2011年12月13日火曜日

シミラン ③抜け駆け&追撃

昼食後は豪雨となり、キャプテンは船を第一シミラン島南方のパヤオに係船したまま、全員に休憩を命じた。
船室のベッドに入る。すごい雨音と雨漏りにもかかわらず2時間ほど寝た。そして外の歓声で目が覚めた。
なぬっ、休憩王のはずのコウチャンさんとここまで不調のヨーンさんが、抜け駆けして釣ってるではないか。
それもカンパチを。コウチャンさんは74cm、ヨーンさんは88cmだ。でかっ。ずるいっ。こんなん居るなら雨でもやるぜ。
RIMG1904 RIMG1906a
雨の中、全員戦闘配置に着いた。あっという間にびしょ濡れとなり、寒風が体温を奪う。30℃の寒風ね。
赤チビキの群れに当たり皆の竿が賑やかに曲がる。しかし抜け駆けの2人をカンパチで追撃することはできなかった。
潮は速く水深は75m。そこで僕は250gと重いジグを選び、人より先に着底させて先に釣ってしまう作戦に出た。
ベールを起こしてラインを指に掛けた状態でキャプテンのベルを待つ。
ベルが鳴っても、ラインが斜めになるのを嫌って船の完全停止まで投入しない人もいるが、僕はベルと同時投入だ。
皆がまだラインをパラパラ出している頃、早々と底を取ってジャーク開始。Leoさんが「早いですね~」と。それが狙いだ(笑)。
速攻に応えるようにギューンっと乗った。結構締めたはずのドラグからラインが何度も出て行く。でかいのでは?でかい。
この時、雨が突然滝のような降りになり、皆は竿を置いて避難、僕の独りファイトとなった。
私はひとりジギング船に乗り、壊れそうなリール見つめ巻いていました、あぁ~シミラン海峡冬景色♪。
ようやく上げたのはGT?カイワリ?いや、ヒシヨロイアジだった。88cm。黒くてでかくて見た目強烈だ。
PC030181mPC030179
続いてコウジさんが艫で掛けた。深場からの激しいファイトであがってきたのはカンパチ。
何と下側の尾鰭が欠けている。でも88cmの良型だ。
小降りになってからの移動では僕のトローリングにワフー100cmがヒットした。例の白塗りラパラ14cm、釣れるぜ。
RIMG1910s RIMG1915k
次のポイントでも真っ先に落とした僕は、いきなり魚を掛た。一番落としは効くぜ!強い引きに焦るが、何か引き方が違う。
上がってきたのは口先の長いキツネフエフキ82cm。タイでおなじみの「ソック」だが、こんなでかいのは初めてだ。嬉しい。
雨に濡れた服を何度も絞り、250gジグをしゃくり続けて体温をキープした。
それに大魚が応えてくれたアンダマン海シミランの寒くて熱い午後。普通はこう上手くいかないのだが、いい。実にいい。
fish : Amberjack, Longnose Trevally, Wahoo, Long-nosed Emperor
place : Sinilan Islands