2010.4.11午後のfishingのお話。
昼食後、船は北に進みながら次々とリーフを狙っていく。
ポイントに着くとクルーから「カスカスカース!」←(cast!ね)
この午後は魚の活性が高く、巨大な水柱が次々とルアーを襲った。
Leoさんは105gと小柄なペンシル(マギーガーラ)をスロージャークで操るのに専念、これが当たったね。
2匹目のGTは大きかった。ステラが滑らかにラインを吐き続ける。
魚の走りが止まると、落ちないようにクルーに背中を支えられたLeoさんが必死にポンピング。無事115cmがネットイン。
クルーが「ヤングマン、ノーパワー(ー_ー)」と茶化すが、Leoさんヘロヘロになってちょっと休憩。
すると来るわけだ、「カスカスカース!ノーカス・ノーGT!パワーパワーパワー!」
↑115cmどーん
さらにLeoさんのマギーガーラはGTを呼び続けた。90cm、続いて117cm。
Leoさん、「117cmの時はもう握力が無くなって、竿が落ちるかと思った」そうな。
念願の膝乗せ写真、実際やってみて初めてわかった。
釣ったGTって力を使い果たしてるからか、ピクリとも動かないのでこれができるのね。
こんな魚に暴れられたら大怪我するのではと、皆さんの写真見ていつも不思議だったのよ。
ちなみにフックは全てバーブレスにして、釣ってすぐ口からホースで海水を給水、急いで撮影してすぐリリース。
するとビューって泳いで帰っていく。なんと撮影向きの魚だろう。
↑90cmと117cmずずーん
僕のほうは、朝から使い続けているセブンシーズの120g赤白ポッパーにLeoさんを上回る数のバイトが襲う。
しかし、ともかくフッキングしない。掛かっても途中でバレる。だからクルー達の声援というか罵声を受け続ける。
チェイスが見えると「カミン・カミン!」、フッキングできないと「ミス・ミース!」、バラすと日本語で「ダメダこりゃ~…」
そしてすぐに「カスカスカース!ノーカス・ノーGT!」
好きでバラしてるんじゃないんだ。悔しくてもうブチ切れそうなんだけど、何で掛からないのかわけがわからない。
バーブレスだから少しでもテンションが変わると外れるのか、スレ掛かりしてるからなのか、合わせ不足?フックサイズ?…
↑バラす僕と釣るLeoさん
僕はやっと釣れてもバラフエダイ。アオチビキ。そんな間にもLeoさんはペンシルでGTを追加。
75cmと小ぶりだったが、Leoさんもだんだん要領がわかって、魚を楽に上げることができるようになった。
さらに掛け損ないを続ける僕はフックサイズを5/0に上げたが、傷だらけで吸水したポッパーは重さに耐え切れず沈下、ありゃ~。
ようやく最後に「坊主逃れ」と呼ばれているらしいダイワドラドスライダーで80cmを一匹。これが午後唯一の一匹だった。17:30納竿。
↑やっとライトタックルで80cm
結局初日はLeoさん5匹、リュージョン3匹の合計8匹。バイト数の1/3も取れなかったのが悔やまれる。でも本当に来て良かった。
僕は疲れは全く無かったが、Leoさんはキャストとファイトと暑さでかなり消耗、「明日投げられるかな…」と不安そう。
体力を勘案して採った策は、酒も飲まず夜釣りもやらず19:30に就寝すること。ここまで来たら他は眼中に無し、GT一本槍!
place : Northern Malé Atoll, Maldives
fish : Giant Trevally
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2010年4月20日火曜日
モルディブGT遠征 ②ノーキャスト・ノーGT
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momo - 4 月 20 日
返信削除来年もこの企画お願いします。
今年も参加したかったのだけど、明日から家族が日本から来るので引越し準備と何よりも先立つものが無くなったので我慢しました。
来年もこの企画があったら参加させてください。
tokuhain - 4 月 20 日
凄い、大迫力ですね。
これは、私では体力がもたいないなー。もろ、体育会系の釣りですね。
☆ リュージョン - 4 月 20 日
momoさん、僕もまたここに行くのが夢です。よろしくお願いします。
momoさんはすでに道具をお持ちですから、あんまりお金は掛からないと思います。
すると、先立つものの本体は、行くぞという気合と家族の説得かも。
☆ リュージョン - 4 月 20 日
tokuhainさん、船も道具も良くなって、今や女性や高齢者でもGTを楽しむ時代らしいです。
暑さから来る疲れは別として、1週間ぐらいGTサファリに出ても、体力的に大丈夫そうだなと思いました。