2008.8.24の釣りのお話。
この日の朝5:00、仙さんと僕はあての無い釣りに出た。
シーチャン島海域が水潮で駄目なので、湾口まで行って適当に小船をチャーターしようかと。
とりあえず、仙さんが行ったことのないバンサレーに着いた。
桟橋を先まで歩き、「釣りしたいんだけど、小ぶりの船ない?」と聞いて回る。
しかし、もう船が出払っていたり、6,000バーツ以上の大型船だったりで、話がまとまらず、次のそして次の桟橋へ…
3本目の桟橋は、なんか"fishing lodge"と書いてあって、結構まともなホテルの付属施設みたいだぞ。でも誰も居ない。
近くで水揚げ中の漁師に頼んで、管理人を起こしてもらった。
管理人は20人乗り9,000バーツ、10人乗り6,000バーツといった船を勧める。前日も日本人4人が結構釣ったと。
ちゃうねん、2人やねん、小魚釣りたいねん、何も無くてもええねん、安いのがええねん、小さくてええねんとこっちも粘る。
しかし3,000~4,000バーツ級の船は、なんと丁度干潮で座礁中のため出港不能(爆)。
唯一回船可能な2,000バーツの船に決定。全長6m、75馬力、定員3名。笑っちゃうほどちっこいの~。
さて出港、僕は近くの砂浜沖でキスやイトヨリでも釣る気だったのだが、キャプテン・レックは大物志向だった。
80ポンド級の道具をずらずら見せて、「今度は予約して夜のイカ釣りから来い。でかいの狙おうぜ。イカ刺しも旨いぜ!」
そして目指す海域も6,000バーツの船が行くのと同じ、クラム島周りじゃん。おお、いい船に当たったな~!
と思っていたら、大海原でエンジンを止めたキャプテン・レックが裸で海に入って船尾の方で潜っている。何なの?
にたーっと笑って上がってきたキャプテン、「スクリューが欠けちゃって走らねえよ」、と半分になったスクリューを見せる。
何か激しくいい加減なのだが、スペアのスクリューに交換して再出発。クラム島北側のポイントへ到着した。
バンサレーは潮が速くて難儀する場所だが、この船はアンカー無しで砂地帯を大流しだ。これなら釣りやすい!
コトヒキ、プラーデーン(シャムイトヨリ)、フエフキが入れ食いだ。型もいい。
僕らがキーノック(ヒトスジタマガシラ)やナカリン(キツネウオ)を釣ると、キャプテン・レックから都度「不味~い」のチャチャが入る。
午後は、本土とクラム島の間の水道でアンカーしての釣りとなった。岩交じりなのでハタ類が混じる。
仙さんもコロダイ37cmと36cmを連発で上げ、「いや~、ここ来て正解でしたね~」と満足。僕も小魚だけど十分楽しかったな。
アタリは途切れず、暑さも忘れてリールを巻いたので、クーラー二杯が埋まる快釣だった。
まだ続けたかったが、雷雲が迫ってきたので14:30に納竿とした。
ちょっと座る位置を変えただけで大きく傾いてしまうような小船だったな。
予約無し、あて無しのいいかげんな釣行だったな。
それでも納得の釣果。タイっていい所だよな、としみじみ思ったこの一日。
さて、31日サメサン、誰か行きませんかっ?!
place : Bang Sare ~ Sattahip
fish : Painted Sweetlips, Purple-headded Emperor, Stripey Seaperch
tokuhain - 2008年 8 月 28 日
返信削除行き当たりばったりで、ゴッツイいい思いじゃないですかぁー。
リュージョンさんは、タイ語ぺらぺら?
☆ リュージョン - 2008年 8 月 28 日
tokuhainさん、まあ船釣りは船頭の腕や熱心さが魚のアタリに直結しますので、僕の能力ではありませぬ。
この日は海の機嫌が良くて、情報無しのブラリ釣行が吉と出たのでしょう。
タイ語能力はダメダメ。会社の仕事が英語なもんで。タイ語釣り関連の片言のみを連呼、あとはボディですよ。