【収納編】
さあ、【製作編】でプラダンの仕掛巻きが出来た。これに実際に仕掛を巻いてみよう。
①まず上の方の針から順に、左の穴、真ん中の穴、右の穴へと、3本も針先を差し込む。
②下側のスリットに仕掛をはさんでいこう。一番左のスリットに、サルカンの付いた竿側幹糸を挟む。
2番目のスリットに、1番枝針と2番枝針の間にある幹糸を、U字型に引っ張って挟む。
3番目のスリットに、2番枝針と3番枝針の間にある幹糸を、U字型に引っ張って挟む。(画像)
一番右のスリットに、オモリ側の幹糸を挟む。
全体に均一に裏側に向けて引っ張る。結び目がちゃんと揃ったかな?
③オモリ側幹糸の巻き付け。仕掛巻き右側上の方にあるスリットに、適当に巻いておく。
④竿側幹糸の巻きつけ。仕掛巻きの裏側に、左手で中間部幹糸の2つのループを押さえつけておく。
サルカンの付いた竿側幹糸を、ループの上にクロスするように被せ、75mm位置のスリットに挟む。
あとは両側の55mmと75mmのスリットを交互に使って、仕掛巻き裏側だけをループを押さえながら往復させる。
⑤収納完成。上のオレンジが表側のサンプル。下の青が裏側のサンプル。竿側幹糸を裏側だけで巻いてるのが分かるかな?
使う時は、サルカンの付いた竿側幹糸、針3本、オモリ側幹糸の順に外していく。
さあ、あとは釣りに行くだけ。豊漁祈願。行ってらっしゃ~い。
☆画像付き仕掛作成連載の全体構成☆
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2009年12月29日火曜日
作った胴突き仕掛を収納しよう
2009年12月28日月曜日
胴突き仕掛の仕掛巻きを作ろう
さて、作った仕掛をどうやって釣り場に持って行くか。そう、仕掛巻きを作ろう。
プラダンというものがある。プラスチック製のダンボールね。これを切って作る。濡れても何度も使えるから便利。
例の汎用胴突き仕掛(仕掛全長120cm、ハリス18.5cm、3本針)用のものを例にとって説明しよう。
【製作編】
下の写真をクリックしてもらうと分かる。長さ245mm、幅60mmにまず切断。何個か同時に切っておくとよい。
これを少し加工する。針を刺す穴と、3種類の切れ込みだ。 ←画像をクリックしてみてね
まず針を刺す穴。端から15mのところに、15mm間隔で3個穴をあける。ボールペンの先でブスっと押せばOK。
次、幹糸用のスリット(切れ込み)を4つ、針と反対側に12mm間隔で。
ハサミで5mmぐらい切れ込みを入れるつもりで切ると、すすすっと10mmぐらい切れる。
次、オモリ側の幹糸を巻き付けるスリット。右サイドの上から50mm、70mm、90mmの箇所に3つ切れ込みを入れる。深さ5mm程度。
最後、竿側の幹糸を巻きつけるスリット。両サイド、下から55mmと75mmの箇所に合計4つの切れ込みを入れる。これで完成。
仕掛巻きの長さはハリスの長さで決まる。幅と穴・スリットの数は針数で決まる。応用自在。
【収納編】に続く。
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2009年12月27日日曜日
胴突き仕掛を作ろう
去年、「坊主のおせっかい…これが仕掛だ!」というブログ記事を書いたら、それ以来、その記事に訪問者が絶えない。
でもそこには作り方が書いてないので、皆さん失意のうちに他のサイトへ去っていると思われる。
そこでおせっかい第2弾、画像付きシリーズ、行ってみよう。
近海で200g~3kgまでの魚を釣るための、ごく基本的な3本針胴突仕掛だ。全長120cmと短めだが、万能かつ使いやすい。
①まず針を3本結んでおく。ハリスはフロロカーボンの5号。長さは22cmにカットしておく。(僕の手を一杯に広げた長さが22cmなので)
②幹糸にサルカンを結ぶ。糸はフロロの5号か6号。サルカンは1号とか1/0とか大きめがよい。結びはパロマーノット等、輪に2本糸が掛かるやつ。
③幹糸を125cmにカット。サルカンを持った左手を一杯に伸ばし、右手は蕎麦屋出前のイメージで大体その長さ。
④まず、一番上の枝針から始める。右手に針素を持って、サルカンから26cmの所の幹糸を一緒につまむ。僕は手が22cmだから、あと4cmは目測で。
⑤ハリスと幹糸を右手でつまんだまま、一緒に中指・薬指で握り、左手で針を持ってハリスだけを上に引っ張る(幹糸は位置キープのまま)。
⑥丁度ハリスの端が右手薬指に吸い込まれて見えなくなるところで、ハリスを引っ張るのをストップ。(これで結びあがりのハリスが18.5cmになる。)
⑦つまむ場所をずらさないように気をつけて、右手から左手に2本まとめて持ち替え。
⑧左はつまんだまま、右手で4cm離れたとことを2本まとめてつまみ、左手奥の糸へ右手手前の2本を乗せるような感じでループを作り、左で根元をしっかり持つ。
⑨左はつまんだまま、右手でループの先をつまんで時計回りに180度回し、左手は回転後の状態につまみ直す。(これを2回=360度回転でもよい)
⑩左はつまんだまま、右手で2cm離れたところを2本まとめてつまみ、左手ループの奥から手前に向かって、右手の2本をU字型にして押し込む。
⑪右手を一旦離し、手前に押し出されてきた2本を右手で手前からピックアップし、右側に垂れ下がっている部分を全部上に引き抜く。
⑫すると、ハリスと幹糸が2本まとめて8の字結びになっているはず。結び目から出ている4本の糸を引っ張ってよく締める。
僕はこの後、端糸を幹糸に2~4回ハーフヒッチで編付けしているが、普通は何もせず端糸を切捨ててよい。
⑬次は2番目の枝針。幹糸の中程を持って、サルカン側が8cm短いように全体を半分に折ると、その頂点が結ぶ位置。
(オモリ側を長くするのは、オモリを結ぶ結びしろを残しているわけ。)
上記の頂点(結ぶ位置)を右手指でつまんでおき、そこにハリスを添えて一緒に持つ。
⑭ ⑤~⑫のプロセスを繰り返し、2番目の枝針を結ぶ。
⑮左手で2番目の枝針の結び目を頂点にして幹糸を持ち、全体を半分に折る。
幹糸2本(折り返してるから)を一緒につまんだ右手指を1本目の結び目と同じ位置までスライド。そこが3番目を結ぶ位置。
位置決めに使った1本目の結び目は離してやり、指に残した幹糸にハリスを添えて一緒に持つ。
⑯ ⑤~⑫のプロセスを繰り返し、3番目の枝針を結ぶ。
竿側にサルカン、均等に付いた3本針、オモリ側は何も無し。これにて完成!
この仕掛で4kgオーバーも釣ってるので、自信を持って行ってきて頂戴。
これ用の仕掛巻きについては、別記事でね。→ 仕掛巻を作ろう
しかしな、この仕掛自体はすぐにできるのだが、これを文章と写真で伝えるのは大変だな、ゼェゼェ。
この入魂の説明は、果たして読者に伝わったのか?無理やろな。だってタイだもん。
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2009年12月26日土曜日
パンダのポッキー
2009年12月24日木曜日
シーチャン島さらに地味
2009.12.6のfishingのお話。
シラチャのHARUさんと2人で、キャプテン・オッの船でシーチャン島沖に行った。
ところが、最近の地味さに輪をかけたような大不調。
小鰺チョボチョボで一人ビニール袋2つ分ぐらいしか釣れなかった。天気良かったのになあ。
驚いたのは、隣の船が5kgぐらいのプラーチョンタレー(スギ)を5匹連続で上げたこと。
その船は,、イカ用の照明アームが出したままになっていた。どうも活イカを使っているようだ。
派手なファイトを見た周りの船がぶわっと寄ってきて同じ大物を狙ったけど、餌が違うのだろうか、全然駄目。
今までシーチャン島でプラーチョンタレーを釣ろうと思ったことなかったけど、あれ見てて思ったな。狙って釣れると。
上は、タイ人満載で横を通過するキャプテン・タン。僕がいつも乗る船だ。キャプテン、あんまり乗せると沈むよ(笑)。
さて、夕食は、HARUさんと僕が少しずつの釣果を持ち寄って、明るいうちからファミリー宴会。こういうのもいいよね。
アジやイトヨリの揚げ物に加え、珍魚アカメモドキを刺身(画像)にして食べるという掟破り。自然保護団体から撃たれそう。
ま、撃たれる前にコンク(中略)してサタヒップ沖に沈(以下省略)。
2009年12月19日土曜日
輸送用の竿ケース
タイの下水用?塩ビ管を使って作った。長さ2m、外径11.3cm、内径10.8cm。厚み2.5mmの屈強なパイプだ。
蓋の片方は接着固定してある。もう片方は、着脱式にしてあり、竿を出し入れする。
本体の両側に穴を空け、ワイヤーとスナップをそこから伸ばし、蓋に掘った溝に沿って輪ゴム3本で留める。蓋の脱落防止ね。
これにGTロッド、ショアジギロッド、ボートジギングロッド、シーバスロッドの4本とグリップがすんなり入る。
取っ手は重くなるので付けていない。エア・エイジアの15kg制限対策ね。
乗用車での輸送時は、助手席のヘッドレストを外して少しリクライニングさせて乗せ、シートベルト固定が吉。
出かける前に車用のワックスを塗っておくとよい。空港でベタベタシールを貼られるのだが、後で簡単にきれいに剥がせる。
空港チェックイン時に必ず「中身は何ですか?」と聞かれるので、迷わず「ウンコです。」と答えよう。
その瞬間から、おネエちゃんの笑顔は蔑視に豹変し、あなたの遠征は迷走を始めるに違いない。
飛行機で釣りに行こうとすると竿ケースが無ければ始まらない。でも、売ってるヤツは高かったり細かったり短かったり。
塩ビ管で自作だと、蓋も合わせて300バーツ程度だから、お得よ。暇な時に作っておいてね。
僕の竿は仕舞寸法が長いのが多いので2mなんだけど、長さは自分の竿に合わせてご自由に。
2009年12月15日火曜日
Center of the Universe / Kamelot
2009年12月8日火曜日
朝はサラパオと豆乳だぜ
タイの朝食でパトンコーというのがある。中国の油条と同じ、味の無い揚げパン。
これを甘い豆乳と一緒に売っている屋台があちこちにある。
その屋台で、たいていサラパオというのも一緒に売っている。これはドーナツ生地の丸い揚げパン。
僕はこのサラパオが好きだ。週2回ぐらいは買って食べている。
こんな単純なものでも、店によって味が違う。
あちこち食べ比べて一番美味しい場所、それが 「ボイさんとヌッさんとニムちゃんの店」 だ。
シラチャの町からアサンプション通りのY字を左側BSC方向に進み、踏切を渡って200m、最初の7-11の前にある。
大きな木の下、丁度峠になっている場所だ。看板には「捻りパトンコー・豆乳・タイカスタード」と書いてある。 ←真ん中の緑の印の場所ね。
ここのサラパオはうまい。特に揚げたてはめちゃくちゃうまい。
外はカリッとカルカッタ、中はふわっとバイオマスター。
付属の豆乳は、標準仕様では容赦なく甘いので、「マイワン」と言って砂糖を大幅に減量してもらうと良い。
卵ぐらいの大きさのサラパオ3個と豆乳で10バーツだ。安いよな。
膨らし粉は、重曹ではなく炭酸アンモニウムを使っているようだ。
化学式の両端から炭酸ガスとアンモニアガスのツインパワーで爆発的な発泡を実現、これのおかげでカリカリふわっ、だね。
しかしこの粉のせいで、時にはアンモニアの「ツン臭」が抜け切っていないことがある。
いわゆるひとつの残尿感…、ってちゃうか(失礼)。手前サラパオ・奥パトンコー。袋が豆乳。
朝6時ごろから8時前までの短時間集中営業。ニムちゃん(右上)は、7時までここを手伝ってから学校に行く。
最近通勤でこの道を通る人が減ったけど、わざわざ回り道していく価値はあると思うよ。
2009年12月6日日曜日
昼はカオムーガティアムだぜ
シラチャで昼食。僕が通いつめるのは市場の近くの、マヨムトーンというお店。
麺とご飯物が中心の、地元民に人気の飯屋だ。
ここの、カオ・ムーガティアム(豚ニンニク丼)。これにどっぷりはまった。
醤油ニンニク胡椒味の炒めた豚が、ご飯にバサっと乗っている。
何処にでもあるメニューだが、ここのは別格の味。
炒める時に、ラーメンのスープをサッと加えているのが秘訣なのかな。
あんまり旨いのであっという間に食べてしまう。そして無性にまた食べたくなる。
朝がカオニャオムーピンで、昼がカオムーガティアムじゃ野菜不足だろってか?
そりゃそうよ。でもそんな健康に悪いことはしない。
朝も昼もカオムーガティアム!
黄色看板と「おいしいタイ料理あります」の看板が目印。上の写真の赤い印のとこね↑。
日本語メニューもあるから行ってみてはいかが?行く価値あるから。きっとファンになるから。
朝7時前からから午後3時頃までやってる。
12時~13時は混むので外した方がいいかも