2011年8月22日月曜日

ロンピンのセイル2011 ②餌だけど、何か?

2日目、8時過ぎにロンピン川を出発、9:30には釣り場に到着した。セイルフィッシュの姿は見えないが。
僚船2艇はオーストラリアチームとジンバブエチームだ。我等日本チーム、頑張るしかない。
前日と同じくLeoさんがキャスティング、コウジさんと僕がライブベイトという布陣だ。
餌魚釣りは快調にスタート。大サバかと思えるようなのも混じってプラー・トゥーがどんどん釣れる。
サビキは自作のハリス6号胴突3本針×ワーム。欲張って錘の代わりにジグを付けるため、幹糸は60lbと極太だ。
コウジさんのサビキに強いアタリと引き。そして頭だけのプラー・トゥーが上がってくる。
僕の仕掛けにもガツーン。2人で3連発。サワラが居るようだ。
するとコウジさんのセイル竿がゴンゴンと曲がって糸が飛び出した。ヒット!
キャプテン・アウエィはニコニコして「サワラ、サワラ」と。
うまく口角にハリ掛りしたようで、コウジさんは楽しみながら取り込んだ。1mの良型ヨコシマサワラだ。
僕のセイル仕掛けにも同じアタリ!しかしこれはリーダーを噛み切られてしまった。RIMG1345 DSCF7990
餌魚釣りに戻ると、時々イカが抱いてきては外れる。ガイドのアレクが餌木を落とすと一発でアオリイカが上がってきた。
コウジさんもLeoさんも餌木で遊び始めた。アオリイカとケンサキイカ、ともにでかいのが入れ食い。
何だか今まで別の場所で一生懸命やってたのイカ釣りがあほくさくなるぐらい簡単に釣れる。
アウェイは釣れたイカをボートの外で腸抜きして、常にボートを綺麗に保っている。どんどん釣るからアウェイ大忙し。
「イカ~」の声がするたびに苦笑して走り回っていた。まあ、セイルが全然食わなかったということもあるが。
活き餌が潤沢になったところで、僕は天秤仕掛けにして底で泳がせをした。
イカに齧られてばかりだったが、昼食中にやっとハタが釣れた。やったね。
そのハタの写真をコウジさんに撮ってもらっている時、コウジさんのセイル仕掛けがビューッと走った。
来た~!本日初のセイルだ。コウジさんが竿を持つと大きなセイルの巨大な半身が躍り上が海から躍り上がった。
その状態からブンブンッと首振り一発でフックアウト。何という別れよ。愛情が無いの~。釣らせてくれんの~。
午後は潮が止まり、そこでアレクがウンコを放ったものだから、それががいつまでも僕の仕掛けに絡みついて嫌すぎ(怒)。
潮が動かないならこっちが動く。ゆっくり魚を引っ張ったまま場所探しをした。
これならLeoさんもキャスティングを続けられる。朝から全然ルアーにはバイト無くてブウブウ言ってるけどね。
次は大移動。鳥が舞い他船が集結している場所に着いた。あちこちにプラー・トゥーがイワシを追うナブラが立っている。
アレクが「ここは魚が浮いてきている」と宣言した。勝負タイムか。
RIMG1361RIMG1356t
艫左から流した僕のセイル仕掛けを見ていると、ゆっくり流れていた風船が水を切って走り出し、竿先が突っ込んだ。
すぐにフリーにして糸をくれてやる。セイルが餌を飲み込んだ頃まで待って、テンションを掛けフッキング。
餌は口角まで引き出されてラウンドフック(ねむり鈎)がそこに掛かる。乗った~。
セイルはボートのすぐ近くまでゆっくり泳いできた。そして半身を白い興奮食にして、自分が釣られていることに気づく。
ここからが勝負所だ。来た~っ、伝説の時速70kmの100mラン。僕のリールからは水煙を上げてラインが出て行く。
ツインパワーのゆるゆるのドラグは聞いたことも無いような高い音を出し続ける。ランが止まると大ジャンプの繰り返し。
おおっ、遠目ながら実に壮観だ。セイル釣りの真髄は、この高速ロングランとハイジャンプにあると断言して間違いない。
ばれるなよ~と胸バクバクだ。「ドラグ締めてよし」とキャプテンの指示。次はトルクのある引きに変わった。沖へ沖へ。
結構な力だ。ボートがセイルの引きで、今迄と逆の風上に向けて引っ張られていく。ロッドは弧を描いたまま耐え続ける。
次はセイルが急転し、ボート方向に走った。何度もテンションが抜けるが、巻きまくって追いつく。
RIMG1365s  RIMG1367
よーし、外れてないぞ。これでかなりラインが回収できたのでラッキーだった。
左舷50m沖まで来たセイルを、ポンピングにボートの幅を一杯に使ったバックステップを合わせて寄せて御用だ。
ガイドとキャプテンの目測では35~40kg。尻尾までズ太い胴回り、長く柔らかな体。
去年釣ったセイルフィッシュより明らかにでかいな。ううむ、いい型だ。満足満足。
この後は、僕の竿にサワラが食って切られた外はさっぱりだった。
Leoさんは反応の無いキャスティングにすっかりくじけて、「ねえねえ、餌釣りしたいんすけど…」と。
コウジさんは、「だめ。俺が釣ってから!」と返し、「竿ちゃんと見といて。釣れたら俺のだから」と言って舳先でキャスティング。
追い出されたLeoさんはイカ釣りで遊んで、またキャプテンを何度も苦笑させていた。
そして17時納竿。僚船3艇・11人で1日粘って釣れたセイルは僕の1匹だけだった。状況は前日よりさらに悪化していたのだ。
place : Kuala Rompin / Malaysia
fish : Sailfish
tackle : rod=Daiko Hemingway HBGC-77BD, reel=Shimano Twinpower SW 12000, line=Power Pro 80lb, leader=Varivas nylon 130lb, hook=Owner Mutu Circle 5/0

13 件のコメント:

  1. かっこいーーーーーーーー!

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  2. 船中2匹目すんばらしい〜〜〜
    しかしドラッグは ”ゆるゆ” で始めるんですね、
    Leoさんくじけるな〜〜頑張れ〜〜〜

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  3. バショウカジキとは違うんですか?

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  4. 3艇で1匹ですか、そりゃ爆釣できるイカ釣りでもしたくなりますよ。

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  5. リュージョン2011年8月22日 23:16

    魔寧蛇さん、かっこいいとはあまりにストレートな。
    もっといつもの「バレロ」系の呪詛をお願いします。

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  6. リュージョン2011年8月22日 23:19

    コウチャンさん、①ベールオープンで風船で縛って留めてアタリを待ち、食ったらフリーで糸を送る、②飲み込んだ頃にテンション掛けて合わせる、③ドラグユルユルにして走らせる、④走りとジャンプが止まったら締めて巻く、ですね。

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  7. リュージョン2011年8月22日 23:23

    くるみさん、背びれを見てください。
    英語でsailfish、帆魚です。くるみさんのお仲間でしょ?
    日本語で芭蕉カジキ。芭蕉はバナナのこと。
    バナナの葉っぱみたいな背びれだからですね。

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  8. リュージョン2011年8月22日 23:27

    tokuhainさん、餌魚やイカ釣りも楽しいのですが、皆で反復したのは、遥遥来ても釣れる釣りをしないと絶対釣れないってこと。
    イカだけやっててはセイルは釣れませんよね。
    僕とコウジさんは餌を流しながら真下でイカやってたのです。
    Leoさんはキャスティングをほっぽらかしてイカやってたのです。
    だから反省して何度もキャストに戻ってましたよ。

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  9. イカ釣り、結構好きなんですよ。
    あの軟体系独特の、グングン引く感じが。
    また、結構いい型のが釣れるから、ついついイカ釣りに逃げちゃいました。
    キャプテンの苦笑い見るのも楽しかったし。

    でも、RJさんの言うとおり、イカ釣ってちゃセイルは釣れないですからね。
    ルアーをやってる以上、キープキャスティングでないとダメなんです。
    少し反省です。

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  10. コウチャン

    RJさんも書いてますけど、360°ほぼ水平線、
    水深30mフラットで1、2時間まったく無反応なんです。

    そら、イカでも釣ろうかなって思ってしまいます。
    それじゃあ、セイルは絶対に釣れないんですけどね。
    ちょっとした試練ですな。

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  11. リュージョン2011年8月23日 3:06

    Leoさん、餌魚を釣ってる時も、イカが抱きついてきてギューンギューンでした。
    なぜあんな何の変化も無い砂底にでかいイカがびっしり居るのでしょうか?謎。
    次回はセイル20匹ぐらい釣って、「もうええわ」と言ってからイカに移ってください。

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  12. セイルでっかいですね~良いですね~。
    しかし3艇11人で1日一匹とは厳しい。
    イカ釣りに走ってしまうのも判りますねぇ…こんなでっかいイカが釣れるなら(笑

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  13. リュージョン2011年8月23日 22:47

    J2さん、厳しい、だから行かないという思考回路に入ると、釣れません。
    釣れないかも。厳しいかも。でも行かなきゃ絶対釣れません。
    一生釣れません。

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