2010年12月15日水曜日

サトゥン 千里の波濤

2010.12.11~12のcastingのお話。
JUNさんと2人でサトゥン弾丸に行った。結果2人とも2日間、衝撃の丸ボーズ!
おかしな予兆はあったのよ。
往路の朝、分厚い雲と霧の中、ハジャイ空港に着陸を試みたAirAsia機は滑走路直上で着陸を断念、急上昇した。
そんなこんなで飛行機は40分の延着。すると今度は迎えの車が居ない。
なぜだと電話すると、リュージョンを語る何者かがドライバーに対してこう電話してきたと(ドライバーは言った)。
「リュージョンは病院に行ったから釣りはキャンセルだ。空港に迎えに来なくて良い」
何とか空港放置は回避してパクバラに向う事ができたのだが、いったい誰のどういう妨害工作やねん(苦笑)。
予兆は現実となり、海上は大うねり。タルタオ島北端から見る西岸はとても近づけない状況。
アダン島に向った連絡船も途中で引き返してきたほどの荒れ具合だった。
そういう状況なので、初日は魚の居ないタルタオ西岸→タキアン島→リディ島と見物して戻った。
JUNさんは居そうな雰囲気だけは放つ磯周りに真面目にキャストを続けていたが、ちょろ反応のみ。
2日目は夜明け前から大風大雨。止んだ隙にバンガローから船頭の家まで歩いて5:30に出船した。
初日よりましだが、うねりの残る海をブロン諸島に向ったものの…。
どの島も好ポイントの表磯は真っ白に波を被っていて、盛り上がるうねりにアプローチ不能。
下右の画像は静かに見えるが、壁のようなうねりが押し寄せているのが分かる人には分かる。
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キャストできるのは裏磯の4割程度。それでも海に出られただけラッキーと釣りを開始した。
最初はブロン・マイパイ島。ここで僕のリップルポッパーにプラー・モンが1回だけガバっと出たがそれっきり。
次のブロン・ドン島では大雨で1.5時間休憩、再開後、また豪雨でパンツまで浸水、長い間雨宿りした意味無いやん。
次のブロン・レ島へ移動中、ますます風とうねりが強まり、風裏で昼食休憩。カニをむさぼるように食う。
風が止んでから、大きなうねりの中をヒン8、ブロン・レ島の西磯、キノ島・ラナ島の裏側のみキャストして回った。
全然バイトなし。食ってもよさそうなもんだけどな。最後はサンダーストームに巻き込まれ、大揺れの中を帰還した。
JUNさんも同じ思いだったのだろう。「ずっと真面目にキャストしましたよね」を繰り返していた。
JUNさんは同じタイのアンダマン海のキャステイングで12kgのGTを獲ってるし、ここの不漁に納得いかないみたい。
でももしかして、12月・1月はベイトフィッシュとともにトレバリー類がこの地域から消えるのかもしれない。
自然相手のことだし、天候を見て直前キャンセルができる釣りでもないし、行かなきゃ絶対釣れないし…。
表題の「千里の波濤」とはそのような辛苦を乗り越えて何かを達成した時に使う表現だが、今回はただ押し返されたね。
しかし鉄の意志ここに有り。乗り越えてみせる。いつの日か。
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place : Bulon islands / Satun