Leoさんに「笑うなよ」と言ってから見せた。
Leoさん:「ワロス!何やこれ?でかっ!」
歯磨き中のコウジさんにも「笑わないでね」と見せた。彼は同型のリールを持っている。
コウジさん:「グッググググ~ッ!」←吹きそう。
その自作ブツはこれだ。どうよ?右がオリジナル時代ね。
このリョービ・フィッシングサファリ5000というリール、今までGTやセイルフィッシュに使っていた。
だけどハンドルノブがT字つまみ形式で、ルアーの操作にも魚とのファイトにも頼りないし手が痛い。
古いリールに高価なオプションパーツを買うのはアホくさいので、自分でパワーハンドルノブを作ることにした。
既存のノブはそのままに、ファルカタ材(南洋桐)をエポキシで集積して包み込み、削り出して塗装しようと。
まず中央の材は鋸でコの字型に抜いて、その部分を元のノブの外周に合わせる。
中央両側の材は彫刻刀とペーパーで元のノブの両面が収まるような窪みをつけておき、ノブを挟み込む。
それより外側は単純に材を貼り付け、両サイド中央部の盛り上げを含めて最終的に7枚重ねとなった。
ノブと材の間はエポキシをぎっしり流し込んで硬化させる。
次は適当にカッターで削っていく。丸型と迷ったが、樽型にしてみた。そしてペーパー掛け。
あとは塗装。プライマー・サーフェサーとメタリックシルバーをスプレーすればできぽん。簡単!
そんな舐めたような作業で、大型魚に対処できるようなノブが出来るのかって?
それがね、通常時操作、魚を掛けての操作(左がGT、右がバラフエダイ)、ともに全然問題ないのよ。
自分の手に合わせて削ったからフィットするしね。オリジナルよりずっとパワーをかけやすかった。
GTの20kgオーバー2連発をびくともせず巻き上げた。「壊れても芯からoriginalが出てくる」奥の手は使わず。
ファルカタ材で作ってみたくなった人も居るでしょ。そんな素材、タイのどこで手に入るかって?
ホームセンターではない。↓これ。居酒屋に頼んでおくと一杯もらえる焼酎の箱。秘密だぞ(笑)。
2011年4月23日土曜日
リールのパワーハンドルノブを自作
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何と言う事を・・・・
返信削除私の腹より役に立つ・・・
しかし、笑わずには見れませんぜぇ・・・
銀色だし・・・
恐れ入りました。
コウチャンさん、笑ろたなっ!
返信削除でもアパートで自作したも~ん。
仕事中にWEBで見つけて仕事抜け出してパワーハンドル買いに行ったりしてないも~ん(爆)
なかなかの仕上がりぐあいですね。
返信削除アパートで溶剤でラリっちゃわないでくださいね
上手い!
返信削除道具は見てくれも重要だけど、機能が一番大切。
壊れて、オリジナルでバックアップできるのも、Good。
魔寧蛇さん、塗装工程はベランダで行います。
返信削除焼酎飲みながらやってるので酔いかラリか、ようわかりません。
tokuhainさん、芯に潜むoriginal、表面のゴムだけ除去しました。
返信削除ねちょねちょに変質しまいまして。
シマノの最近のリールでも2年でねっちょり。何なのでしょうね?
最初遠目で見た時はアルミの削り出しか!と思うほどの質感が、まさか…。笑うでしょ、そりゃ。
返信削除コウジさん、笑ろたなっ!
返信削除実際に釣って見せたら黙るかと思ったら、もっと笑ろたなっ(爆)
ファルカタ材がまだ沢山あるので、次に何を作るか検討中。
酒飲みの廃棄物に贈る第二の人生だす。