューっと引っぱって抜き取ったのがこれ。
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日本で昆虫採集に行った後、体のあちこちに大きなダニが突き刺さって、血を吸って豆のように膨らんでいた悪夢再現。
ダニに噛まれて運が悪いと、数日~2週間の潜伏期間を経て全身の発疹と高熱に見舞われることがある。
ちょうど僕が今年の初めにぶっ倒れて入院した時と同じ症状だ。
こいつ、いやすぎる。痛恨のバイトだな。皆様気をつけて。
もしも発症したら笑ってやってください。