2013年1月14日月曜日

サトゥン 旅の終わり

最終日、やはり強い北東風は止まない。ずっと行きたかったレック島での釣りは最後まで無理だった。
クラン島、タルタオ島と経由してパクバラの町まで帰らなければならないのだが、この波風はロングテールボートにはきつい。
朝暗いうちから風が落ちるのをじっと待つ。一時はもう帰れないかと思った。風が弱まった8:00、ようやくにアダン島を出た。
船の揺れが激しく、そのうえ激しい雨。屋根の上からのトローリングは諦めた。キャビン内で小さくなって待つ。2時間弱。
クラン島に着いた。「中途島」という名前の通りアダン島とタルタオ島の中間にある。西岸を北上しながらキャスティング。
以前は良く釣れたこの島も、ここ2年ほどさっぱりだ。ダツとチェッカーのみ。ここならエギングやジギングの方が楽しめる。
雨の中を再発進、タルタオ島に向かった。船頭はタルタオ島で12月中旬、キス漁の合間にプラーモンを沢山釣ったという。
アオ・マッカムからキャスティングを開始した。ここは風裏でベタ凪。魚の活性はまずまずだが、惜しい所で掛からない。
プラー・モンは水面を割りながら乗らず、または船べりで反転。大きなマングローブ・ジャックも出たがルアーを咥え損ねた。
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やっと12番南で僕にクイーン。同時ヒットの船頭が釣ったのはルアーで初めてのマングローブジャック。船頭大喜びだ。
雨の中、服の水を絞りながら投げる。僕が投げた後、その場所に船頭が投げてプラーモン・51cmと45cmを釣った。
僕は小型ののクイーンフィッシュを4連発。プラーモンはダツの歯の傷が原因でラインブレークしてしまった。調子悪っ!
ということで、最終日は殆ど釣果に恵まれず時間切れとなった。これで僕の旅は終わった。
前回の年末年始と比べると、全日程にわたり天気が悪すぎた。悪天候に船の故障、そりゃ釣果不振となるわな(笑)
しかし、アダン島・ラウイ島の素晴らしさに全く傷が付くことは無い。本当にいいところだ。また行きたい。心からそう思う。 RIMG0602 RIMG3522
place : Ko Tarutao / Satun Province
fish : Mangrove Jack

4 件のコメント:

  1. あの天候の中を帰ったのは大変でしたね。
    アダン・ラウイは釣り以前に、島・海・人が素晴らしい。
    TAIYO Jr.も「またアダンに行きたい。父ちゃんが友だちと釣りに行っている間、島でまってるよ。」とのことでした。

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  2. 色々なことが起きるから旅に出るのでしょうし、変わらぬ素晴らしさがあるから旅をするのでしょうね。
    次回も、楽しんで下さい。

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  3. TAIYOさん一家にとっては、少々天気が悪かろうが思い出に残るお正月だったでしょう。「また行きたい」という重大要請が次回計画を…(笑)

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  4. tokuhainさん、あの島が心から離れません。また一人旅でしょうが、いつの日か。

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