2009年9月15日火曜日

ブロン島 船頭ヘロヘロ魚も断食

2009.9.12のfishingのお話。
ラマダン期間中のサトゥン沖に単独釣行した。
今年のラマダンは8/20~9/20で、イスラム教徒は朝6時から夕6時まで飲食禁止。水さえ駄目。
さて、船頭は炎天下で飲まず食わずで働いて、体が持つのだろうか?
北西風がやや強い中、12:40にブロン・ドン島から攻め始めた。
僕はPE4号+リーダー60lb(18号)+40g級ルアーという、スレンダー美女誘惑タックルを2本用意した。
これを交互に使う。これならトラブルがあっても休まず投げられるし。そして小魚用も1本。
DSCN3525
この辺り、西側の表磯がプラー・モン(ヒラアジ類)の着き場となっているのだが、この日は波風で行けなかった。
一方、裏磯は投げても投げてもバイト無し。何時間もバイト無し。元気者のクイーンフィッシュさえ食わず。
そうか、この辺りは魚もムスリムであったか。ラマダンで断食なんだ。しまった。
この辺の魚が豚肉を食べないことぐらい、前から分かっていたではないか。
仕方なくお遊びでビーフリーズとかワンダーとかの豚肉系ルアーを投げると、各種仏教徒のハタがよく釣れる。
 
船頭はしょっちゅう横になって休憩してるし、パワー激減の模様。 そりゃ無理もないよな。
自分が食えないせいか、2時間おきにカップ麺を出してくれてさ、ママー・トムヤムクン味を3連発(失笑)。
そんな中、頑張ってブロン諸島をドン島→マイパイ島→レ島→キノ島と東から西へ4島回って、18:00納竿。
ハタのお土産だけだったけど、この時期海に出られただけでよかったのかもしれない。
本当は荒れる時期の方が魚影が濃い、という話も良く聞くが、事実はそれほど甘くない。
南の戒律は、海底までをも支配する厳しいものであったということ。
place : Ko Bulon, Satun
fish : Rockcod

1 件のコメント:

  1. momo - 2009年 9 月 15 日
    う~ん やはり厳しいですか。まあ簡単に釣れないから夢が膨らむのですけどね。

    tokuhain - 2009年 9 月 15 日
    そうか、ラマダンでしたか。水分も補給せず、よくまあ海に出るものですね。
    キャストする時、コーランの一説を唱えるしかないかな。

    ☆ リュージョン - 2009年 9 月 15 日
    momoさん、まだ風がありますね。特に午後に吹くようです。
    でもうねりは小さく、日本のボートだったなら表磯でキャストもできたでしょう。

    ☆ リュージョン - 2009年 9 月 15 日
    tokuhainさん、ラマダンは僕の確認もれでした。釣りで宗教の壁にやられるとは…。
    仕事の時は食べるよという人、人前でなければ食べていいという人、唾も飲み込まないという人、
    ムスリムにも色んなラマダンの過ごし方があるようです。ただここの魚は厳格なようで。

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