2010.4.13のfishingのお話。
夜が明けると、荒れていた海が静かになっていた。天は我等を見放さず、か?
しかし、巨大な積乱雲が方々で灰色の雨のカーテンを垂らしている。こりゃ逃げ切れんな~。
キャスト開始。またキャスト。あれ?食わない。朝のうち、バイトがほとんど出ない。
クルーは「だって太陽が出てないだろ?」とか「まだ潮が低いからだめだ」とか言うが、それ本当の理由?
←大雨、びしょ濡れ、でもやめない
朝食後、大粒の雨が降り出した。海面をかき乱しながら強い風も襲ってくる。根性でキャスト継続だ。
フルスイング。アゲインストの強風をポッパーのケツが切り裂いて…むむ失速、飛ばね~な。
そのまま不調。浅いバイトを数回ミスしただけで、僕は午前中まさかのボーズを食らってしまった。
Leoさんはやや小さめのGTを2匹とアオチビキ。2人ともびしょ濡れのまま着替えもせずに昼食をとる。
でもこういう天気だと全然疲れない。前日「疲れた。体力が…」と弱気だったLeoさんも完全復活だ。
←77cmGTとカスミアジ
午後、雨は小降りになったが、やはり風がきつい。相変わらずリーフエッジでは全然食わない。
しかし所々で遭遇するバナナ(黄色い魚)のナブラで反応が出始めたのだ。
「ナブラ、ナブラ、カスカスカース!アッチ、コッチ、アッチ~!」ってキャプテン、どっちやねん!
幾つ目かのナブラ、ようやく僕に77cmのGT、Leoさんにカスミアジが出た。
そしてこの日の山場、左舷のナブラでダブルヒットだ。うまい具合に2人ともバラさずに取り込めた。
両方とも80cmと小柄だったが、やっとこの絵が撮れたね。ジャジャ-ン!
←GTダブルヒット&ダブルキャッチ
Leoさんは80cmのGTをもう1匹追加し、さらに攻めんと、高価なカーペンターのハッスルポップを召還した。
「魂を入れます」とか言って、無謀にもリーフの内側に投げ込むと、大水柱がドバーン、サメだ!
ポッパーは瞬時に食いちぎられ、異界送りとなってしまった。Leoさん呆然。8千円一瞬でパーってパチンコかいっ!。
僕は手返し重視で120gの細めのポッパーを使い、ナブラを打ってGT84cmとカスミアジをキャッチした。
←カスミアジ>84cm
3日目のGTトータルは、Leoさんが4匹、僕が3匹、合計7匹だった。掛け損ないの山、相変わらず(ToT)。
この3日目、食いは悪かったけど、なんとか釣りができる天候がもってくれたことに感謝しよう。
さあ、残るはあと1日のみ。
place : Northern Malé Atoll, Maldives
fish Giant Trevally, Bluefin Trevally
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2010年5月7日金曜日
モルディブGT遠征 ⑤雨天歓迎
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