注意:「アジング」検索で来られた方、本当のアジングではないのでご了解下さい。
2009.10.10のfishingのお話。
日本で流行りのアジングは、ジグヘッドに極小ワームを付けてスピニングで攻めるという繊細な釣り。
これを、アジ類の多いシーチャン島で試してみようかと。
但し、もっと定義を広げて、「コマセを使わない疑似餌でのアジ釣り=アジング」ってことにしてね。
釣りを始めたのは午前10時前、コ・サンパンユの南西100m。いつもの場所だ。
同行はシラチャのSさん、Kさん、Akeさん。この3人は餌釣り。
さて、アジングの仕掛だが、幹糸6号、ハリス5号、全長120cm3本針の胴突仕掛を作る。(どこが繊細やねん!)
針は、軸が平打ちでキラキラ光るアジ専用のもの。僕はハヤブサの新アジ胴打を好んで使う。この日は11号ね。
アジング用のワームは1つあたり30円程度と結構高いし、タイには良いのがないので、自作した。自作と言っても、切るだけ。
不要なワームの白っぽいヤツを、長さ3cm・幅4mm・厚さ2mmのシラス風にカッターで切り刻んで一杯作って持って行く。
派手にしゃくりながらの釣りになるから、ワームのディテールは問題ではない。何か針に付いてれば良いのだ。
この短冊のような自作シラスを3本の針に付け、海底まで落として、しゃくってまた落とす。
ミニワームの胴突アジングって、サビキのショットガンと一緒なんだけどね。
コレがよく食うんだな。ピチピチのカタクチイワシの餌に負けない。
しゃくって上げてくると、数匹のアジがワームを取り巻くように付いてくるのが見える。
アジングは止めると食わないので常に動かしているが、餌釣りの方は大体止めて待ってるという違いは有る。
アジングのほうが釣果が伸びるのは、手返しの良さだと思う。
餌釣りは、雑魚にも食われてしまい、毎回3本針にイワシを付け直すので、その分遅れてしまうのだ。
シーチャン島で来るアジは、マブタシマアジ(ティコン)、マテアジ(トゥーロン)、ホソヒラアジ(カンルアン)の3種が多い。
午前中は潮が動かず散発だったが、午後に行ったタンパンビーチ前は沢山釣れたな。
全般に小型だけど。餌釣りの3人が待ってる間もどんどん食ってくるので忙しい釣りだった。
ピヤ(リュウキュウヨロイアジの幼魚)まで釣れちゃったよ。
餌釣りの3人は、鯵類、イトヨリ、キス、クイーンフィッシュ50cm超と、こちらもお土産十分の一日だった。
さて、餌釣りはしないという線引きのあなた、シーチャン島のアジングなど如何?一応ルアーだよ!楽しいよ!
place : Ko Sichang
fish : Small Mouth Scad, Yellow Tali Scad, Bump-Nosed Trevally, Smooth Tailed Trevally
2009年10月11日日曜日
シーチャン島でアジング
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tokuhain - 2009年 10 月 11 日
返信削除動の釣りで、なかなか、良い釣果ですね。
ワームを取り囲むアジが見えるということは、それほど水深もないようで、手返しの早いワーム・アジングが有効だったようですね。
☆ リュージョン - 2009年 10 月 11 日
tokuhainさん、水深10~15m位です。底でしゃくってるうちは見えません。
底で食わず、だんだん表層までしゃくってくると、底から表層までアジが付いて上がってきて、やっと見えるのですよ。
超浅いのではありません。底でも食うし中層でも表層でも食うのです。しゃくり続ければ。
カンルアンは緩い上下動で食います。ティコンとトゥーロンは魚がやっと追いつけるぐらいの激しい上下動で食わせます。
底でしゃくるとイトヨリも食ってきます。