キャプテン・タンの船を単独予約して出かけた。
漁連ジャー隊長さんとメンバー、シャクリーズのソガッポンさんと会社の皆さんがいて7:00の連絡船は賑やかだった。
しかし、強い南西風で海上は荒れ模様。白波と大きなうねりの中、連絡船は慎重に進む。
時にうねりに突っ込み甲板が大波を被り、客室にも滝のように海水が侵入。船体が折れるかと思った。
普段40分のところ1時間以上かかってシーチャン島に到着。ゲロゲロのお客さん多し。
漁連ジャーご一行は北端のジンダ筏へ、僕はキャプテン・タンの船で東沖に出た。
しかし、シャクリーズご一行はキャプテン・ワンチャイに「危ない」と乗船拒否され、陸釣りに変更。残念そうだった。
さて、僕を乗せたキャプテン・タンは「ここは型のいいアジが居る」と、波風に激しく揺れる中で海堡に舫って開始した。
すぐにカンルアンやフエダイが毎投釣れる。しかし重い船を繋いだロープがコンクリートに擦れて切れてしまった。
潮下の海堡に激突しそうになったが寸前で旋回、冷や汗かいた。風裏となる北の岬に逃げた。
そこは嘘のように静かだった。筏の上から漁連ジャーさんたちの笑い声が絶えない。
しかし小型のクイーンが一匹来ただけでアジ類皆無。ここから魚を求めての流浪が始まった。
東沖に行っては波風に翻弄され、サンパンユ島の横では小さなフエフキばかり。
1匹、ウグイを大きくしたような精悍なフィッシュイーターを釣ったが、写真撮影時に逃げられてしまった。つらい!
15時の連絡船で帰ろうと港に戻ると、何と荒天欠航。次の16時の船が午後唯一の便だと。
漁連ジャーと一緒に何とか無事にシラチャに戻ったが、下手したらシーチャン島宿泊で月曜日遅刻だった。危なかった。
荒れて釣果ちょっぴり。でも相手をしてくれた船頭と魚少々が居て無事帰れたのだからラッキーということにしておこう。
place : Ko Sichang
2012年6月20日水曜日
シーチャン島 かつてない大荒れ
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こんなにフエフキばかりまとまって釣れているの、初めて見ました。珍しい魚ではないですけどね。
返信削除謎のフィッシュイーターが気になりますね。
先週はお疲れ様でした。先々週はよくあのうねりの中で連絡船動きましたよね。その船中で仕掛けをもくもくと作っているRJさんの背中に惚れました。
返信削除そうとう荒れたのですね。
返信削除今週は、こちらも大荒れ模様で、台風が2個連続で襲来です(涙)
triphopさん、ヘリング類、ボーンフィッシュ、エソ類、ああいった背鰭の肌色の魚。体型はグラウに似ていて、断面は丸、鱗は手につかない。50cmぐらい。何だったのか…
返信削除ソガッポンさん、大事な社内行事が現地で流れてしまって残念でしたね。この辺り、6月は年間で一番荒れますけど、あんまりでした。
返信削除tokuhainさん、6月から台風が上陸していては、先が思いやられますね。一番良く釣れる秋に少ないといいですね。
返信削除謎のフィッシュイーターを市場で見つけました。プラー・ナムドックマイだそうです。何だろ?
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