2007年10月2日火曜日

シーチャン島に磯師登場②

2007.9.30の釣りのお話その②。
この日もカームヤーイ島からキャプテン・タンの船で釣行。
メンバーはタイ人3人(ゲンカイ、ポー、その友人)と日本人2人(NORIさんと僕リュージョン)の計5名。
北のほうで餌のカタクチイワシをゲットしてから、シーチャン諸島の最南端まで行って開始した。
磯師NORIさんは「まあ40cm以上のが釣れれば今日は良しとしますか」と。
海は穏やかで、自称「超がつくほど船に弱い」NORIさんも、何とか大丈夫そうだ。
いきなりNORIさん根掛かり&高切れで、一番手間のかかるスペシャルサビキがパー。悲しいね。
しかしNORIさんは仕掛総替え後すぐにクイーンフィッシュ2連発!
「体が薄くて引かないですね」と言いながらも、幸先よくご機嫌だ。
同時に僕が上げたのは32cmのマテアジ。この種としてはいい型だな~と思う。
その後うねりが出てきて釣果もアジ小型になってくると、NORIさん堪らずダウン。
自動車ぐらいの小船なので体を横たえる場所もなく、棺桶のミイラのように荷物の隙間に沈んで一言、「お迎えが…来たようです…。」
この日は魚の活性が高くなかった。サビキだけでは全く食わず餌をつけないとだめ、ルアーにかすりもしないなど。
キャプテンは南端に見切りをつけ、北端のコ・サンパンユに大移動だ。
5時間のダウンを経てようやく目覚めたNORIさんがぼーっとシーチャン島西岸の磯を見ていた。
「あそこに乗れたらなあ」とか思ってるはず。
到着したポイントでは数隻がプラボトルを浮きにして大物を狙ってる。
うちの船はオモリをすごく軽くしてサビキを潮に乗せて流しシマアジを狙うようキャプテンから指示が出た。
これを無視して底を釣っていたNORIさんの竿がグイーッと入った。
おおっ、NORIさん8の字型の竿さばき、いや、8ではないgだ、竿でgの字を描いている!
名人釣りビデオでも見ているような、「がまラー」の雄姿。見事46cmのコロダイをゲット。
「へえ、日本でも釣ったことないのに」と喜ぶNORIさんだった。ここで納竿。
初めと最後だけちょろっと竿を出し、殆ど寝ていた磯師NORIさんに釣果で圧倒されちゃった一日だった。
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