2008年1月31日木曜日

バンサレーでも小魚信③

2008.1.27の釣りの後の魚宴会のお話。
この日は帰りがけにシーラチャーの「白魚」に魚を持ち込んだ。
僕はボウズだったが、見えない魚を持ち込んで妄想を食うという、獏のようなことはしない。sodaさんとnoriさんのお土産をいただくのよ。
釣人3人を含む9人で19:30から宴会スタート。
メニューは左からモヨウハタとウスバハギの刺身、ハタ煮付けとフエダイポン酢仕立、タマミ唐揚とあら寄せ鍋です。画像の3倍の量で酒代込み3,000バーツ弱。
どれもおいしくいただいたが、鍋の出汁が絶品だったのと、ハタ煮付けの身のモッチリ感が特に好評だった。
いつも思うのは、出汁・煮物に関してはここ白魚の板前の腕前が素晴しく良いということ。
それと魚を持ち込むと、瞬時に魚名を日本語で言うほど良く知ってるし、ふさわしい料理を提案してくれるので楽。
さらに、料理が出てくるのが早い、値段が安いと、いいことずくめだね。頼めばタイ料理にもしてくれる。
欠点をあげれば、揚げ物のカラっと感がイマイチなのと、刺身の盛り付けが大量すぎて見栄えが良くないといったことぐらい。
シーラチャー中心街からは少し離れた場所にあるが(city hotel向い)、まだの方は行ってみてね、白魚へ。

2008年1月29日火曜日

バンサレーでも小魚信②

2008.1.27の釣りのお話
この日のメンバーは僕、鮭師sodaさん、磯師noriさんの3人。
電話で直接予約したキャプテン・ユーンの船で出漁です。全長12m、船足は遅いがエンジン回転は滑らか。
キャプテンはマイク・タイソン似。初めは桟橋の守衛ジジイかと思いました。さらに全身刺青の若い助手が同乗し、朝6時前に出船。
1時間ほどで海峡のポイントに到着、私は大物仕掛に専念、sodaさんとnoriさんは小物竿も出して土産を調達する。
初めのうちは小物入れパク。このペースで釣ったらえらいことになるぞと、旨そうな魚だけキープして後は船頭行きだ。
sodaさんは40~50cm級のを2発ばらしてました。根を切るのが遅いんよ、あ~もったいない。
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僕の方は、船頭が準備した餌の生きイカが4杯しかなく、あとは鮮度に難ありのイカの1匹掛けで、朝から期待薄。
出かける前は小アジでも釣って活き餌にしようと思っていたたが、土産隊の竿にアジは全然掛からない。おらんのかいっ!
それと、潮の早い場所でアンカーするもんだから、仕掛けが流されてちょっと釣りにくかったな。
潮が早すぎる時は土産隊も沈黙だ。オモリを重くするのだが、仕掛が底から浮いちゃうんだろうね。
日本の遊漁船みたいにエンジンかけっぱなしで常に客の糸が縦になるように操船してくれれば楽なんだけど…。
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上は、小ハタ中心の五目小魚信にギブアップのsodaさんとnoriさん。天気良く波もなく海亀の泳ぐのどかな釣りだった。
次回は前夜から乗船して自分の分の活き餌ぐらい確保せんとなあ、という意見で一致した。
通い詰めればいつかは釣れそうな場所だが、この日はねえ…。片鱗も見せずとはこのことかいっ!
15時納竿、17時にはシーラチャーに帰還した。
place : Bang Sare ~ Sattahip
fish : Unicorn Leatherjacket, Stripey Seaperch, Long Finned Rock Cod, Monocle Bream

2008年1月28日月曜日

バンサレーでも小魚信①

今日はシーラチャーから車で1時間ほど南にあるバンサレー港からチャーターで出て、本土とクラム島との間の水道で釣りをした。
大阪近辺で言うと友ヶ島とか淡路由良とか鳴門みたいな感じ。湾口部で潮の良く走る美しい場所だ。
波もなく穏やかでいい感じだったのに、NO-FISH。
親指の爪の外周ほどの大きさの針、16号ハリス、イカの1匹掛け。この仕掛けで3本竿を出して1日1回も当たり無し。
イカを端っこからかじる小魚の小魚信が竿先で遊んでいるだけ。
ふ~っ!しかし、ここまでかすりもしないと爽快感だけが残るなあ。すべては無から始まり無へ帰るのである。
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place : Bang Sare ~ Sattahip

2008年1月22日火曜日

シーチャン島の同場所でキス2種

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上からモトギス、ホシギス、モトギス、ホシギス。
シーチャン島西岸の同じ場所で同じ時間に釣れた同サイズを並べてみた。
  ◇スマートで小顔のモトギス。腹びれは白。
  ◆模様あり、胸びれ付け根に黒斑、頭でっかちのホシギス。腹びれは黄色。
違いがわかるかな?
味の違いも確認したかったけど、天ぷらにしたら見た目で区別不能になっちゃった。
place : Ko Sichang
fish : Western School Whiting, Northern Whiting

2008年1月21日月曜日

シーチャン島沖の地味な午前釣り

2008.1.20の釣りのお話。
久々にメンバーが揃い、急遽釣行が決定。やっと初釣りだと思うと本当に幸せ。
今回は一回り大きな船だが船頭がいつもと違う。若い。若すぎる。15歳かよ!
その彼からいきなり、エサが調達できないからイカ短冊で砂地小物だという冷たい宣告が下る。
アジを釣る気満々で来た同行のsodaさんnoriさんガックリだ。
船はシーチャン島北端を回り、島の南西部コテージ沖200mに投錨、チョイ投げ釣りを開始。
9時スタート13時納竿の短時間勝負。それなのにアタリが遠い。来ても小型キス・小型イトヨリ・食えない雑魚。
sodaさんが思わず「地味ですねえ」とこぼす。
ルアーやイカ狙いにも無反応で地味。波がなく穏やかなだけが良かった半日だった。
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左の写真はキス。3人でやっと40匹。画像をクリックしてみて下さい。ホシギスの中にモトギスが3匹混ざっているのがわかるかな?
真ん中の写真は薄っぺらいヒラメの類。カラアゲが非常においしかった。
最後はハタやアジやイトヨリ。今回イトヨリは小さく、さらに小さいのが一杯釣れたが写真は撮ってない。
不調の時間帯にも若船頭のリカバリー策がなく、全般に貧弱な釣果となった。
そんなことでカリカリしないのが大人ということで、すべてを許し、次回豊漁に夢を託そう。
place : Ko Sichang
fish : Western School Whiting, Northern Whiting, Ornate Thredfin Bream, Yellowtail Scad, Flounder, Groper, Crescent Perch

2008年1月16日水曜日

我が釣敵

僕は仕事を休んでまで釣りに行くことはない。(大型飛び石連休とかは人並みにちょっとお願いしたりするけど)
休みの範囲内で楽しめればそれでよい。
日本での休日は、やはり家族のことが優先だし、休日出勤も多いので、思うように釣りに行けるわけではない。
タイ単身なら思い切りいけるぞと思っていたが…
タイでもやはり仕事が忙しい。土曜日曜が連続何週間も潰れることも。
そしてゴルフ。
タイはゴルフ天国。気候もいいし安いし、その上ビジネスチャンスが広がれば言うこと無い。
だから休日に確実に釣りとバッティングする。コレ、釣敵。
僕にゴルフを語る資格など無いんだけど…
自分のゴルフについて一言だけ言わせてもらえば、「つらい。」
皆様のゴルフについて一言だけ言わせてもらえば、「何もそこまで×××…」
そして、釣敵ゴルフは僕の釣りを封印する。↓参考画像(ToT)

2008年1月12日土曜日

へタレロック

去年タイで買ったCDの一部。
(超)ベテランの新作だ。アーティストに敬意を表し、街頭に溢れるコピー品ではなく正規品を購入した。
しばらく車に乗せて会社の行き帰りに流していたが、はっきり言ってどれもヘタレで、買ってまで聴く価値はあんまり無かった。
若いころの全盛期は輝きに満ちた音を届けてくれた人たちだ。
しかし、どうして年をとると、こうまで作曲能力が失われてしまうのだろうか?
どこかで聞いたような、誰でも出来るような、軟弱な旋律の寄せ集め。はぁ…ため息。
 
Long Road Out of Eden/Eagles
これが28年待った音か?と言いたい。これは催眠誘導音楽か?タイトル曲以外は心に響いてこない。引退勧告!
 
Magic/Bruce Springsteen
 「傑作」とかいう宣伝文句はなんじゃい?Girls in Their Summer Clothesって曲、これだけは泣けるフックを持っててgood!あとの曲はなぁ…つまらん。
5年前の作品”Rising”には魂を揺さぶるような曲が散りばめられていたのに残念。次作に期待だが、例の独り言みたいなアルバムは勘弁してね。
 
Lost Highway/Bon Jovi
 聞きやすい。言われているほどカントリー調でもない。でも昔日のトレードマークだったパワーと泣きの両方が無いBon Joviなんて、絞りカスじゃん。
僕が一番気に入った曲が最も静かなMake a Memoryっていうのも、ちょっと辛いものがある。
 
笑ったのは僕の運転手。普段は軟弱タイポップしか聴かないらしいが、この手の音楽は受け付けるみたいだ。
Heavy Metalを流しているとボリュームを絞って必死に耐えているくせに、これらのヘタレロックをかけると、ハンドルに乗せた指でリズムを取っている。
ヘタレがっ!
 
僕の釣りも年をとってヘタレになってしまうのか?小魚信はミニミニ魚信になって消えていくのか?
いや、忙しくて行けてないだけなんだ。心はいつも熱い。竿とリールは隣で泣いている。海の叫びが聞こえる。
この強烈な思いを炎のロックにして、世界中に届けたい。(誰も聴かないってば ^o^;;)

2008年1月1日火曜日

明けましておめでとうございます2008

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
こちら、寒い日本での正月はこたえますねえ。
昨年は赴任初年度ということもあり、日本でもタイでも思うとおりの釣りが出来ませんでした。
今年も忙しいでしょうが、もっと伸び伸び釣りがしたいな、と思います。
またこのブログには、釣りに加えてタイ生活・タイめしなどのお話も、少し増やして書いていくつもりです。
相変わらず「仕事の話は抜き」で。
 
さて、さっき釣具屋に行って2千円のエギ福袋買ってみました。
おのれがっ!予想はしていたものの、糞エギ詰め込みよって!
上半分4個は中国粗悪品。1個180円でも売れ残ったモノと見た。
下半分は国産メーカー品ながら、かなり埃の積もった旧型、且つタイで使うにはでかすぎの3.5~4号。
糞エギの皆様、今年は正月から「自己責任」とか「忍耐」とか学習させてもらいました。
家族そろって健康なのが、何よりの正月です。皆、少し見ない間に大きくなっていた!