2009年4月25日土曜日

新兵器 ダイコー・プレミアを飾る

日本でダイコー PREMIER PMRJ-90H という竿を買ってきた。
今あるシーバスロッド(アルテサーノ9'6")が30gまで、GTロッド(フォキート8'3")が90g以上。
そのすきまの40~80gという手頃なルアーを投げる竿として、7フィートぐらいのシイラ竿を探していた。
お目当ては、ダイコー ヘミングウェイHWC-710とか。でも店頭に無くてね。
そこで見つけたのがこれ、プレミア。ブルーランナーという愛称が付いてるやつ。
磯から青物をジグで狙うための竿で、9フィートとボートには長すぎるが、適合ルアーは40~80gとピッタリだ。
安いけど、なんたってダイコーだから性能は間違いない。よしこいつだと買って帰った。
ところが家に帰ってよく見るとだ。シングルラッピングに灰色のベタ塗りで、色気も何にも無い竿なんだ、これが。
戦闘という目的のためだけに生まれた軍艦にも似た…。
その上、各ガイドのかかと部分にスレッドが巻かれておらず、2mmぐらいむき出しになっている。
タイ人のおねえちゃん見て、ヒゲぐらい剃れよ、と思わずつぶやきたくなるような感じにも似た…。
DSCN3214
これを見て決めたね。「僕が、補強も兼ねて、ブルーランナーらしくしてやる」、と。
タイに戻って、青いメタリックスレッドのD番を買い、全てのガイドのかかとの上の部分を巻いた。
メタリックスレッドは弱いから装飾専用なんだが、無いよりマシでしょ。
そして、エポキシでコーティング2回。タイの気候はいいよね、早く固まるから。
それでも塗ってから最初の2時間ぐらいは、5分毎に90度回転させて、液垂れを防ぐ。忙しいのよこれが。
ジムにも竿を連れて行った。マシンに乗っては5分毎に降りて竿を回す僕を、インストラクターが笑って見てた。
さあ、どうよこれ。ブルーランナーらしくなったでしょ。アンダマン海でいい夢見せてくれそうでしょ。
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参照 : → その後この竿はどうなったか?

2 件のコメント:

  1. tokuhain - 2009年 4 月 25 日
    いいですね。こうやって、一手間かけることで、愛着も湧こうってもんです。但し、いい夢見させてくれるか、不肖の息子になるかは、親しだい。きっちり、投げ倒し手下さいね。

    @ KAZ。 - 2009年 4 月 26 日
    いいやん、流石ですね。
    私も以前ガイド修理をしたときにロッドを回すのが大変でさ、
    その後おもちゃ屋に行ってTAMIYAのヘンテコなギアシステムを購入し
    組んでみた。回転速度も調整できて使える一品になったが
    ロッド回す機会なんてそう無いわな・・・(^_^;)

    momo momo - 2009年 4 月 27 日
    うわぁ~ 器用です。私には絶対出来ません。
    手を掛けた事で「アンダマンはダメダマン」にはならないでしょうね。
    これででっかいの釣上げてください。

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  2. ☆ リュージョン - 2009年 4 月 25 日
    tokuhainさん、はい、投げ倒してきます。
    このブルーランナーの竿先が海中に突き刺さるまで。
    人に振られ、魚に曲げられて、棒が竿という生き物になっていくのです。

    ☆ リュージョン - 2009年 4 月 26 日
    KAZ さんはTAMIYAでくるくる回したか(爆)。
    僕はダンボールで小→ベルト→大→軸→小→ベルト→大のギア作って、扇風機の風で回す計画立てたのよ。
    トルクコンバーターみたいにしてさ。
    でもタイの気候だとすぐ固まることがわかって、バッカンに竿ベルトで固定して5分毎回転方式に変更。
    日本だと6時間は回さんとだめですな。
    そのあとの固化も凄いぞ。昼の室温は(会社行って居ないけど)40℃ですからね。
    2日ぐらいでエポキシの実用強度出てると思います。

    ☆ リュージョン - 2009年 4 月 27 日
    momoさん、これはサブロッドですから、これで遊んでるうちはでっかいのは釣れません。
    しかし、メインロッドは重いし、くじけるし…こいつの出番が多いかも。もしかして休憩用?(爆)
    彼とペアを組むのは、PE4号・リーダー100lbを巻いたドラグ9kgの普及品リールです。

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