2010年7月30日金曜日

シラチャ高速ヒゲおやじのムーサップ

僕がタイで主食としているのがムーサップ。正式にはカオ・バッガパオ・ムーサップ・カイダオドゥワイ。
訳すと、豚挽き肉ホーリーバジル炒めのせご飯・目玉焼き付。
日本の感覚でいうと「牛丼」よりもっと身近、「カレー」に該当するほどの人気メニュー。
素直に旨い、日本人の口に合うと思う。毎日食べるときっと太ると思うけど。
僕は一人の時は飲まない。皆の行く居酒屋にも行かず、半屋根のタイ飯屋か屋台で夕食をとるのが普通。
普段ムーサップを良く食べるし、初めての店では必ずこれを試す。外れのないメニューだが、個性は出る。
シラチャではラーブウボン、バーンソムタム、ティーヌンなどのムーサップが安定して旨いと思う。というか思っていた。
ところが、釣りに一緒に行ったHARUさんがスクンビット沿いの屋台のムーサップが一番だと言うではいか。
横一文字のピンクの蛍光灯が目印だってさ。行くとすぐわかった。アハーン・タムサン(炒め物系)屋台だった。
屋号はルン・ヌワッ=ヒゲおやじ。タイ人客がい~っぱい。
RIMG0050 RIMG0046
ここのムーサップ、食べてビックリしたな。別モンじゃん!
他店のと比べて肉1.5倍、バジル2倍ぐらい入ってて、ツユだく。
コクと爽快感を併せ持ち、多目ながら一気に食わせるパワーがある。とてもいい。
好みは分かれるだろうが、僕はHARUさんに同意して、ルン・ヌワッのムーサップをシラチャ最高峰に推そう。
メニューは置いてない。コックはヒゲおやじ一人だから、人が多いと時間が掛かる。(混むのは19時台)
そんな時はヒゲおやじのクッキングパフォーマンスを見よう。
超高速鍋さばき。鍋から豪快に上がる炎。カイヂアオの油切りは頭上から鍋へ向って打ち下ろし7連発。
RIMG0049 Lung Noud
場所はスクンビット通り(国道3号)下り車線(パタヤ方面)、歩道橋からドゥッコム寄りに少し行った場所。
トロフィー屋さんの前。航空写真の黄色線がスクンビットで、店は赤丸の場所ね(クリックで拡大可)。
メニュー豊富で持ち帰りも可。折角タイにいるんだから屋台生活もまた楽し。
洗ってんだかチックな洗い場や、虫食い穴だらけの野菜を凝視せよ。そして受け入れよ。
至福のタイの味覚は、そのハードルを越えた向こうにある。
僕のイチ推しルン・ヌワッのムーサップ、行ってみる?ハマっても知らないよ(笑)

4 件のコメント:

  1. パッガパオ、カオカムー、カオマンガイ、カオムートート(ムートーガティアム)、パクブンファイデンなど、店や屋台それぞれの味があるけど、タイ料理としては、一押しですね。
    兎に角、安くて美味い。道端に並べたテーブルの上で、溜め水で洗った食器と共に穴あき生野菜を齧りながら、これらの料理を食べる。これでこそタイを味わえるというもの。

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  2. tokuhainさん、コメ早すぎ!
    タイに駐在して数年の間、屋台はおろかタイ料理を嫌って食べずに帰任する人が居ます。
    なんという不幸。なんという肛門の小径。
    まずは皆さん、大きく窓を開けて飛び出しましょうや。

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  3. 殆どタイ人化してますね。
    タイ人の定番メニューですよ。
    でも確かに美味いです。
    今は、ドクターストップで食べられませんが・・・
    確かに赴任者でタイ飯食べられない人多いですね。
    折角タイに居るんだから、タイを満喫して欲しいものです。
    そうすれば、タイ人が見えてくるかも???

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  4. kojiさん、ガパオムーサップは昼・夜の主食として外せません。
    当初はタイ料理全般の辛さに慣れようと、ムーサップの唐辛子を除けずに一緒に食べるよう努めたものです。
    サトゥンに行くと食えないのです。イスラム圏だから。
    帰りにハジャイの空港で、これを注文するのがお決まり。

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