2013年5月18日土曜日

It Makes No Difference / The Band

13歳の時、鎌倉の小町通りの入り口にあるレコード屋で、僕はこの曲の入ったアルバム「南十字星」を買った。
ニューミュージックマガジンの中村とうよう氏が、このアルバムのレビューで100点満点を付けていたからね。

どの曲もミドルorスロー、落ち着いたメロディーにコキコキした味のある演奏。ガキの僕に分かるはず無いって?
いや、胸にグサっと来たのよ、この曲が。この溢れ出る哀愁が、僕だけでなく当時の日本人の心を鷲掴みにしたようだ。
♪Without your love I'm nothing at all~♪で始まるブリッジのところ、サックスも絡んで最高の盛り上がりを見せる。
邦題は「同じことさ」。ベースのリック・ダンコの名唱だ。彼は後年酒浸りとなり短い人生を終えたが、この名曲は残った。
映画ラスト・ワルツでももちろんこの曲を演るのだが、渋い。泣ける。実に泣ける。何年たっても…