2011年1月29日土曜日

ブロン・レ島 西磯が素敵

2011.1.23のfishingのお話(続き)。
ブロン諸島はカシオペア座のようにWの形に並んでいる。
左上(北西の端)からW字の書き順に言うと、ラナ島、キノ島、レ島、マイパイ島、ドン島だ。
ラナ島~キノ島を釣り終えた我々は中央にある一番大きな島、ブロン・レ島へ移動した。
この島には住民がおり、ゴム園やバンガローがある。
西岸はリーフが複雑に入り組み魅力的な磯が点在する。この一帯がキャスティングのポイントだ。
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今回もそこを攻めた。何の変哲も無い小磯周り。
コウチャンさんと全く同じ場所に同時にワンダースリム90を投げ、僕がプラー・モンを一匹いただき。
お客さんの接待で自分が食ってばかりの営業マンみたいで、何だか申し訳ないねえ。
船は西端の岬へ。潮通しの良い磯周りを流していく。磯釣りなら最高のポイントだな…
突然コウチャンさんのポッパーが横に吹っ飛んだ。無事にプラー・モンをキャッチ、まだもっと居るね。
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次は、ブロン・レ島の北にある沖磯(ヒン8)。
あまりの良さげな雰囲気にコウチャンさんとLeoさんが歓声を上げるが、波風が強くて大変だ。
僕に一発バイトがあっただけ。沖では大きなセイルフィッシュが垂直ジャンプを見せていた。
最後にブロン・マイパイ島でギンガメを追加して帰港した。
2日間3人でプラー・モン18匹。クイーン、ジャック、ハタを各1。バイトは釣果の3倍ほど。
2日目の強風と全般に小型だったことを除けば、何とも楽しい弾丸釣行だった。
この日Leoさんは、下痢から復活後の腸内異常発酵により、天然ガス量産体制に入っていた。
空路、機内の周囲の客の大迷惑も省みず、無意味な推進力を発揮しながらバンコクに帰還したわけ。
Leoさん、いわゆるヘタレではないが本物だったな。次回は健康体で行こうね。
place: Ko Bulon Le, Satun Province / Thailand
fish: Giant Trevally

2011年1月27日木曜日

ブロン・キノ島 活性高し

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2011.1.23のfishingのお話。
我々が泊まったタルタオ島西岸バーン・モレーのバンガローはこんな感じ。
お客さんはヨーロッパ人ばかりで、釣りについて色々聞かれた。
ここは1番磯と2番磯の間のビーチにあり、3番磯まで見渡せる。船が朝6:30に迎えに来た。
まずはすぐ横の2番磯から始め、5番磯まで南に攻めていった。
「魚は居る。朝になったら良く食う」という船頭の勧めに乗ったわけだが、調子が出ない。
ポッパーにに時々出るが掛かるに至らず、釣果は僕のマングローブジャックのみ。
大きく北へ移動すること1時間、ブロン・キノ島(別名:ブロン・ラン島)に着いた。ここはLeoさんが大好きな場所。
東端から南東面はリーフ、南西面は浅場に囲まれた磯、北西角に長い沈礁が伸び、北側はゴロタと駆け上がり。
一辺500mほどの三角形の美しい島だが、変化に富む全周囲がポイントと言ってよい。
東から始め、いつも小魚が追われて活性が高い北西角まで船を流したら…やっぱり魚居るねぇ。
ルアーにいっぱいチェースしてくる。すぐにコウチャンさんと僕が同時ヒットだ。
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バイトもバラシも多く忙しくしていると「こっちも釣ってるんですけど~」とキャビンの屋根からLeoさんがアピール。
僕はミナミギンガメアジを初めて釣った。小さいけど嬉しいな。この時もLeoさんとダブルヒットだった。
南面のリーフでは、1mもない浅場でプラー・モンがヒット。珊瑚の間を走る走る。
僕の使っているルアーはご覧の通り小物専用、ワンダースリム90(爆)
一応パーツはサイズアップしてあるが、大物を釣る気が無いと笑われそうだな。
でもこれと9'6"のシーバスロッドで南の海を楽しむんだ。ピューと飛んでギューンと曲がってそりゃ極楽よ。
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Leoさんは体調が戻ったし、コウチャンさんはヒットルアーを見つけたしで皆笑顔。
結局ブロン・キノ島ではロウニンアジ7匹、ギンガメアジ3匹が釣れた。
バイトはその3倍ぐらいあったのに下手っピー。但し大物の気配は皆無。いい感じの場所なんだけどね。
place: Ko Bulon Kino(in other name; Ko Bulon Rang), Satun Province / Thailand
fish:Giant Trevally, Bigeye Trevally

2011年1月25日火曜日

タルタオ島 静かなり西磯

2011.1.22のfishingのお話。
タイランド南海キャスティングの前半戦は悪天候続きで散々だったが、年を越しての後半戦はどうか?
コウチャン、Leo、リュージョンの3人でサトゥン・キャスティング弾丸釣行に行ってきた。
快晴微風の中、難なくタルタオ島に上陸。あぁ久々の凪だ。本当にいいよな。
1番磯と2番磯の間のビーチにあるバンガロー(バーン・モレー)を予約してから12:30頃キャスティングを開始した。
早速2番・3番磯の間のリーフでLeoさんが何かを掛けるが、慎重すぎて珊瑚に潜られフックアウト。
3番磯では、駄目だ移動しようか思った瞬間にコウチャンさんが1匹目のプラー・モン。小さいが思わずバンザ~イ!
4番磯、コウチャンさんが禁断のソフトベイトを沈めてプラー・モン。それずるくない?
5番磯、全員にプラー・モンのチェイス!エキサイトしたが、うまく乗らなかった。仕方ない、休ませて後で来よう。
5番~6番間、コウチャンさんが岸ぎりぎりにバス上がり風の30mキャスト。その20センチ手前に僕もミノーをかぶせる。
プラー・モンは迷わず(?)僕のミノーの方を食った。横取り釣果に「すごい嫌がらせ~」と一同爆笑。
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7番磯北面は真水が入るポイント、いつものマングローブジャック狙いだ。
Leoさんに皆が凍りつくような大水柱アタックが出た。これはプラー・モンだったろうが掛からず。
職漁船が網を上げている横の超浅場、Leoさん、K2Fで立派なハタを掛け、ゴリ巻きでゲット。
網でボウズの漁師さんは唖然。下痢ピーでヘロヘロのLeoさんに釣られたらプロとしての立場ないやん(笑)。
8番磯、Leoさんのポップクイーンにプラー・モンがドバーン。走りが強烈に速いね。57cmの今日イチだ。
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この頃からポイント前でさえ休みがちになる2人に向けて僕の激励が飛ぶ。「休むなーっ!キャストーっ!」
島の西端(10番)まで行ってから折り返しての拾い釣りで、僕がプラーモン、コウチャンさんがクイーンを追加した。
6:20に納竿、インド洋に沈んだ陽の残照を背にタルタオ島の浜に降りて投宿した。
この日、掛かりは悪かったが、3人とも10回程度ずつのバイトを楽しんだ。ルアー釣りはこれぐらい無くっちゃね。
コウチャンさんも初めてここで楽しめたのでは?
宿は涼しくて蚊もいなくて気持ちよかったな。と思ったら20箇所ぐらい何かにかまれてたぞ。帰宅後メチャ痒いっ。
あとは出発前夜の鯖に中ったLeoさんの体調が回復するかどうかだ。下痢ピーで飯も食えず炎天下の釣りって地獄だし。
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参考までに、ラインは大物でも可能なPE3~4号、ルアーは10~14cmで、ST46等の太目のフックにしておく。
ミノー、ポッパー、ペンシル、好みでok。タックルはごついが魚は小さい。タックルを小さくすると大物に切られる。
place : Ko Tarutao, Satun Province Thailand
fish : Giant Trevally, Grooper

2011年1月18日火曜日

シラチャで釣りの新年会

Leoさんの強い希望でこのブログから呼びかけたシラチャ釣師新年会。
結果、地元シラチャからの参加はLeoさんと僕だけ。主催者だけ。何じゃそりゃ~。
しかし神は我等を見捨てず。遠路はるばるバンコクとラヨーンから釣り話目当てにシラチャまで集まってくれた人々が。
タイランドでの実釣やWEBでお世話になっている皆さんだ。
魔寧蛇さん、油売りさん、コウチャンさん、J2さん、tokuhainさん。何という有り難いことだろう。
居酒屋の厨房で魚の下ごしらえをしていたJ2さんと僕のところに、ビール注文前から盛り上がるおっさん達の大声が…。
え?何で厨房かって?「釣りの新年会」を「釣り&新年会」だと思い込んでたtokuhainさんがいーっぱいキス釣ったもんでね。
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まずは釣りの部から。tokuhainさん、J2さんと僕は、9時にバンプラを出船、真沖2kmでキス釣りを開始した。
初めは少なめだったが、ホシギス・モトギスの両方が良型交じりで食った。そして入れ食いに突入。
tokuhainさんもJ2さんも「引くね~!」とキスの走りにビックリ。
キューンと竿を持っていかれて、スコッと外れたりするので、2人とも熱くなって全然休憩しない(笑)。
時々オモリに抱きついてくるタコを上手く抜き上げようとしては失敗し、成功すると大騒ぎ。
船尾から助手がハイピッチでキスを釣ってはtokuhainさんのバケツに投入する。午後にはクーラー満タン。
11時以降は波風が強まり、モトギスの小型ばかりになってしまった。移動しても効果なく、尻すぼみだったな。
最後、J2さんと僕が同時投入して「勝負っ!」
先に巻いた僕がキス釣って勝ったと思いきや、「軟体系!」と言いながらタコを抜き上げたJ2さんが逆転納竿だ。
結局1人あたりキス70匹ぐらいかな。船頭と助手からも貰って350匹ぐらい。一体7人でどうやって食うねん(汗)。
居酒屋にドカンと渡しても、下ごしらえだけですごく時間が掛かるはず。そこでJ2さんと僕がやったわけ。
鱗とって頭と腸とって水洗い。200匹以上やったかな。さすがJ2さんは元板前さん、超高速処理でビックリ。
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客席に移動して新年会の部がスタートだ。
キスと虎牙グチの刺身、キスのフライ、てんぷら、スーシー(寿司ではなくタイ料理ね)、どんどん皿が並ぶ。
皆さん食べること食べること。キスは荒食い、おやじ達はもっと荒食いだった。良かった良かった。
それと酔ってよく覚えてないけど、爆笑ネタが連続。「犬の散歩」を「犬の☆ンポ」と思い込んでたtokuhainさんとか。
楽しかった。またやろう!とのメールをたくさんいただいたし。
次回はシラチャの釣り師の皆さんも来てね。

2011年1月17日月曜日

タイランドでイソメを採る

イソメを自由に好きなだけ採集できたなら…
エサ釣り師なら一度はそう考えたことが有るだろう。
タイでのイソメの採集方法を紹介しよう。
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布袋に魚腸を詰めたものを用意する。それで波打ち際の砂を撫でる。
注視するとすると砂の表面にイソメの触覚と口が現れるので、手袋をはめた指でそれを素早く掴む。
つかんだイソメの頭を5秒ほど下に押し付け、次に上にゆっくり引き抜く。
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文字で書くと簡単なようだが、イソメの口、これが良く見えないのよ。
僕もやったことあるけど、魚腸に反応するのはヤドカリや巣ゴカイばかりでイソメは全然採れなかった。
ところがプロは抜群の視力と指さばきで次々に長~いイソメを砂から抜き取っていく。すごいわ。
タイで採れる種類は、日本のイシゴカイ(砂イソメ)に酷似するがずっと大型・長い。
これが一杯取れたら楽しすぎるな。採集派の僕としては、ハイになって釣りどころではないぞ。
ぜひタイランドに居るうちにマスターしておきたい技だね。覚えて売るほど採ってやる!

2011年1月12日水曜日

シラチャで釣りの新年会いかが?

日時: 2011年1月16日(日) 18:00~
場所: シラチャの居酒屋(参加人数により決定)
趣旨: 普段出来ない釣り話で飲み、今年の豊漁計画を交換しよう
募集: 当ブログ読者の皆さん、そのお友達、マジ釣師、暇つぶし釣師、老若男女来るものは拒まず
最低催行人数: 2名(もう居るし)
連絡要領: 下のコメント欄に記入、またはメールか電話でリュージョンまで
mail: 前半 rjnws17  後半 @gmail.com これを繋げたのが僕のe-mailアドレス
mobile phone: 081-865-1300
前日または当日に、バンプラ・キス釣りやシーチャン島・アジ釣りを付けるのも可能。
それでは、お待ち申す!

2011年1月11日火曜日

バンプラ キスで初釣り

2011.1.9のfishingのお話。
コウチャンさんと初釣りに出掛けた。場所はシラチャ近郊のバンプラ。
バンプラのキスは行くのが便利だし、釣果が安定してるし、とってもお勧め。
朝7:30、いつものキャプテン・レーの船で沖に出る。カニ網漁用の職漁船だ。
朝のうちはウサギが飛ぶほどの北風だったが、次第に穏やかになった。
貝の養殖棚よりもはるか沖でやったので、ロープなど障害物が無く釣りやすい。魚信も活発。
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上の画像は左がモトギス、右がホシギスだ。船をドリフトさせていくと、モトギス地帯とホシギス地帯がある。
どういう棲み分けなのか分からないが、混生地帯もある。タイランドのキス釣りは、まだ謎が多い。
コウチャンさんはイソメを主に使い、そのせいか外道が多彩。コバンザメに良く似たスギの幼魚まで。
朝からずっとキスが釣れ続いたことにコウチャンさんは驚いていた。
そうそう、僕の使っている針が小さすぎて見えない、エサが刺せないって、コウチャンさん老眼きつ過ぎ(笑)
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14:00納竿までに船頭と僕のをあわせて176匹。初釣り豊漁っていいね。モトギスとホシギスの比率は6:4。
テクニック的には数釣りの技はいくらでもあるのだが、それらを使うまでも無いほどココは魚影が濃いな。
皆で全部食べたよ。捌くの大変だったけど。てんぷら、フライ、刺身。旨すぎる。来週も行こうかな。
place : place : Bang Phra
fish : Trumpeter Whiting, Northern Whiting

2011年1月8日土曜日

ふるさとの古酒

このワインみたいな色の酒、日本酒だ。
5年古酒。日本酒も長期保存すると無色から次第に黄色、琥珀色と変わっていく。
上手に保存しないと酢になったり激マズになったりするのだが、この諏訪泉の古酒は素晴らしい。
普通の日本酒とは全く別の旨みと深みがある。
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以前この酒蔵の18年物(だったかな?)古酒を入手して飲んだが、あれも衝撃的だったな。
この酒蔵、「夏子の酒」のモデルにもなった。鳥取の智頭にある。僕の生地ね。
僕の生まれた病院の前では岩魚が釣れる。智頭はそんな山奥の宿場町。
故郷の古酒をちょっと飲んで、音楽を聴いたり、道具をいじったりして過ごす、異郷での昼下がり。

2011年1月1日土曜日

謹賀新年2011

明けましておめでとうございます。
今年の皆様のご健康、豊漁、記録更新をお祈りします。
元旦はやっぱり初詣と初売りですね。
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備えあれば憂い無し、備えればお金なくなる。
今年もよろしくお願い致しします。