2009.12.21の釣りのお話。
この日はタイ人7人と一緒にバンサイ沖にキス釣りに行ってきた。
バンサイという場所は、シラチャからバンコクに所用で行く時によく通る湾岸線沿いの町だ。
一面に広がる干潟の向こうに、あんな世界があったのだと、目から鱗の釣行だったな。
さてキャプテン・マスカラスと助手・ドスカラスの船は、干潟から澪を通って一面に広がる牡蠣棚を抜け、無数に竹が突き刺してある沖に出た。
有明海みたいな場所だな。水深3mしかない。
係船にはアンカーの代わりに長い竹竿を使う。竹竿が底に着いたら、ぐぐっと体重を2回乗せる。
すると竿はズブズブと海底の泥に2mも突き刺さる。前後2本の竹竿に船をロープで留めて完了。へ~ぇ!
さあ、全員でキス釣り開始。餌はエビの切り身だ。
ここはモトギスが5割、黄色いゴンズイ(プラー・コッド)が4割、他魚が1割という感じで掛かってくる。
モトギスは、かつて日本にも沢山居たアオギスに近い仲間らしい。
音に敏感なアオギスを釣るために、泥底の浅海に立てた脚立の上に座って静かに釣る、というのが昔の江戸前スタイル。
そんなことを思いながら軽快なキスのアタリを楽しんだ。型は24cmまで。シラチャより全般に型がいいな。
この日2回、イルカの群れが遠くでジャンプした。皆が「ロマ(イルカ)!ロマ!」と叫ぶ。残念ながら僕は見逃してしまった。
毎年この時期バンパコン川河口にイルカが集まってくるらしく、イルカ見物の観光船まで出ていた。
同乗のタイ人はキス釣りだけでなく、サバやキスをブッ込んで巨大エイを狙っている。一発来たがフックアウト!
キスは晴天の下ぼつぼつと釣れ続け、僕は夕方までで40匹ぐらい。これぞ小魚信、楽しかったね。
反省点は、日本風の小針キス仕掛では、ゴンズイの多さに消耗が激しいということ。もっと丈夫なタイ風仕掛けの方が吉だね。
トイレも無い船だし、海もトロンとして綺麗じゃないけど、ここで募集企画でもしてみようか?
ちなみに僕は、キスの天ぷらが旨すぎて旨すぎて、また1月に行くつもり。いかが?
おっとその前に、アンダマン海年末企画はどう?
fish : Northern Whiting
Place : Bang Sai ~ Chonburi
2008年12月21日日曜日
澪の向こうはキスとイルカの国だった
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マーク - 2008年 12 月 23 日
返信削除キス釣り 手軽でいいですね! 賛同!!
先日 シーチャン島で キャプテンタンにばったり ヤアーと挨拶したら 何やら ペラペラ.......さっぱりわからづ エー?エーー?と言ってたら、しゃーねえなー という感じで行ってしまった。
アンダマンは 先日の空港騒動以来(ウタパオも利用しました) 日本にいろいろ野暮用があって パス。報告を楽しみにしています。
tokuhain - 2008年 12 月 24 日
ついにパイレーツにまで、お友達ができてしまったかと思いました。
ゴンズイもアロイですか?
O様 - 2008年 12 月 31 日
お久しぶりです。相変わらずの釣り三昧でパワーアップしてますね。こちらもやっとシーズンインですわ。先日南紀田原で47センチ仕留めました。
☆ リュージョン - 2008年 12 月 23 日
返信削除マークさん、こんばんは。
今回はAke君が誘ってくれたのですよ。
タイ人と行くと、色々な発見がお互いにあって、面白いですね。
船は1日1,500バーツ。サメサン・バンサレーの1/4~1/5の値段で楽しめます。
企画お待ちください。
シーチャン島のキャプテン・タンは、客がいないから来いと言ってたと思います。
あそこも安くて腕がいいから、また行きましょう。
アンダマン、ただただ残念です。次回はご予定ください。
☆ リュージョン - 2008年 12 月 24 日
tokuhainさん、タイ人はプラーコッドを全部持ち帰っていました。
でも見た目が悪いので、僕はパス。
他には、ニベ類、コトヒキ、見たことも無い縦長の1kgぐらいの魚(Drepane punctata)など。
結構いろいろ居るようです。
☆ リュージョン - 2009年 1 月 5 日
o様、おめでとうございます。
梶賀いかがでした?
当方風邪で外出無理で失礼いたしました。
今年はぜひ包帯してください!