シーラチャー沿岸のキスとシーチャン島のキスは種類が違う。
シーラチャーの海岸はえらく遠浅で、干満の差が3mもあるので、干潮時にはずっと沖まで干潟になる。
砂というより泥かな。ここに満潮に乗ってやってくるのがモトギス。模様が無くてスマートなやつだ。
あごの下に青い点が並んでいるのを見て、ヘェっと思ったものだ。
写真は釣り禁止になる前のコ・ロイで釣れたもの。
一方、シーチャン島周りの砂地にいるのがホシギス。頭が上下方向に大きくて体に模様があるやつ。
一応場所で棲み分けしているようだ。
日本のスーパーで「キス(タイ産)」として売ってるのはどっちかな?
友人のKAZさんが「めちゃ不味い」と言っていたが種類のせいではなくて、鮮度管理の問題だと思うぞ。
市場で見るキスはもう目もにごってヘロヘロだからな。
その状態から開いてパックして空輸してだから、不味くて当然。日本の釣りたてと比べたらかわいそうよ。
タイ人は、味もわからなくなるぐらいカリカリに揚げて食べるから、種類も鮮度もどうでもいいみたい。
僕は日本人だから、種類ごとに良型釣れれば嬉しいし、ピチピチで持って帰っておいしく頂きたいね。
尺モトギスっているのか?細長そうだな。尺ホシギスっているのか?巨頭だろうな。あ~釣り行きたい!
左がコ・ロイのモトギス、右がシーチャン島のホシギス。違いがわかる男のマロン。