最近リールの話ばかりじゃねーかって、まあ釣りに行ってない釣師なんて
高速道路を渡っている犬みたいなもんだから、避けて通ってちょーだい。
さて、ABU 5600C 製造番号 770100、1977年スウェーデン製、海外販売品と思われる。
赤いサムバー・クラッチから、赤ベロと呼ばれるモデル。
今般、釣りを引退なさった吉田老師からいただいたものだ。
使用傷は多いが、よくメンテされてきたのが見ても回してもわかる。
吉田師匠の主力リールとして、長年カワハギ釣りに活躍してきたとのこと。
この赤いサムバーは、経年劣化により裏側から割れる事が歴史上わかっており、
そうなると構造上、フレーム丸ごと交換となってしまう。
このリールのサムバーも両側からピシピシっとクラックが入っているなぁ。
カーボンシートとエポキシで補強修理しようかな。
今まで実戦機として生きてきたのだから、これからも実戦機。
幸いスペアパーツを豊富に売っているので、気にせずタイランドの海で使わせてもらおう。
赤ベロ参上!
tokuhain - 2008年 10 月 7 日
返信削除おー、色々と出てきますね。
カワハギ釣りに使用ということは、それほど大きくないリールでしょうか?
さーて、次は・・・何かなぁー。
☆ リュージョン - 2008年 10 月 7 日
開高健の「ナクネク川のキング」読まれましたか?
あそこに出てくるのが1970年以前製のABU5000Cです。
この5600Cは、小説家のリールと同一サイズです。
ボディ幅61.5mm、ボディ径62mm。材質が鉄と真鍮なので、320㌘ぐらいあると思います。
1970年代のバスフィッシングは、この5000番台が定番でした。良き時代でした。