2013年1月5日土曜日

アダン島で大晦日に釣る

年末年始、一人でタイランドの南の島々へ釣りに出かけた。連休しか行けないアダン島・ラウイ島海域に遠出しようと。
そこはタイ・マレーシア国境の西沖80km、魚は一回り大きく、何より海の色や島の景色が桁違いに素晴らしい。
大晦日の朝9時、パクバラの町からロングテールボートで出港した。キャプテン・スレイマンと助手のRCが一緒。
トローリングをしながらゆっくり沖を目指す。残念ながらサワラは掛からず。薄かった島影が次第にくっきり見えるようになる。
13:30、やっとアダン島に着いた。国立公園入園料200バーツ。テント代一泊350バーツだ。テントに目印をつけ、さあ釣りだ。
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ルアーはミノー、ポッパー、ペンシルの一式を持っていったが新規購入は無し。小型ルアーと弓角は食料調達用ね。
北東の風が強く、島の風裏に張り付くようにして始めた。海は吸い込まれるように美しい。水清ければ魚棲まずか…。
船頭は助手のRCに操船させて自分はキャビンの屋根から投げ、45cmのプラー・モンを釣ってきゃっきゃ言っている。
ラウイ島の南岸、真水が流れ込んでいる辺りにマングローブ・ジャックが居るというので行ってみたが…ダツばかり。
夕方アダン島に戻り、急深な岩場を大き目のペンシルで攻めた。海岸まで迫るジャングル。きっと何十万年も同じ景色…
海に生体反応は無い。突然、ボート近くまでアクションしてきたヤマリア・ローデッドにボッカーンと水柱が上がった。
心の準備ができてなかった。グイグイ潜る魚に我に返り、慎重に上げる。よーしプラー・モンだ。ちゃんと居るじゃん!
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ローデッド14cmのフロントフックがガッチリ掛かっていた。18:00だった。70cmジャスト、目標達成、本年納竿、帰ろかっ!
しかしこの魚に船頭が燃えた。周囲は暗くなっていくのに、懸命にキャストを続ける。ねえ、もう帰らない?
船頭が放ったソルティガポッパーが磯際に落ち、泳ぎ始めた瞬間バーンと水面が割れた。魚は深場に向かって走る。
糞竿が手元から曲がる。デカい!大分寄せた。あと一息、ここで痛恨のフックアウト。船頭「残念!」と落ち込むが仕方ない。
北東風の中をテント場に帰還。食堂は休暇でヨーロッパから来ている客で満員だ。
食事が済むと、大晦日のカウントダウンには加わらず、トイレ、洗濯、シャワーそして静かにテントで休んだ。
深夜、強い風がうなる中、隣のリペ島で新年を祝う花火が賑やかだった。
思えば2012年は隣のラウイ島のホシカイワリで幕開けし、ここアダン島のGTで締めたわけだ。幸せな釣りだった。
2013年は家族のこと、自分のこと、仕事のこと、いろいろあるだろうが、楽しい釣りができればいいな。
place : Ko Adan, Satun Province, Southern Thailand
fish : Giant Trevally