2010.4.14のfishingのお話。
山場は昼食後にやってきた。Leoさんが左舷に投げたシーフロッグに大水柱が上がる。
Leoさん、ガッチリ合わせてファーストランをうまくかわしたが、GTは弱る気配無く、深場を動き続ける。
右舷へサイドチェンジ、Leoさんかなり疲れたところで予期せぬセカンドランがグォーッ。
やばいLeoさん落水かっ?違う、奇策座り込み作戦だ~!耐え抜くことしばし、ようやくGTが先に息切れした。
うんうん言ってリフト、浮上したのは120cm超、4日間で最大魚だった。やったねLeoさん30kg!
僕は午後も3連続バラシで、このクソ竿が~っと竿を投げ出してみたものの、それじゃ釣れないよね(爆)。
朝から釣果無しという悪夢を耐え、近投でキャスト回数を増やしてやっと70cmを確保。うれし泣き。
3時ごろLeoさんがGT84cmと68cmとアオチビキ、僕が83cmを釣った。これが事実上の納竿。
あとは殆ど移動ばかりで、マーレの市街が見える場所でのキャストには何も飛び出さなかった。
4日間お世話になったクルー達と記念撮影だ。
後列左から僕リュージョン、オフィサーのモホちゃん、Leoさん。
前列左からルームボーイのココちゃん、シェフのクレちゃん、キャプテンのアフちゃん。皆、本当にありがとう。
そして最後に2人で撮ったのが、釣れたらやろうぜといっていたあのポーズ↓、「わが生涯に一片の悔い無し!」
4日間、2人で31匹のGTを釣ることが出来た。Leoさんが18匹、僕が13匹。バイトは100回以上貰ったけど…。
クルー達は言った。「君達はラッキーだ。食いが良かった。でもミスが多かったね」
そのとおりラッキー。僕なんて初めてのくせにろくに下調べもせず行って、安い道具でそこそこ釣ったのだから。
モルディブがいかに楽園とは言え、いつも誰でも釣れるというわけでは無いのだぞ。
僕らの直前に僕らと同じ船・同じクルーでサファリに出た7人組は、5日間投げ倒してGTゼロ匹だったそうだ。
延べ35人でボーズというのも豪勢だが、こんな不幸が何と近くにあることか。それに比べて実に幸運だったな。
釣れるとは限らないが、またGTフィッシングをやる機会があればいいな。自分次第なんだけど。
経験者は十分ご承知だろうから、まだGTに行ってない人へ言っておきたいことがある。
あなたが若ければ若いうちから、あなたが年配なら行けるうちに、ともかく迷わず行っておいた方がよい。
実際に行った、見た、触れた、少し分かった。そこには想像をこえる夢と現実の境界がある。
place : Northern Malé Atoll, Maldives
fish : Giant Trevally
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2010年5月12日水曜日
モルディブGT遠征 ⑦旅の終わり
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tokuhain - 5 月 13 日
返信削除二人で31匹、幸運でしたね。
最後の写真が、「やったぜー」って感じで、なんだか誇らしげでもありますよ。
☆ リュージョン - 5 月 14 日
tokuhainさん、最後の写真の科白は辞世の言葉なんですが、まだ死んでませんので(笑)。
いつか機会を作って、またGTに挑戦したいと思っています。
それまではデフォルトの小魚を楽しむことにしましょう。