2009.9.26のfishingのお話。
シラチャ在住のHARUさんと一緒に、キャプテン・タンの船でコ・サンパンユの西側に行った。
毎晩ひどい雨が続いているシラチャ周辺、その関係か、南西の風が強い。
隣の船が木の葉のように揺れている。こっちの船もそうなんだろうな。
その隣の船、長いファイトの末、10kgほどのスギを釣っていた。へ~、この辺にもいるのね。
こっちはアジ類の回遊がなく暇で暇で。
周りに白ウサギが目立つようになり、うねりも出てきたので、コ・サンパンユの風裏に移った。
ここは揺れがちょっとマシで、船酔い気味のHARUさんも復活だ。
ようやくここで小物が飽きない程度に釣れ始めた。
ミナミコノシロ、マテアジ、イトヨリ、ホシギス、ハタ類など魚種多彩で楽しい。
底は砂交じりの珊瑚で、すごく粗い。ハタが来るが、良型だと一瞬で根に持っていかれてしまう。
船頭も含めて3人で切られること6回。全部釣ってりゃ結構お値打ちだったのになぁ。
頭にきて8号(32lb)の仕掛にしたら、今度は何も食わん。おいおい、あんまり微妙な食い分けしないでくれよ。
終盤はエサ(カタクチイワシ)の代わりに、エコギアパワーシラスを付けてやってみた。
投げてしゃくりながら巻いてくると、マテアジが良く釣れた。
僕だけ快調なので怪訝そうな船頭に見せてやると、「ゴム餌~!」と驚いていた。
今度日本でメバリング・アジング用品を仕入れてこよう。
HARUさんは地元での磯釣りや小船の釣りに詳しい。色々と教えてもらえそう(喜)。
place : Ko Sichang
fish : Giant Threadfin, Yellowtail Scad
2009年9月27日日曜日
シーチャン島 風ビュンビュン
2009年9月24日木曜日
Desperadoガイド巻き直して緑茶系
8月に復活したダイコー DESPERADO DS962ML。お祝いにガイドを一旦全部外し、バット部・フェルール周りと一緒に巻き直して新装だ。
上は完成後の画像。写真を繋いだだけで、折れてるわけじゃないからね。竿の写真ってホント難しいね。
巻き糸の色をあれこれ考えたのだが、モスグリーン×メタリックグリーン仕上げにしてみた。
オリジナルは黒+金ワンポイントという剛直なイメージだったが、緑茶系の外観にしたらマイルドで落ち着いた感じになった。これがなかなかいいんだな。
しかし、外して巻いてつくづく思った。FujiチタンフレームSICガイドというのは物凄い製品だと。
8年使って、傷も錆も全然ない。機能部品としての初期性能を永遠に持続できるのではないか?
またあちこち一緒に行こうな、緑茶のDESPERADOくん!
2009年9月23日水曜日
是拉差龍虎園
2009年9月17日木曜日
リディ島で戒律破りの一匹
2009.9.13のfishingのお話。
前日に続いてやや波風があり、沖磯は無理だが、近場なら海に出られるという。
船頭 「リディ島はどう?岩が沢山あって魚が多いよ」
僕 「えぇ?あそこは陸に近すぎて、水が緑色じゃないの?あんなところにプラー・モン居るの?」
船頭 「大丈夫。プラー・モンもクイーンフィッシュもいる」
ということで、パクバラから沖に向かって左手すぐに見えるリディ島を目指した。航程40分。
リディ島のすぐ沖には3つの属島が並んでいて、それぞれが多くの小磯・沈礁を周りに抱えている。
おお、近場の割りにいい感じじゃん。水色もまあまあ青いし。
と思ったが、やはりラマダン期間、イスラム圏のお魚さんは断食で一向に水面を割らない。
投げて投げて指先が破れて痛む。そして船は北から3つ目の属島、プラオマ島に接近した。
ここの磯際、プレミアPMRJ90Hが放ったスキッターポップRHに派手なバイト。ようやく出たか。でも掛からず。
連続3回目のバイトでようやく乗せることができた。プラー・モンの51cmだった。腹減ってたんだろうなきっと。
この後、元気のいい当たりが2回あったが、どちらもちゃんとフッキングに至らず、残念。
ここで船頭の誤判断が出た。南にあるプラウゴー島への転戦だ。
行ってみると、浅い磯場の連続で、河口に近く水色がとろんとしている。
船頭はプラー・モンが沢山釣れたことがあると言っていたが、時期ハズレのようだ。全くアタリなし。
炎天下これだけアタリが無いと、飯を食うぐらいしかすることないよ。前日釣ったハタと翼長50cmのカニ。このカニ最高!
ここプラウゴー島で4時間を費やしてしまい、その間に海が荒れ出した。
プラー・モンを求めて戻ったリディ島の表磯一帯は、もう船を寄せ付けないほどうねっている。
うぅむ残念、釣れた場所周辺で粘るべきだったな。
ほんの近場でもルアーが出来る場所があるのが分かったのが、この日の収穫だった。
これまで毎日雨で荒れてたのに、あんたが来たら2日間一滴も降らない。ラッキーだねとも言われた。
今回は、河口のマングローブでの釣りを覚悟して来たんだった。贅沢は言うまい。
え?遠くまで行かなくても、シーチャン島あたりでシマアジでも釣ってろって?も~意地悪なんだから、奥さん。
11月には風が止み、アンダマン海は青黒く染まる。そこへの道を付けてるのよ。行くぞ一人でも。シーズン開幕近し!
place : Ko Lidi~Ko Plao Ma, Satun
fish : Giant Trevally
2009年9月15日火曜日
ブロン島 船頭ヘロヘロ魚も断食
ラマダン期間中のサトゥン沖に単独釣行した。
今年のラマダンは8/20~9/20で、イスラム教徒は朝6時から夕6時まで飲食禁止。水さえ駄目。
さて、船頭は炎天下で飲まず食わずで働いて、体が持つのだろうか?
北西風がやや強い中、12:40にブロン・ドン島から攻め始めた。
僕はPE4号+リーダー60lb(18号)+40g級ルアーという、スレンダー美女誘惑タックルを2本用意した。
これを交互に使う。これならトラブルがあっても休まず投げられるし。そして小魚用も1本。

この辺り、西側の表磯がプラー・モン(ヒラアジ類)の着き場となっているのだが、この日は波風で行けなかった。
一方、裏磯は投げても投げてもバイト無し。何時間もバイト無し。元気者のクイーンフィッシュさえ食わず。
そうか、この辺りは魚もムスリムであったか。ラマダンで断食なんだ。しまった。
この辺の魚が豚肉を食べないことぐらい、前から分かっていたではないか。
仕方なくお遊びでビーフリーズとかワンダーとかの豚肉系ルアーを投げると、各種仏教徒のハタがよく釣れる。

船頭はしょっちゅう横になって休憩してるし、パワー激減の模様。 そりゃ無理もないよな。
自分が食えないせいか、2時間おきにカップ麺を出してくれてさ、ママー・トムヤムクン味を3連発(失笑)。
そんな中、頑張ってブロン諸島をドン島→マイパイ島→レ島→キノ島と東から西へ4島回って、18:00納竿。
ハタのお土産だけだったけど、この時期海に出られただけでよかったのかもしれない。
本当は荒れる時期の方が魚影が濃い、という話も良く聞くが、事実はそれほど甘くない。
南の戒律は、海底までをも支配する厳しいものであったということ。
place : Ko Bulon, Satun
fish : Rockcod
2009年9月14日月曜日
Last Train Home / Pat Metheny
2009年9月9日水曜日
ミドル級スピニング購入、何だこの価格差?
中型のスピニングリールを買った。
写真の右のやつ。ダイワ Exceler 4500T。タイでの新製品だ。オフショアジギング用とのこと。
momoさんに教えて頂いたミンブリのチンリュー釣具店(chinglewtackle)でのお買い物だ。
写真の左に写っているのは、以前セブンシーズで買ったシマノ 08_Biomaster 8000PG。
これがソルティガとステラでないところが、我が裏街道人生の縮図である。
しかしまた似たような大きさの、似たようなスペックの、似たようなカラーのリールを買ってしもうたの~。
比べてみると……
maker | model | weight | bearings | ratio | 1wind | drag | origin | price baht | JPyen |
Daiwa | Exceler 4500T | 545g | 6+1 | 4.7:1 | 89cm | 10kg | China | 4,500バーツ | 12,600円 |
Shimano | Biomaster 8000PG | 565g | 5+1 | 4.8:1 | 89cm | 9kg | Malaysia | 9,600バーツ | 26,900円 |
決定的に違うことがあるのよ。オシレーション方式?A-RB?それもだけど、上の表見てよ→値段。
2倍!(高見山風に指を立てて声を伸ばして「にばぁ~い!」と言うべきである)
なぜこんなことになっちゃうのか?
日本には、このExceler4500Tと殆どスペックが同じモデルがある。シーゲート4500だ。これは24,000円ぐらいする。
Exceler4500Tは完全にタイ人向けの価格設定で、日本に比べてぐぐっと安くしているようだ。
一方Biomaster8000PGは日本で20,000円ぐらいで売られていて、これを日本から輸入してタイで売ってる模様。
ということで、一旦日本を通過するだけでジャパンクオリティ認定、値段が倍になると言うからくりだった。
まあ、シーゲート4500を激安で買ったつもりになって、素直に喜ぶことにしよう。
このExceler4500TにはPE4号を巻く。ペアを組むのはダイコー・Hemingway HWC710ML。シイラ用のボート・キャステイングロッドね。
これで、ポッピングをする。アンダマン海のシーズン入り近し。ポッパーに小鰺がプルプルっと来た時にはも~たまらんね。
さあ、安いけどマッチョな体育会系、頑張れDaiwa Exceler 4500T!
2009年9月6日日曜日
シーチャン島うねる
Markさん、Akeさん、Vewさんと4人でシーチャン島沖へ行った。あ~釣れんかった。前回の2割ぐらいかな。
結構うねりがあって、海が初めてのVewさんなど連絡船で既にダウン。
そんな中、キャプテン・タンは列島南端まで船を進めた。
僕は新しい竿でポッパーやらジグやらを投げたのだが、魚が居ないからキャスティング練習みたいなもんだな。
餌釣り組は不振。やっと回ってきたのは、虎柄のマテアジと黄色い一本線のカンルアンというアジ。
僕はこれをショットガンで狙ってみた。餌無し空バリでストンと落とすあれ。パッパカ釣れたが、この時間帯だけだっな。
まだまだ最南端で釣りたいのに、キャプテンは今度は最北端のコ・サンパンユに移動。あ~時間の無駄。
途中シーチャン島西岸全部、CDマグナムを曳いたが一発来てバレてしまった。
コ・サンパンユは不調。マテアジがちょっと来るだけ。そんな中、僕がキャスティングジグで釣ったのは何とアオリイカ。
gallopの30gさん。あんた何でも釣れるジグだけどさ、イカの立場にもなれよ。
見るとMarkさんの軟竿が根元から曲がってる。「こんな竿に…!」とゴリ巻きで釣ったのはクイーン53cm。お味は如何?
15時ごろから潮が良くなるという状況だったが、皆さんうねりでダウン気味なので14時納竿とした。
シャム湾でうねりとは、アンダマン海が思いやられる。早く雨季明けないかな…。
place : Ko Sichang
fish : Talang Queenfish
2009年9月3日木曜日
何よ~?チヌ?
ナンヨウチヌ Acanthopagrus palmaris。画像は25cmの小型。
鱗が粗くて側線の上が3.5枚。キビレみたいだ。 寸詰まりでかっこ悪いが、40cmぐらいになると、それなりに立派に見えるのは、タイ科の証し。
狙って釣る人は、エビ餌のブッコミで根に付いてるのを根掛かり覚悟で攻める。
僕はブッコミやりたくないな。船の上からPEで根掛かりするとしんどいもん。
落とし込みでも食わんことは無いだろうが、他の雑魚に邪魔されて、釣れるまでに10年は掛かると思う。ふぅ…